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• ウサギ男の踊り

  習い事で仲良くしてくれるオニイさんがいるのですがなんだかウサギみたいな奴　と勝手にウサギ男と命名。名前は知ってるけれど　心のなかでそう呼ぶことにしている。だって彼はまるで毒を抜いた女の子のようで、一緒にいると安心。ちゃーんと話を聞いてくれて、「それは、天美ちゃんが悪いんじゃないのオー？」とかちゃんとコメントをしてくれるし質問すると、当たり障りサワリのない返答じゃないところが　安心なんでしょうか。要するに、素直なんでしょうかね。私の好みのタイプとは、また違った意味での"安心を感じられる”タイプなんですがネ・・・。女って、毒々しいじゃない。一緒にいると気を遣ってならないので　最初から放棄してしまってさらに浮いていくという　魔のスパイラルにはまっている私ですが別段それを正さなければ生きられないわけでもないし、まあ、いい。とくに、年が微妙に近かったりするとねえ。離れてるほどに、楽だけど。おんなって、「みんなと一緒が大好き」なためか、カタにはまった回答を求めてくるアタリがイヤなのかもしれない。「女のこって、怖いんだもん。特に集まると。だから、最初から放棄するのさ！」と女の友人にいったら　「怖がるから、向こうも敵視するのよ！」と怒られたけど。でもさ、16年もの間　体育と数学の先生しか周りに男の人がいない、というようなところにいたためか女を一目見ただけで、大体どんな人なのか　分かってしまうきがする。それは思い違いかもしれないと思いながら話してみると、大体想像してみたとおりなきもする。けれども、一目見て「好きになると思う」　と感じた女の人のことは、話すとやっぱり　好きになる。**分からないところがあると手招きをして　が　しかし　かなり必死な顔をしながら「ここが、分からんのよ」と質問してくる　うさぎ男。「先生に聞きなよ」というと「たぶん相手しくれないよ・・・」という。「真面目にやる人には同じだけ真面目に応えてくれる人だと思うから　きいてみい」というと「ちぇ」ついでに、「冷たいのねっ～！」とかいう。なんでオネエ言葉なの。おかしすぎて　悶絶しながらさらに観察するとそれがどこなのか、よく分からないような踊りをしてみせてくるのが　更なる癒しになるわけです。さらに本日は　休憩中「コンタクト　踊ってる途中で　すっ飛ばしちゃってさ！　平気なんだけど」といいながら「コンタクトがナシでもあっても踊れないからイイヤ！」と言い出し、コンタクトの紛失よりも　「このステップを何回やったら良いのかわからない」と質問してくるので笑えてならない。笑うと、気持ちも解けるもんですね～

  Jul 12, 2007

• 「梅雨」

  「梅雨」を発売。気を取り直して、部屋を片付け　気分も新たに　作業。身の回りでの色々は、終焉に向かい　なんとかひと段落。***先日、地元の駅周辺を　大急ぎの用事があって　自転車で　ツツーっと　駅に向かっていたところ年上の友人のお嬢様が　私を発見して開口一番「あまみちゃん、自転車のサイズが･･･あってないよ」と、いったらしく　凄くウケタ！！　と、報告がありました。キッズサイズの私は　よくいろいろ、洋服やめがねが「私よりも大きすぎないか」と突っ込まれますが自転車が大きすぎないか？！　といわれたのは新しいコメントですねえ。

  Jul 12, 2007

• 「梅雨」

  満月の夜は事件が起こりやすいというけれど、6月の満月のあたりに、大変な事件が色々勃発して　その対応で　疲労困憊。ついでに風邪を引いてダフネ5周年目を迎えるという、実は結構大変な時期でしたがそんな中でも　私が自分の好きなように生きていられる制作の時間は逃げ場になるのか、沢山作ってしまう。今回出そうと思っているのは　「梅雨」。使う材質が違うと全然出来上がりが違うものだなあ　としみじみ。夜　制作してボディにかけておくと翌朝母が　ボディの前に座って　「紫陽花だわ～？」とコメントしてくる。そうそう、これは紫陽花。説明しないでよく分かりましたね。　本当は七夕の日に星のシリーズを出そうと思っていたのだけれど　そんなこんなで　間に合わず。流星群の時期にでも出します。星にはなんだか思い入れがあるのですよ。私の名前の由来だからかも知れません。こんなときに限って　上司で先輩の父は日本にいないわけで。誰に頼ったらよいのやら。今年は暑くなるんだってきいたのですが、心配ですネ～

  Jul 10, 2007

• 生み出される過程

  アクセサリーには、お洋服に合わせて考えられたものから、観念の表現作品として生み出された　オブジェのようなものまで、幅広くあると思うけれど、売り場でよく目にする作品とは、お洋服との組み合わせが　イメージしやすいものだろうと思う。けれども、オブジェになりきらず　ファッションの中に組み込めことが出来るぎりぎりの物の中は”他を許さない作品”なんだと思う。＜私を引き立たせてちょうだい＞といわんばかりに、他のアクセサリーをはずさせて、洋服も抑えさせてしまうような存在感。もちろん、作り手は　そんなことまで図々しく要求してないよ！結果的に、そうなっただけ！って笑うかもしれない。”ソープ”。ガラスで出来た、名前のとおりの　「泡」「しゃぼんだま」　をイメージしたネックレスなんじゃないかと思うけれどはじめてみたとき、「洋服に合わせる」とか、「人目」とか、そういうことを考えていた自分がバカらしくなった気がする。ソープは、SENTというブランドのネックレスでSENTは一人がアイディアを、ガラスの職人のもう一人が　それを実現するという二人のデザイナーのブランド。NYの美術館では、パーマネントコレクションとなっているものだそうで、大ヒットらしい。日本でこれをつけられる人は固定観念を打ち破った人なんだろうと思うが、日本で自然にぽんぽん売れていくものではないと思う。もちろん、売れたら凄い。でも文化的なものがネックになっている気がする。ソープを見るとこれまで思っていた”ネックレス”というものが、いかに当たり前で常識的なネックレスであって以下にただの”おまけ”に過ぎないかって言うことを、思う。そういえば　こういう類のものに乾いていたからか、　現代のジュエリー展　とかにいったらもっと見られるんだろうなあ、といろんなジャンルのジュエリーをもっと注意して見るようになったなあ。そういう、常識的じゃない、度肝を抜くような斬新デザインのアクセサリーなんて、本当はもっとあるのかもしれないけれど奇抜な、非常識なものにたいして　免疫がない日本人は多いいよなあ　とも思う。まだまだ　世界には面白いものがあるけれど　日本人にとってオブジェになりきらず、着用できるとっつきやすさを持っていて"個性の強いアクセサリー"をつけることへの入り口となるようなものはないか？それを　ぎりぎりでセレクトしてみたものが　アプリアティのバングルシリーズ。個人的には、フラワーがすきで、欲しい。たとえば、シンプルな上下に、　このバングルを一つだけ　みたいなつけ方ってあると思うけれど、「このバングルをつけたいために、他を抑えた」というのは、作品と作り手にとって一番うれしいことなんじゃないかあって思う。私はよく　　「これは他を抑えたほうが引き立つよ」といいたいために　、黒いプレーンなニットとかシンプルな洋服で　アクセサリーのモデル撮影をするけど。作品のもつ個性は様々だけれど洋服に合わせてさらに素敵に見せるアクセサリーもあれば、それ一つだけで主張しまくるものもある。前に、私の作ったネックレスや、私の選んできたアイテムで「どのお洋服に合わせようか、というよりも　このネックレスに合わせるお洋服を着ようと思います。」とレビューで書いてくださった方が何人かいらっしゃって、それが一番　恥ずかしながらうれしかった瞬間。たぶん、アクセサリーに対する思い入れの強い私のような人間には、”お洋服とあわせやすいかどうか”っていう、お洋服の引き立て役　という捉え方よりも”お洋服をあわさせる”アクセサリーばっかり選んで喜んでしまう。ある一つの、”ネックレス”という呼称で呼ばれる作品一つをとってみても洋服に合わせるためにつくられたのか、それが綺麗だと思って作られたのか何かの観念を表現するために作られたのか、と生み出される過程は様々でどれも正しいと思う。だから、どんな考えで作品をうみだすのかにより作品のそれぞれが　違うと思う。ただ、素人の私には、ただ　すてき！と思うだけで　その作品が何をどうやってイメージしたのか、なんて理解できないと思うし多分作り手も、そこまでは要求してるつもりもないとは思うけど。でも、アクセサリーを媒体として「喜んでもらう」ことが最終的な目的ならば、お洋服に合わせやすいものであっても、お洋服をあわさせるものであっても、どんな観念のもと生まれたものであっても最終的に　それが大事にされ、喜んでもらえるならそれでよいのではないか？と、思う。

