|
カテゴリ:カテゴリ未分類
長い捕虜生活の間にだんだんと栄養失調と衛生不良による伝染病でたくさんの仲間が死んでいった。
ただ どのくらいの期間の捕虜生活だったか 覚えていないです。 そんなに短くはなかったし、半年から1年くらい? そして やっと日本からの迎えが来て、その船の中で ポロポロと歯が抜けてき始めた。 日本に着いた時にはかなりの歯がなかった・・・と。 『人間はねー 極度の栄養失調で歯がなくなるんですよ・・』 日本に帰ってから・・・ 彼の捕虜生活は彼に実地の英語のレッスンとなり、 彼は英語が出来るという事で ちょっと変わった仕事が・・・・ 戦後の戦犯・・・・裁判の通訳だった。 嫌な事も 理不尽な事も そのまま通訳せねばならなかった。 嫌な仕事だった・・・と。 その後、彼は 東京のアメリカの企業で働き、定年退職して こちらに移り住んできた。 奥さんとの二人暮らし。 子供さんはいなかった。 彼はいろんな意味で アメリカ人が好きだったようです。 すべてを受け入れる それがアメリカだ・・・とも。 彼らはクールだよね とも。 今は他界されている Mr.O の思い 少しでもお話出来たら・・・と思い・・・ 記憶もあいまいでつたない文章でしたが。 ありがとうございました。 スルーしてくださいね。 おしまい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|