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カテゴリ:今日の当たり目
母親の十三回忌で嫁と実家に帰って来た。
ゆーさんは嫁母に来てもらい留守番。 この前の反省で早速買った最新レーダー探知機は残念ながらまだ届かなかった。 途中高速道路のSAで明石焼きを食べ、実家に着いたのは昼過ぎ。 今回はダンナとダンナ兄以外は声をかけなかったらしく 家族だけでひっそりというのが親父の希望。 ダンナもいけない予定だったが、仕事の都合を無理やりつけ 数年ぶりに法事に参加。 するとピンポーンと近所のオッサンが訪問。 このオッサンは親父の元上司に当たり、まぁ血縁はないが親戚みたいなものだ。 ダンナも産まれたときからのお付き合い。 どこで聞いてきたのか 親父に「今日○○(母親の名前)の十三回忌らしいやないか。 うちをよばんとはどういうことや。お前とは親子のつもりでおったのに…。 もう絶縁や。」 といきなり安物ホームドラマも真っ青の展開。 何年も実家に帰っていなかったダンナもびっくり。 嫁はもっとびっくり。 しかし何を隠そう、実家付近の人々はなんと言うか… とにかく日々が昭和の時代のホームドラマのような人々で毎日が泣き笑いの 本当に人騒がせな奴らなのだ。 仕方がないので、久しぶりのダンナがまるく収めて、オッサンは香典(法事でもこういうの?)をおいて帰って行った。 それからお坊さんが来て法事が始まったのだが、親父の愛犬が部屋を駆け回り 親父は犬を違う部屋に閉じ込めては、犬がふすまを開けて出てくるというのを 4-5回繰り返し(お坊さんの所には近づかなかったので良かったが) 兄貴の長男、次男(4歳、2歳)がうろうろしまくり なぜかコロコロで床を掃除しまくり、兄貴と兄貴の嫁が追っかけてしかりつけというのを これまた4-5回繰り返し 唯一じっとしていたダンナはおかしくて笑いが止まらなかった。 その後途中参加のおば2人(父の姉妹)と共に父、兄、お坊さんと納骨に行く事に。 ダンナの車は8人乗りなので、みんな乗ればと提案。 荷物を片付けて3列目のシートをおこしていると、なんと 父、兄、おば2人が親父の車に乗って出発しようとしていた。 ダンナ「みんな俺の車に乗るんちゃうんかい。」と言うと 兄「もう遅いから先に行っとくわ。」とシートを立てる2-3分も待てない始末。 墓に着き、お坊さんに拝んでもらっている途中で お骨を収めようと骨壷から骨を出したのだが このとき7年前に亡くなったダンナの祖母(つまり父、おばの母)のお骨も一緒に納骨しようとしていたのだが、一番上のおばが「おばあちゃんの骨がない。」と騒ぎ出した。 「墓の前で骨壷から出したのになくなるわけないやろ。」 「どこにやったんや。お前はほんまに。」 と一番上のおばは兄弟にののしられ、お坊さんに拝んでもらっているのに ダンナ以外みんなそっちのけで墓の周りを探し出す始末。 すると伯母が「あったわ。」となぜかお骨をズボンのポケットから出し 親父に「お前はほんまに抜けてるわ。」とさらにののしられ ダンナはまたまた笑いが止まらず、法事は無事に?終了した。 これはダンナが到着してから約4時間の間に実際におきた事実であり ダンナは本当に疲れ、その日のうちに実家を後にしたのであった。 実家の周囲の人々はバカがつくくらい善良な人のいい人ばかりなのだが やはりなるべく関わらないようにしようと心に誓ったのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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