  Jul 7, 2007

• お誕生日

  7/1、ダフネは　5歳になりました。お誕生日ケーキは、なぜかこんなに可愛らしいケーキ。5歳になるとは・・・というのが正直な感想で、最初はじめたときは”あって、無いようなもの”というくらい　形の無かったダフネ。私にとっての、やりたいことや、感性を目に見える形にしていける場があったら良い、と思って大事にしてきたもので、いろんな人に支えられてきたんだよなあ、と思って見るこのごろ。一番強烈に覚えているのは　最初の買い付け。童顔で身体が小さい私は、特に外国では20代前半にしか見られないのだけれども、さらに　「買い付けの”ミニマム”ってなんだっけ」みたいな若葉マークは、よく全く相手にされなかったし　”名刺すらもらえない”状況で悔しい思いをしたなあ。若すぎて　お客さんだとも思ってもらえないために、ハローともいってもらえず無視されるなどの外見の差別や、スペイン人バイヤーにものすごい意地悪をされたので　切れてしまって英語で意地悪なことをし返したもんだよなあ。アジア系差別などを味わったなあ。国内では”インターネットの仕事でしょ””子どものおままごとでしょ”という小ばかにした笑いの横で「そうなんです！」と笑いながら　悲しんで　一人で凹んできたよなあ。そんな中で、大変だろうからと知恵を貸してくださる方や、今のあなたには厳しい条件だから、と取引条件を思い切り下げてくださった先輩のアクセサリーバイヤーさん、ただ　一緒にやってみたい。と試行錯誤してくれた人、「買い付けというのはだなあ！」と、バイイング講座を頼まなくても開催し始める熟練バイヤー（先輩）齢60くらい。「僕は実は、一回会社をつぶしているので　天美ちゃんの今の頑張りが、よく分かるし、天美ちゃんの出来ることなら仕事を振り分けてやりたいと思う」と過去の失敗を話してくれた若社長殿。多分　これまで　沢山図々しく　失礼なことをしてきたと思う・・・。それなのに、苦労している人たちこそ　こんな私を　よく相手にしてくださったなあ。と、そのたびごとにうれしくて、泣けてきたのを覚えてるなあ。ダフネが育ったというか、私が育ったのか。でも、それもこれも　応援してくださる方のおかげ。どうもありがとう。そして、これからも　よろしくお願いします。2007.7.1　ダフネ　そうだ

  Jul 1, 2007

• 言わないで話す

  働きすぎる私を人間にするべく寄稿してくれる　ダフネのコラムニスト　オバマ。毎回一度読んだだけでは「なに？もう一回」と眉間にしわを寄せて考えるのだけれど、少し前にメルマガにのせた、ドストエフスキーの話。なんだか身に沁みます。【信じることと言葉】　「（略）わたしなどの考えでは、もし言を吐く以上、それを展開さしていかなきゃなりませんよ……」　公爵は額にしわをよせ、ちらと壁の上の時計を見上げた。と、ヴェルシーロフは立ちあがって、自分の帽子を取った。　「展開させる！」と彼はいった。「いや、むしろ展開させないほうがいいでしょう。それに、展開させないで話すのが、わたしの好みなんですから、まったくそうなんですよ。それに、もう一つ奇妙なことがあるんです。もしわたしがたまたま、自分の信じている思想を展開しはじめるようなことがあると、いつも話のおわるころには、自分の説を信じなくなる、そういう結果を生じるのです。今もそんなことになりゃしないかと心配なんですよ（以下略）」　　　（ドストエフスキー『未成年』（岩波文庫、中巻）より）　　多くの人が、「これを言った途端に、本当のことになってし　　まうんじゃないだろうか」とか、または逆に「言った途端に　　嘘になってしまうんじゃないだろうか」という気分を持った　　ことがあると思います。　　一体、人は自分が述べていることを、自分自身でもどれだけ　　信頼できるものなのでしょうか。特に、自分の気持ちや考え　　について何か言った時、言う時、どれだけ確信を持てるもの　　なのでしょうか。　　上記のヴェルシーロフの言葉は、そんな感覚をうまく言い当　　てているように思えます。（オバマ解釈）私は、展開させないで話すのが好きだ。展開させずに話しても　分かってくれる人が好きだ。でも、そんなのは　長い付き合いの末初めてできることなんだよなあ。大事なことこそ、言ってしまうと うそ臭く聞こえる。大事なことこそ、うそ臭く思いたくない。大事なことこそ、くだらない　言葉や間違いで、汚されるのがイヤだ。大事なことこそ、言わずにおいて、それで　分かってもらいたいのだ。こんなことを言わさないでおくれよ。もっとちゃんと　信じてくださいよ。と　思いながら伝えようとしても、結果　舌にはコケが生えてきて、言っているのに、ちゃんと話せないのです。大きな気持ちほど伝わらず、分かり合わないのねえ。好きな人に言いたかった気持ちは、ああいうことであって、そういうことじゃないのネエ。

