カテゴリ:井深大 語録
今から十年以上前、いやもう少し前かもしれない
ちょうどバブルの最盛期 井深はこんなことを語った 物だけで、ものを考える時代は終わった これからは、心と意識を考えたもの造りの時代だ その背景となったのが昭和の終り頃 幼児開発セミナーの講演にある 「先の大戦に負けたことで日本は大変革をすることになりました あの戦争のいやな思いを繰り返したくない 食べ物がない、住む家がない、着るものがない このような生活は二度としたくない 日本中の全ての人が持った心根だと思います したがって、物というものにそれまで以上に執着したのです ・・・・・・・・・・ 物を手に入れるにはお金がいる そこで何がなんでも、なりふり構わず金儲けしよう そういう思いだったのです」 ・・・・・・・・・・ 「日本はこの百年、物質主義に毒されてきた訳で そのことは反省しなければならない もっと早く、日本経済に見通しがついた 昭和四十年あたりから物質主義を見直す べきだったと思います」 日本は経済を豊かにするために、物を作り成長してきたが これからは、心を豊かにする人を育てなければならない と考えていたようです 余談ですが danubioはこの当時 バブルが崩壊し始めた事もつゆ知らず (バブル経済という言葉もなかった) 今回の不景気は何かおかしい そろそろ景気が回復してもいいはずなのに・・・ なんて呑気なことを思っていました まるで周回遅れのランナーもいいところです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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