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テーマ:政治について(20202)
カテゴリ:日記
≪爆走する麻生の作戦か?≫
元々私はそれほど麻生氏を支持・応援していた訳ではありませんでしたが、最近の麻生氏の爆走ぶりには良い意味で楽しくなってきました。 前からずっと言ってきた事ですが、麻生氏は我々が望んでいるような保守主義の持ち主ではない(?)事も重々承知していますから、今の政局を乗り切ってくれる事と、自民党の保守議員を守るためにもここは応援しなければならないのだろうと、考えています。 内閣発足時に突如として発せられた、中山成彬前国交相の、「日教組はガンだ!」発言で幕を明け、ゴネ得、田母神論文事件、医者は社会的常識が無いのが多い、などなど、この数カ月間の間で多くの人が常日頃思っていた事が公の場で晒されることになりました。 福田政権は問題外として、安倍政権時でもなかった現象が麻生政権で続々と起こっています。私は今回の内閣をネーミングするとすれば、「本音ぶちまけ政権」と、名づけます。 それでも、「村山談話が否定出来ていないではないか!」などとお叱りを受けそうですが、それは一先ずおいて考えても、これまでの内閣と比較すれば誠に好ましい傾向にあると言えます。村山談話をネタに安倍氏を突き上げて退陣させたような愚行はもうここらで慎むべきでしょう。 仮に福田内閣時に、田母神氏の論文問題が発覚したならば、どのような対応を福田氏はしたでしょうか?もう、結果は皆様ご想像の通りだと思いますが、麻生内閣よりもさらに醜い扱いを田母神氏は受けたであろうという事は、想像に難くありません。 麻生は間違いなく「創価学会=公明党」が嫌いです。おそらくなんでこんな寄生虫がくっついているんだ!なんて思っているのかもしれません。それは創価学会自身も分かっています。 定率減税を廃止させた戦犯の「創価学会=公明党」が、素知らぬ顔して「(定額減税)定額給付金は私たちが実現させました!!」などという、公明党のチラシがもうすでに皆様のご家庭へ届いていると思います。 定額減税ではその税制のシステム上、所得の無い人や、中流家庭には何のメリットももたらさない事は明確でした。 つまり、公明党の言うがまま定額減税を実行したならば、これこそまさしく創価学会員活動用のバラマキ型選挙対策の減税政策であったのですが、これを麻生内閣が最終的に子供を沢山持つ中流家庭へ給付が多くなる「定額給付式」にしただけでも、まだマシだったのだと現時点で私は思っています。 そして、例の「(社会保障費)何で俺が払わなきゃならんのだ!?」発言ですが、産經新聞から記事を引用します。
この麻生氏の発言趣旨は、私が以前から提言している事とほぼ同じ内容です。病気にならない人、医者にかからない人の保険料を何らかの形で減免してはどうか?と、提言しているだけであって、全くもって正論です。 逆にこれの何が問題なのか、失言なのかが分からない。これが失言ならば「国民は病気にならない努力は全くしなくても良い」という事なのか。 確かに、普段から健康に気をつけていたにも関わらず、不幸にも病に冒されてしまった人もいらっしゃるだろうと思います。こうした方々へ医療費を費やしていただく事には何の異論もありません。むしろ積極的な手当の充実をもっと図るべきだと思います。 しかし、国民は好き勝手にやりたい放題生活するから、病気になったら政府が面倒見てくれよ!などと平気に言う人間の方が、著しく社会的常識を欠いていると私は言わざる得ない。 今、「政府が面倒を」と書きましたが、社会保障費は完全に国民全員で負担する皆保険システムに日本はなっていますから、正確に言うと「国家が面倒を見る」という事になるでしょう。 となると、「何の努力もしない奴の医療費をなんで俺が払わなきゃならんのだ!?」発想にもなるでしょう。これが、一庶民である私の意見です。 日本的な共助精神で言うならば、「ごめんね、それなりに気をつけてたつもりなんだけど、病気になっちゃったよ…」、「そうか、それは仕方が無いね、ゆっくり休んで早く良くなってまたしっかり働いてくれよ!」って、言うのが本来の日本の国民皆保険制度じゃないのか。 その所のバランス感覚を失った国民や企業が増えている事が問題なのであって、麻生氏の発言は問題提起にこそなっても、少なくとも私にとっては失言の類では無い事は確かだ。 (この話は長くなりそうなので次回エントリーに続きます) 応援クリックを!⇒人気ブログランキング こちらもクリックお願いします⇒FC2ブログランキング 最新のお知らせはブログのトップページへどうぞ!! 引き続き『国籍法改悪阻止運動』展開中です! 対応方法はこちらで確認⇒http://knnjapan.exblog.jp/8967292/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.01 17:42:35
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