  Jun 28, 2007

• 夢の色々

  告知は明日の朝なんですが天灯の新作が発売となり、早速ご注文いただいております。どうして告知もしてないのに　こんなに皆さんチェックが早いのか、不思議です。いつもはピアスが多いのですがイヤリング派の方から「つけられないのでネックレスがいい」というリクエストを頂き、今回はネックレスを増やしてみました。週末は最近の習慣になってきたヨガに行き、友人にイベントに行きしっかりと遊んできました。でも我ながら　めっきりお酒が飲めなくなっているのが、ショック！そして、今朝はなんとも妙な夢で起床。私が赤ちゃんを産むのです。大学の頃からの友人と4人で　ピアスをあけにいった時と同じようにきゃあきゃあ言いながら病院にいて、だれが一番に分娩室に入るか？と興奮気味で話しているのです。ちょっと緊張したら　次の瞬間はすでに首の座らない赤ちゃんを渡されていて「なんだ、たいしたこと無かったな」なんて、思いながら　拍子抜けしつつ　子どもを抱く。しばらくすると私は、「そういえば来月、旅行に誘われてたんだった、でもいかれないなあ何かと制約が出てくるんだなあ・・・それに、私はだんなさんがいないし、一人で育てていくんだわ。どうしよう！」と、大きな不安に襲われるのです。また場面が変わって看護婦さんに「さて、ゆっくり休んだし仕事いきたいんですが」と話しかけると「今日はゆっくり休んでいないと、意外とお産で身体は疲れているものですよ」といわれ仕事に出してもらえないという・・・。ちぐはぐな中に、現実的な感情が印象的な変な夢でした。それで、起床して　うわ・・・夢の中でまで　なんて現実的なことを考えてしまったんだろうと　。最近、結婚することや子どもを生むということを　なんとなくでも考えたりすることが多かったためかも知れないけれどこの現実的な感情、気のせいじゃ済まされない～

  Jun 24, 2007

• 斬新なお考え

  今年で10年目の友人が、広島に行ってしまう。10年も一緒にいると、いつもふざけて本当のことなど話しあわない。ちゃんと話し合って欲しいし、意見を言って欲しいことも茶化してばかりだったし、意見を言ったとしても　本心ではない。最近の誕生日ではあまりにも腹が立って「うそつき」と書かれたTシャツをプレゼントした。結局は何を考えていて、どうしたかったのか　どう思っていてくれたのかを、ちゃんと話し合うこともないんだもの。いつも　そんな調子で　あくまで推測で互いをやり過ごしてきたけれどそれは大方あっているようで、話していないのに通じていたらしい。結局　「俺のことは、天美ちゃんに聞けば何でも分かりますので、分からないことがあったらあいつに聞いてください」　と公言されるまでになっていた。10年も一緒にいると、付き合ったのかどうなのか、とかそんな話がばかばかしく思えるけれども結局彼は、8年付き合って別れた彼女がいて、その子と別れたのと同じ理由で、多分　私と彼は付き合わなかった。問題を解決する方向で頑張ることは出来ないのか、ときいても「無理だよ」といわれ、じゃあ　どうすればよいんだろう、と思っていると、持ち出された答えは「おれの親友と結婚してくれないか」。ずっと一緒にいたいけれど、俺ではかなわないことで　でも、確実に幸せにできる男がいるから、その人と結婚して、「おれとそいつと、お前で3人でずっと遊ぶの。」なんていうんですよ。なんなの、そんな　新しすぎる考え。斬新過ぎてついていかれません。ちゃんと問題を解決する方向で考えてくれないんだなあというところが問題で、だから一生友達がいいね、と言いあって、帰宅。そんな彼が広島に行ってしまう。いやあ、彼が結婚するときはきっともっと、ずっとさびしいんだろうけどさびしいもんだな。

  Jun 23, 2007

• 鐘の音

  小説を読む時間というのは贅沢だなあ、と思う。本によっては　あっという間に一冊読んでしまえるけれど、なかなかそんな本にも出会わない。でも　最近は　森絵都「風に舞い上がるビニールシート」をよんで、お気に入りの一冊になりました。森絵都の書き方には癖もないし入っていきやすく、全然立場の違う登場人物に共感できてしまえるのでたとえば結婚している女の話でも、結婚している男の話でも　読んでいて気が重くなるくらい他人事じゃなくなるのですね。短編なのに引き込んじゃうって凄いなあ。すごくずっしりきてしまい、それから先を読むことが億劫になって　読むのをやめてみたりすることもありました。中でも、「鐘の音」という話が私は大好き。恩師とか、師弟関係とか、尊敬する上司とか部下とか。そういう間柄の中で生きて　生かされている人には　泣けてくるような話で一番　印象的。癖のある文体や　やたらと難解すぎて　疲れてしまうものもあるけれど私には森さんのはさらさらっと読ませてくれながら　ぐいぐいと引き込んでくれる。最近疲れていたので　時間を作って読んでみると　染み入ってくるようで　短編集なのに、何度も読み返したりして、ものすごく時間が掛かってしまった！自分にしっくり来る作家がまた一人見つかって　うれしいなあ。

