寝つきの悪い木曜日
木曜日は絶対にはずせないようじがあるのだけれど、classic koの蒔絵師が東京にいらしたので、あってきた。一緒にアクセサリーのブランド e.mと、和ろうそくのコラボイベントに出かけ、結局のところずっと飲んで話していたのだけれど、一番作り手の方と話しているときに面白いのは、作るときのことや、好きなものの話をしているとき。cassiniのxaiさんと話しているときも画家の話をして どんなものを好きな人で 私はどんなものが好きなのかを知ってもらったが一番興味深いのかもしれない。「作ってるときって どうやって作るの?」と聞かれて自分の制作を中を思い出してみる。「音楽とか かけたりとか?」と聞かれたのでそういえば、「クラシックとかです」「かけて 入っていくの?!」「違いますよ 集中してそのうち聞きたくなるんです」と。集中すると、静けさで耳が痛くなるじゃない。それがいやだというのもあるんです。といろいろ話した結果・・「ロマンティストなのっ?!」といわれるが 「そうです」とは、答えがたい!まあ、作品があれだけ 女の子らしいのは自分でも把握しているわけだし作品を見られるって言うのは、私のnu(はだか)、そのものを見られている気がするんだけれど どう答えたらよいものか。今度は「いろいろ企画を考えて 勉強して、ちゃきちゃきと働いているようなイメージが」とも言われ「どっちが本当なのか」と、問われるわけです。そこで「多分 作品の女の子らしいというか、なんというか・・・な部分が本当なんだろうけどあれを人様に見せるのがとても恥ずかしいのでそういう部分を日ごろ見せないために、鎧のように こういう現実に見えている性格が生まれてきたんだと思う」と答えわれながら<そうそう!>と納得。ついで作品を誰かにあれこれ言われたときの話になり「僕は、誰には聞くけど、誰には聞かない」とか「怖くてコメントしにくいらしい」という大下さんがいて、私も確かに作品て、すごく自分勝手で本当を言うと「別に売れなくたって良いのさ」と思って作っていてエゴというか、使い手のことなんて考えない みたいなところがあるので・・・、みたいな話をしている。売れるものを仕入れたり、作ったりするときと、作品を作るときの違いを知っている人とお話をする機会があると、孤独感が減ってくるものですね。制作のお話などを聞いて 自分で作ったことのない蒔絵、工程を理解して、大変さを知ってみたいと思い「蒔絵をやってみたい」とか「工房を見たい」とかいろいろ無理なことを言いまくって困らせてきたがそれが叶わなさそうなので じゃあ・・「思いつきで発言するんですけど・・・・・」とあることを 思いつき 相談していると「それをやってほしかったんですよ!」と、快諾!「じゃあ、すぐにやってみますっ」とテンションが一気に上がってしまってさ~て どうやって着手しようかな♪ と、舞い上がってしまったり。そんなことを3,4時間くらい話しただろうか。飲みすぎた!すっかり下戸になってしまった私は、日ごろからお酒を飲まないので、久々に飲むと体に染み入るようだ。帰ってから 思いついた新しい企画のことも頭から離れないし、興奮して 寝つきの悪い 木曜の夜なのでした。