  Jun 20, 2007

• 人間に戻る

  日記に、「忙しい」「疲れた」を連発するのもどうかと思ったのだけれど、それはそれで控えてみるものの、すると真実味がなくなるので、偏らずに書いていこう。7月はダフネそのものが5年目を迎えるので、実際はやっぱり色々と進める作業が多くて「忙しく」「余裕がない」。でも、今週は在る意味”あきらめた”。今年に入ってからも、自分のキャパシティを越えていたのか、矛盾の連発。本来ならば「制作を依頼されてうれしい」はずなのになぜか、相手の期待と要望をしるほど重荷に感じ「もうこれ以上期待しないでくれ」「そんなのむりだし、それ以上頑張れない」と、泣きたくなる。大好きな人たちへの制作は、本当ならば凄く幸せなことのはずなのに、何か注文をつけられると　「もう、無理だよ！」と、一杯一杯になってしまう、この矛盾はなんなのか。そんな矛盾にまみれたわたし、オーストラリアから帰ってきた友人に会ったら、愕然としてしまった。アドレナリンのでまくっている”いつでも仕事こなせます”、みたいな状態だった彼女がすっかり、「ノーマルな学生時分の彼女」に戻っていたのが　衝撃だったんだもの。ああ、そうか　この子ってすごくのんびりサンだった・・・。と、常にアドレナリンの出ていた頃と比べてしまう。先日恵比寿でご飯を食べているときにふと思い、その後メールしていても　そう思った。そうしたら、途端にがっくりと、今まで気のせいだと思っていたことを　認めざるを得なくなってきたのです。たとえば　先月の母の誕生日。当日　弟からの「おれ、プレゼントかった。ケーキは任せても良いか？」というメールをもらって初めて”しまった”と思ったのでした。そんな私のことを見透かして、弟は合同のプレゼントにするつもりでもうシーズンも終わりかけでどこにも売っていないであろう母の大好きな梔子を４株も園芸の卸の会社を当たって調べ、取り寄せた花屋に寄せうえまでしてもらって、我が家に持ち帰ってきたのです。頼もしい弟よ。と思いつつ、きっとこうやって、大事に取り組まなければいけなかったことや人のことを、私は打っ棄って来ているんだな、とがっくり悲しくなっていたところに、オーストラリアからののんびりさんと話していたら、なんだか自分が、ひどく鬼のように思えてしまった。仕事のためにデートが億劫になるし、仕事のために適度に付き合う。仕事のために人見知りはしないようにしたし、仕事ためにくだらないこだわりも捨てた。仕事のために、変わってきたのだ。でも、鬼になっていたなんて。なんだか情けなく　ぽろぽろと　泣けてきてしまったのです。かといって翌日より働かないわけも行かないので　やることはやるんだけれど「思い通りの結果にならないことも、もがいても無駄なこともある」と、ようやく　「あきらめることがどういうことか」を、実感として　悟った今週。でも、なんだかとっても楽になってしまった。気持ちに余裕が出てきてしたことは、今まで打っ棄ってきてしまったことをなんだったか、思い出すこと。まずは後回しになってきたことを、もう一度やり直す。大抵、「仕事にうちこんでるんだから、そんな時期もあるよ～アハハ！」と笑って迎えてくれるんですね。ああ、とっても　ほっとした。

  Jun 14, 2007

• 

  バイヤー冥利に尽きる

  先日あんな　不治の病日記　を書いたために、方々から　無理をしないように　と言われて病人気分のワタクシです。ご心配かけてすみません。”肘に生息するアイツ”とは長年の付き合いだから、もう大丈夫ですよ。それでも今日は、病院に行き忘れました。だって、天気が良かったので　ここぞとばかりに撮影をしていたら、集中しすぎて　お昼も食べ損ない、とっくに診察時間が終わってたんだもん･･･何をとっていたかというと、バッグの撮影です。写真は、私が前に買い付けに行ったときのオフでモールに行った時、みつけたもの。さて、いくらでしょうか！？日本円にして、３０００円です。良いお買い物でしょ～♪安いですよネ。本当に。凄く柔らかい革で、よく見ると　こげ茶色の細い革で編んであるの。内側も布が貼ってあるし、中にも仕切りがあって　丁寧なつくり。これで３０００円とは、信じられず。色は、ガンメタシルバーと黒。ガンメタは、それはそれでかっこ良かったけれど私には似合わず。でもこのバッグの欠点は、A４のファイルを入れるとチャックが閉まらないところ。残念！私はもともと、バッグが大好きなのです。他にお気に入りは　ラビアンコ　。というブランドの白い革のバッグをかい、愛用中。一部では、有名らしいですね。知らなかったけれど。ノーブランドの安いバッグ、大好き。だから、物とお値段のバランスで安いと思ったら「こんなお買い得なものはかわずにどーする」と血が騒いでしまい、ほおって置けません。したがって、バッグだらけ・・・。安くて可愛いものを見ると、かわずにいられないショッピングガール。バイヤーとか言いながら、みんなの代表で可愛いものを買う人、という仕事です。ああ、楽しいっときどき、そのバッグはどこで買ったのか　と聞かれます。「それ、どこで買ったの」っていうのは、凄くうれしいです。私の仕事のことなんて知らないで居る人から言われると、さらに。先日も「お金を渡すから、私の代わりに買い物してきてくれない？」といわれました。バイヤー冥利に尽きる　ひとこと。

  Jun 12, 2007

• エネルギーのある街

  友人がオーストラリアから帰ってきた。６ヶ月という短い期間だったけれど、東京の人がパースというのんびりとした街で暮らすには丁度良かったのかもしれない。私は大学生のとき、友人のいるアメリカのアイダホに一ヶ月行ったことがあってそれは、たった一ヶ月の初めてのアメリカだったのに、「もう十分」というくらいだった気がする。あまりにも何もなく、ゆっくりと一日は過ぎていき、車が無いし　治安も日本に比べれば悪いし、外出も出来ない。もう、毎日孫の「幼稚園へのお迎え」が楽しみで仕方がなく死ぬほど暇だったのを覚えている。たった一ヶ月でかなり太り、帰ってきた後撮った写真は誰にも見せられない。日本食を食べるようになってから自然と痩せていったものの、その時の暮らしと、今の東京の暮らしを比べてみると　今は毎日すさまじい勢いでやることに終われて生きているなあ。生まれてこのかた　私は　東京以外に住んだことがなく、親戚も東京にいるので、帰るところがない。そんな、東京の垢にまみれた私には、帰国したばかりの彼女がどれだけ東京についていけないのか、想像がつかないんだけれど私たちにあった日の帰り道、混んでいる山手線の中で、具合が悪くなったらしい。そんなことが当たり前になっている私の東京の暮らし、異常なんだろうか。6/5のAvionの日記、写真を追加しました。７年の歳月を経て。

  Jun 11, 2007

• 選ばれし者

  「日本人の発症率は、0.01％。現在治療法は、見つかっていない。」先日、皮膚科に行き　どうも湿疹がひどいので薬を処方してもらいに行った。でも、実際は「どうせあう薬なんて処方してもらえるわけは無いんだから」という気持ちなんだけど　、　気休めに。蕁麻疹はアレルギー体質の私には日常だったし、そうでなくても　幼い頃から　肘と膝に決まって　でるこいつは恒例行事になっていたため、またこれかア　と。「アレルギーでしょうかネエ?」とかゆみ止めらしき薬を出されて終わることが多かったけれど、その薬はいつも絶対にきかないんだもん。もっと幼い頃は、劇的に効く薬をだしてくれる変わりに　ものすごく混んで半日待ちのようなおじいさん先生に診てもらっていたけれど最近は高齢すぎて、やっていない。そして　その先生は「原因は不明」と、堂々と言ってたなあ。「原因不明、ってこのお医者さんが解明できないってことでしょ。無責任だなあー！？」とおさない頃は思ってたんだけれども。そこで　大きくなってからは、近所の皮膚科で　時々やってくる若い先生に診てもらうと「風邪でしょうかねえ？」みたいな診断。あまりにもどの先生でもこうだから　それには慣れていたし、出されるけれども　なぜか効かない薬も　風邪薬と同じで　相性の問題だと　思っているし。どうせ行っても　「効かない薬と　あいまいな診断と、いつの間にか治っている私の湿疹」　が今年もセットなんだろうなと思いつつ　気休め的に今年も別の先生のもとへ 　ふらふらと。「もう毎年恒例すぎて、慣れっこですけどけどね。身体の関節にだけ出るんですよ。」と患部を見せる。しばらく考えてるので「毎回出て厄介だし薬も効かないくせに、海に行くと一日で治るんですよね～　薬じゃ治らないくせに」といったところ先生のはっとした顔。「おばも　そうなんですよ。おんなじなんです。で、海に行くと治るんですよ。でも、薬は効かないの。」すると「これは・・・ものすごく珍しい病気かもしれないわア。”日光浴で良くなる”って聞いたことがある」と。私は、海水が良いんだと思ってた。病名を教えてもらい　家でググって見た結果　そこには　最悪の症例ばかり載っているので、私は　精神的に、参ってしまいました。ここ最近日記も書かずに　仕事ばっかりしていたのは、そんなこんな　です。そして、それは0.01％の確率で私に発症してしまった病気。遺伝的な肌の疾患なので、「アレルギー」とカテゴライズすることにした。どうせ治らないんだもの。0.01％だし、治療法ナシ。広がる、漠々とした不安。一万人に一人の確率で、その一人は私ということ。プレゼント応募にだって、結婚式の2次会のプレゼントにだって「まあ当たらないだろうな」と、全く期待もしないような私に、一万人に一人で選ばれましたって言われても、全然　実感わかないよ。でも、今まで出されてきた薬が合わなかったことや　海に行くと治るということなどなど点と点がつながって線になって、納得行ったことが一つ前進なのか。知らなくても、アレルギーかなあで良かったのかもしれない。病気や怪我など体のあれこれというものは、一生の付き合いなんだろうけれどやっぱり実際その現実を突きつけられると、認めたくないもんなんだなあ。他で恵まれた分だけ、他でこうやっていやことが起こる。きっと誰にでも起こるいやのことが、私の場合は「原因不明の珍しい病気」ということだったのね。でも　できれば、一万人に一人に選ばれない方の人でありたかったけれど。

  Jun 6, 2007

• 

  記念すべきアイテムたち

  初めて買った「ハンドメイド」のピアス。なんて、安くて可愛いのか。と、感動したのを覚えていて　細かいところにも面倒くさいに決まっているようなつくりになっている。こだわりがなければ作れないようなデザインで、そして安い。でも、一度かってとても気に入って　殆ど毎日つけていると、　一週間もしないうちに　片方を無くしたので、あきらめきれずもうワンペア　同じものを買ったのが、これ。だから、同じ鍵ピアスが、3つ手元に。そんな記念すべきピアス。買ったのはかれこれ7.8年前。中目黒のハンドメイドのお店で買った。よく覚えてるなあ　わたし。我ながらその記憶に驚くけれど、それだけ、私の中でAvionの作品が印象に残ってるんでしょうねえ。だって、それからゴマンとアクセサリーを見ているというのに、人の記憶というのは、それが新しくても　”いらないもの”から消えていくというのに。 しかも、そのとき買った鍵のピアスと迷った別のAvionのピアスは、鳥かごのピアス。その話を、そっくりそのまま　Avionの打ち合わせでしてきました。だって、そんな記念すべきアクセサリーを作る人たちと、今は仕事が出来るようになったのですから。彼女達のサイトを、友人のサイト経由でたまたま見つけたのが、きっかけ。そうそう、あのピアスには、たしかAvionというタグがついていた、と。みると　その鍵ピアスは現在もまだ扱っているし、そのとき迷った鳥かごのピアスも在る。しかも、ダフネ事務所の近所に、アトリエが在りさらに　そのサイトを見た週に、「地元で展示会がある」という。自転車で行かれる距離に、あの懐かしのピアスを作った人たちがいるのか。と、展示会へ。そしてすぐに、ダフネにおかせてもらえるようになったのです。打ち合わせで　私の自慢のピアスをお見せすると、「うわー年季が入ってますね」といわれました。うん・・・確かに、私のと　新作で預かった作品と色が違う････

  Jun 5, 2007

• ブロガーさんの　口コミいろいろ

  先日どなたかのブログを拝見していたら「座右の銘は○×です」というのがありました私の座右のめいって何なんだろう？広辞苑によると座右の銘：「常に身近に備え　戒めとすること」なんだそうですが、戒めてるかは疑問だけれど、こうあるべきだ　と思うのはあるかな　「徳においては純真に　義務においては堅実に」これは、小学校から通っていた私の母校の校訓なのです。座右の銘というのは　好きな言葉とは違うのかな好きな言葉は多分これ「日の光を借りて照る大いなる月たらんよりは　自ら光を放つ小さき燈火（ともしび）たれ」昨日も書いたけれど。森鴎外のことば。天灯　はここから字を取ったのはあるかなあ。燈→灯にしたのです。天は、私の名前。「天の川」の天です。だから、星モチーフや星空を象徴しているというラピスラズリに愛着があるんでしょうかね。さてこちらの日記ですが、これは日記であって、ブログじゃない。本当は書き込める機能をつけてもよさそうなんですが、「気ままに書いていく」、というスタンスが心地がよいのに、一生懸命書いてくださる方へのお返事を義務のように思い、滞納してしまった日には罪悪感を感じること　間違いなしなのが　なんとなくイヤだからです。でも、私のブログを楽天ブログの場合は　お気に入り登録してくださると　分かるようになっています♪お気に入りに登録されると、喜んで遊びに行きます。ダフネのことが書いてあると、私も書き込むこともあります。びっくりされる方もいらっしゃるようですが、そんなこともあるのです。さて、ご自身のブログでダフネのアクセサリーについて紹介してくださると、楽天のブログでは、アフィリエイトでお小遣いが稼げます。楽天内での商品を紹介し、だなたかがそのブログの記事を読んで購入した場合、ブロガーさんに売り上げの何%かが行くわけです。楽天でお買い物をされる方やポイントをためる方には、オススメですネエ。大きく言うと、口コミ。そうそう、口コミというのは、とても信憑性があります。私も必ず＠コスメを見てしまう。ブロガーさんに紹介してもらえるようなお店にしたいものです♪

  May 27, 2007

• 

  ちいさい灯火たち

  「25日。世の中には、その日になると、出るのだ。」私の友人の中には　フリーペーパーを書いたり　音楽をやってレコードを出したりしている人などが割りと　いる。友人たちのサイトに「○日に、・・・に発売されます」「雑誌に取り上げられます」とお知らせが出るともう　待ちきれない。そしておいて居るはずの場所では　ちゃんと手にとってもらえるようなところにおいてもらってるんだろうか、他の媒体の下敷きになったり　折れ曲がってないだろうかとか、非常に心配してしまう。「みんなこれ　見るんだよーー!」と宣伝したい衝動に駆られながら　こっそりと手にとって沢山の人がこれを見てくれますように、と　祈ることしか出来ないその歯がゆさといったら、嗚呼。私の周りに、幼心に「私もこんな風に、この人にしか出来ないもの、を見つけてご飯を食べて生きたい」と思える女性の見本がいた。その人はフリーペーパーを書き続けていた。結果、沢山の読者から支持されて　今では立派なエッセイイストとして本を何冊も出している。彼女のことは、彼女の妹である人と私が友人であったため、妹の視線からその活動や苦労の話を　多分断片的に聞いて、憧れていた。彼女書くフリーペーパーの内容は、自分のあまり聞かない音楽ジャンルについてだったのでそこまで入り込まなかったものの、「本」となった今ではいろんなジャンルについて書かれていて、いまでは　私も愛読者の一人。本屋さんで見ると、「頑張れ!」と　こっそりと思ってしまうのです。「日の光を借りて照る大いなる月たらんよりは　自ら光を放つ小さき燈火（ともしび）たれ」こつこつと無名な時代から、信念を曲げずに活動していく人たちというのは、すごいよなあ。

  May 26, 2007

• 天灯の作品　発売

  明日の夜にメルマガが配信になりますが、天灯の作品が一気に25点発売。メルマガでも、ちゃんと読んでくださった方にしか分からないような　書き方ですがこっそり、告知してます。けれども、天灯の作品にいつもリクエストを下さる方に、日記も読んで下さっていらっしゃる方が多いので一日早く　こちらで告知です。まだ告知も出していないのに　今の段階でピアスのご注文を何件か頂いてますがほんと、皆さん毎回どうやってそんなに早く見つけるんだろうか？？？と、不思議でなりません！私はピアスを作るのがすきですが　やっぱり、ピアスが売れていき　嬉しいです。でも、実は私が普段からつけているピアスを、今回は発売してみました。そのピアスとは、お花パーツとフローライトのもの。こちらは相当に個性的な気がするので　どうなんだろ。私は、左右耳たぶの大きさが違うのです。右耳の下の耳たぶが、生まれてくるときにちぎれたらしく、右耳の耳たぶが小さい。だから、ピアスホールの位置が　左耳と同じ位置に空けられないし穴の開いている角度も違うので、なかなかぶら下がりのピアスが　ちぐはぐになってしまい、出来ない。そこで、自分用に　左右　それぞれ長さを変えて　作ったのです。左耳用には短め、右用には長めを。コンプレックスのようなものですが、足りない部分をアクセサリーでカモフラージュするような意味合いも込めて作ったのが　このデザインの最初なので、この作品には　愛着があるんです。その中から一番気に入った石の組み合わせを自分のものにし、他のものは発売。というわけで、左右の長さが違ってアシンメトリーなのは、そんな理由も実はあるのです。でも、一般の方には、左右の色も変えてペアにしているので「アシンメトリーのピアス」ということで使っていただければよいと思います。私のピアスが、左右アシンメトリーなものが　多いのは、そんな理由が大きいのかもしれません。使う材料そのものがランダムなカットだったりとか、同じものが二つと無いようなカタチだったりとか。耳の辺りに色や光、動きがあって、左右の耳の大きさが　同じでなくても似合ってくれるようなものが。

  May 24, 2007

• 遊びも本気で

  私の周りでは、運動すること　を生活に組み込む人が増えた。ジョギングをはじめるとかピラティスをするとか。私はいまでこそ踊らないとイライラするくらい生活の中にダンスが必要不可欠になっているけれど運動をするって言うのは、億劫に見えて　慣れると　必要不可欠なものだなあ。昨日もダンスのレッスンにいったのだけれど、練習するほど　うまくなる　というご褒美が待っているので、仕事でいまいち成果が上がらないときは、運動に打ち込んでしまう。私の父はかなりテニスがうまいらしく、「一緒に打ってもらった」なんて喜んでいる人がいたりするのを、娘である私は「誰の話!?」と思ったりもするのだけれど、どうやら父はテニスがうまいらしい。そして、よく一緒にテニスをする父の友人もまた、うまいらしい。かなりの頻度でテニスコートに出現している彼の仕事はなんなのか？と、ある日父が　きいてみたところ　弁護士であることが判明。そういうのって、かっこいいよなあ、きっちりと仕事をしているのに　仕事人間ではなく、趣味にだって容赦せず、そちらでも人に勝ってしまうということ。「仕事は出来て当然、さらにもうひとつプロ並みに出来る何かもう一つ持て」と日ごろから言われている。我が家では　仕事が終わらずダンスのレッスンも休んで　ずるずる仕事をしようとしていると「rレッスンにいく時間だ」と強制的に　事務所から追い出され、「仕事が終わらないので行かない」というとそれはそれで、きちんと遊べないものは駄目だ　みたいになる。それでも「仕事しないと、後で大変なのにイ」と思いつつ　レッスンにだけれるのだけれどいくと、頭がクリアになって、煮詰まっていたことがするすると　片付く。ずっと打ち込める趣味や運動　というのは大事だなあ、と　またまた思うこのごろ。

  May 24, 2007

• シェルの季節がやってきた

  明日は休みダーーーと思ったら、一気にご機嫌です。いつもだったら制作をしている時間ですが　今日はもう、緊張の糸も緩みきって　ねむい！GW明けには　山のような仕事と　展示会などなどが続いたので今週末はゆっくり休もう。先日言っていたプランタン銀座の販売会は、8月になりました。6月は、同じフロアで”かなりポップな雰囲気のもの”をやるから　ダフネさんは。。。あわないんです（＞＜）ということで夏真っ盛りの8月に。ゆっくりと準備する時間が増えて、嬉しい。　もう、アップアップだったから･･･さて、ついに　ついに、ウチで一番売れている　ベストセラーなネックレスがセブ島から日本に向けて　出荷されます。飛行機にのって、税関検査を受けて　ダフネへ。「入荷しないんですか～」という問い合わせが沢山ありましたがそろそろ入荷ですよ～シェルの季節ですよ～ダフネでは、いろんなアクセサリーが安いですがシェルのアクセサリーは　お手ごろに買えるイベント、満載の夏にします。

  May 18, 2007

• いってしまえ

  少し前までは　男の子と飲んでいて私が自分の仕事の話をした場合に　相手が会社員の場合「俺は所詮会社員ですからア」みたいな反応で、ヒジョーに面倒くさかった。私からしてみれば　会社勤めのいろんなしがらみや、理不尽な命令や決まりなど　面倒なことや人々とやっていけている時点で　かなり凄いと思うわけだし仕事の種類そのものが違うので　上でも下でもないと思っているのに。「会社に属さず自分で仕事をしています」に対する　反応が、あまりにも一様。　一時は　自分の仕事のことは話すまい　と思ってみたり。でもごくたまに、立場も状況も違うんだし、それはそれで大変だね、会社員もつらいけどさ！とフラットに受け止めてくれたりすると、ほっとしてみたり。「天美ちゃんが頑張っているので、自分も怠けちゃいられないから、頑張らなきゃナアと、怠けているときに会いたくなり、とても尊敬しています。」と、素直にいえてしまう男の人や「天美ちゃんが目標に到達する前に、自分だって頑張って見せます」　みたいな人だと、素直だけど　ちゃんと野望もあって　かっこいいネエ。（あんまりいないけど、そんな人。）そうすると、私も負けないように頑張ろうと　さらに頑張れるのですから。まえは「俺だっていまは会社員ですけどお」といちいち言われるのが面倒で　「そんな計画より結果を見せてくれよ」的にいらだったものの仕事の話をすることで　男の人でも尊敬できる人と、一緒にいてもつまらない人とが簡単に淘汰され最近は自分の仕事がコンプレックスにならなくなってきた。あ～解決解決。先日も、年上の男の人なんですが「早田さんと仕事をして凄く自信がついて　嬉しかったんです。感謝してます。」と、ものすごく正直な感謝の気持ちをいってくださった方がいらっしゃってなんて、素直な方なんだろうなあ　と、びっくりして尊敬。年下の女の子にそんなこと、いえますかね？！そんなこと。と思いつつ、そうかそうか、私は　ちゃんと人に感謝したり　人を尊敬できる男の人が好きなのね。なんて思ってみたり。"人に感謝したり、尊敬できる”なんて　本当は　人として　当たり前な気がするけど。

  May 16, 2007

• マラソン大会

  先週はどうなることか、というくらいめまぐるしく過ぎた。すると今度は土曜日が来て、週末には用事があった。しかし、その週末は休むことが出来ない。というのも、土曜日は「来なくても大丈夫」といわれたけれども　展示会があったので家族の手伝いをし日曜日は　先日書いた　マラソンのボランティアスタッフ。マラソンなんて縁遠く、高校生のときに　1000m走っただけで「こんな競技どうかしてる」と思ったくらいで、2度とやるもんかと思った。体育の時間に授業中に1000m走があって、練習などなく突然タイムを計り早いだの、遅いだの、もっとペースを考えろだの、コメントされた。生まれてはじめての1000m走で　ペースなんてものを考えられるわけないじゃないか。と　走り終えて思うのだが、とにかくダラダラと歩かずにゴールに到達する競技が、私にとってのマラソンである。そんなわけで、2度とダラダラ走りはやらないつもりだったし　生涯かかわるわけないと思っていたのに、ちょっとした事から　その応援係り　をすることになった。走らないなら、応援なら良いや　とものすごく気軽に参加したものの、（もちろん、そこに至るまでの経緯はあるけども）実際やってみると、ただ応援しているだけなのにものすごく泣きたくなったりするわけです。男女合わせて1700人もの参加者がいて、さらにボラスタは200-300人くらいいたみたいなんだけれどはしって死にそうな顔をしているランナーに「がんばれ～～」と沿道で応援すると男性陣は結構な確率で「ありがとう」と返してくれるんですね。ちょっと実験したんですが、近寄ってくるランナーに「頑張れ」の声カケをするタイミング、声の届く範囲からその人の顔を見て声をかけた場合と近くになってから言うのとでは、前者のほうが　ちゃんと｢自分に言ってくれた♪」と認識してくれる確率が高いみたいで「応援ありがとう！」とか、「おう！」とか言ってくれました。女性は、微笑んでくれるか、無視。私だったら、はずかしく微笑んで終わるか　、ものすごく嬉しいくせに　余裕ないために無視です。こういうのを見ると、やっぱり男の人は体力あるんだなあ～と思います。面白かったのは、だんだん体力の限界を迎えつつある人に声をかけた場合。視野の中に私を入れつつ　なのに　私の存在に気づかず　ぼおーーーーーっと走ってきてしまう遠い目のランナー前々から声をかけても　反応しないのに　　私とすれ違うその瞬間にはじめて　はっとして「うっかりしたΣ(゜ロ゜;)!! 」みたいな顔をしたりする。マラソンで最後のほうとか　別の世界にとんじゃってる人ってきっとこういう人のことだ、と思いつつ観察して応援。今回の大会は、収益金を孤児院に寄付するチャリティーマラソンなんだけれどもこの大会の趣旨を理解して、「チャリティだから参加した」人は、全参加者の半分くらいでした。私たちボランティアスタッフで、事前説明会に出なかった私のような人は　ランナーがどの道を走るのか知らずに、スタート地点も知らずに当日の朝早くから、配置されるポジションの近くの駅集合。だから、ランナーがいったい、10kmと20kmを走るということが、どれだけのことなのか　ということも知らずに挑んだのですが最終ランナーが通過して、”ボラスタはバンでスタート地点まで集合、今度は閉会式の手伝いをせよ”と招集がかかって　車で移動して始めて･･･「こんなに長い距離なのか、10km・20kmって！」とか、大会も殆ど終わった時点で気づいたのでした。みんなに出来るんだから私にも出来るんじゃないか、とうっかり思ってしまったマラソン、やっぱり挑戦はしないでおこうと思うのでした。

  May 15, 2007

• 大手に出店して　3周年目を迎えます♪

  明日5/11、ダフネが楽天に出店して　3年目を迎えます。最初は　2005年　夏だけ　と思っていたのでお店の名前もダフネではなかったのです。すぐに、退店するつもりだったのです。それでも、皆様に応援していただき、長く続けていかれることになりました！どうもありがとうございますm(__)m3周年記念イベントは、メルマガで5/11中に配信されるはずだと思いますが4日間　限定の　イベントを行います。イベントの詳細などは　メルマガを読んでくださる方にだけお教えするので　ここではナイショ！こうしてみると、他の店舗さんに比べるとヒジョーにささやかなんですがまあ、7月はdaphneというお店そのものが5周年目を迎えるので　今回はこのくらいで　ご勘弁ください。そしてこれまたささやかなのですがdaphne5周年の今年、daphneはインターネットでしか販売しないお店　ということのままいくつもりなのは変わらないもののイベントなどを時々する機会は、もっと増やして行きたいな～　と思っております。その第一弾として：○-------------------------------------------------------------○　6/1～6/14　の2週間　プランタン銀座　６Fにて　ダフネが　ちいさ～く　販売会　決定○-------------------------------------------------------------○販売スタッフは、まだ　未定！！（×o×）どんな感じになるのかも、まだ打ち合わせ中！やることいっぱい！お客様が沢山いらっしゃるデパートなので、怖い！！はじめてですから・・・店長がずーっといるわけじゃないんですけれど、詳細分かったらご案内いたしますね。因みに、販売するのは　お手ごろアイテム　な　シェルの3000円台の　daphneオリジナルのものの予定です。

  May 10, 2007

• 連休後の嵐

  わかってはいたけれど、すごい仕事がたまっていた。連休明けの社会人は、みんな同じように、　すごい形相で働いてることでしょう。夜、事務所で仕事をしていると　電話が鳴らないし　何も今、そんなこと持ち出さなくても・・・とぐったりする　ということもない。完全に作業に集中できるので　仕事がものすごくはかどる。調子に乗って作業すると　明け方の四時。夜すぎて朝になってしまった。でもこれにはオチがあって　本日の朝は寝坊した。うわーーー。そんな深夜に何をしているのかというと　モバイル　ダフネの編集です。私は30代目前であって、仕事三昧。周りを見渡しても　仕事が楽しくて仕方がない　という女が多いし、プライベートに割く時間があるなら　仕事をしているほうが楽しい、というか・・・プライベートも仕事にしている人が多い。そんな友人たちからは、決まって朝の8時台にメールの返信が一気に届く。まるで郵便みたいに。朝、みんなきっと電車に乗りながら　友人へのメールをまとめて返してるんだなあ　と思う。メールの返信て、ほんの数秒で出来るのに、出来ない。気持ちに余裕がないと、お返事できないのだ。だからみんな、朝の元気なときに返して来るんだろうなあ。友人にそういうと、「帰宅してからなんて、そんなエネルギーないよーー（泣）」という。そこで、通勤、通学のケータイで遊ぶ時間に　ダフネが把握できるようにダフネのドロアー　コンテンツをスタートしてみた。でもこのモバイル編集、ちょっと不便なのよね。いつまで続けられるだろうか。好評なら頑張るけれど。お暇なときに、気が向いたら「最近はどうなってるんだろう、何が目玉なんだろう」ということがすぐに流して分かるコンテンツです。我ながら、便利な気がします。でも　こんなことを言っていいのか分からないけれどもモバイルで買い物をする人っているのかね。　と、断然PC買い物派だった私ですがつい先日　友人（40代）のお嬢さん（20代目前）が、ケータイで買い物をしていると知り、「これがジェネレーション　ギャップなんですね」と、ちょっとばかりではない　衝撃でした。だって、先日まで自分が若者だ　と思っていたのに、若者というのは、自分ではないほかのものの事を指すんだそうですよ！ショックでイヤだ　というのじゃなくて、うかうかしていられなくて、大人と呼ばれるようになってしまうあせりというのでしょうかね。若さで許されることは、沢山あるからさ。という、こういう発言が　若者発言じゃないんだよなあと思ってみたりして。仕事をするというか片付けていくという作業中には、たとえ嫌なことがあっても　イヤだな　とか　腹立たしいな　とか噛みしめている余裕がなく「ああ、そうですか」と、さらっと流してロボット化。流すしかないとういうか、流すことが出来る。　それはそれで　良いことだけど。妙なところにとげとげきちっとするよなあ、そこまでやら無くても良いのになあと思う相手は新人さんだったとか「言ったこと　聞いてましたかっ！？」といってやりたくなってしまう男の子の営業とか。自分はいつか男になるんじゃないだろうか。と、猛烈に気が強くなっている自分を見つけて　悲しくなったりするわけです。そこで、こんなんじゃいかんと　女の子らしいものが欲しくなり私の好きなたとえばこんなお店に行って　また色々欲しくなる。可愛いのに、お手ごろ。深夜、話し相手が欲しいと　犬にちょっかいを出し「仕事おわったのーかまってくるなんて珍しいね～」と　表情豊かな　うちの子。微妙な顔でおとなしく　妙にかしこまって　写真に写ってくれるのです。

  May 9, 2007

• 充電完了

  お休みも、あけてしまうのですね。ああーーでもこのままの毎日が続いたら、きっと　2度と働く気が起きなくなってしまうだろうなあと思う。今回のGWは、ひさしぶりに「何もしない」ときめて、本当にぐだぐだ「何もしない」をした。（といいつつも、夕方の一時間はページを編集したりとか、事務的なことはやっていたけれども。）”よく充電した電池みたい”だな　と自分のことを思うのは、ぽこぽこ作品を作れるとか家族に優しく出来るときとか。いまもそんな感じで、また週明けから頑張れそうです。GWの始めのほうは　燃え尽き症候群で　朝起きても身体を起こすことが面倒くさく、ごろごろしながら1時間くらい考え事をしたり犬をベッドまでおびき寄せてからかったりして　午前中はうだうだ。結局犬に「早く起きて来いよ」的にベッドのソトまで逆におびき出され　”休日のお父さんと、早く起きて！と起こしにくる子ども”ってこんななんだろうなあと勝手に想像してみたりしながら　いやいや起床。電灯の明かりよりも、家の電気をつけないで自然光で本を読んだり作ったりするのが好きなのでベッドから脱出するも　ベランダ近くにまた座り込んで　まただらだらとしてみたりする。東京は、本当にGWになるとからっぽ。帰省する場所のない私は、こういう時なんだか取り残された気になるものの、いつもはどこに出かけても混んでいる街はかえってすいていて　買い物には良いかも。うかうかしているとあっというまに夕方になってしまうので、ヨガだけは出よう　と、一日の活動メインイベントを決める。本日もいってきました。休みになるといろんなヨガクラスが出来て、とてもありがたいんだけれど自分にあった先生というのは、なかなか見つからないんだなあ。またキントレをして気合十分になったところで夕方になった中を帰宅し制作に励む　という日々を過ごしました。制作をするってまた仕事ですかとよく言われるけれど、好きなことだから、これは楽しいし、良いのさ。と思いながら気まぐれに作るのは、たのしい。ビシバシと仕事を片付け、なんでもサクっ片付けてしまうけれども、こういう休みの過ごし方を見ると、私は本当は　猫のように気まぐれな性格なんだろうなあ　と思ったりする。休みが明日で終わってしまう。休み前は「モウ勘弁してくれ！！」と切れ気味でシワシワだったものの、今回は十分休んだので、「また月曜日から働いてやる！！」とだんだん　気合十分です。

  May 5, 2007

• ようこそ土屋名画座へ

  土屋さんが本を出しました。映画本です。よくフラウとか映画の雑誌を見て、オススメの映画は何だろうか　、どれを見たらよいのか分からないと思う人にオススメ。私が好きな映画が何本か入っていると嬉しくなり、見ようと思っていたものが入っていると、是非見なきゃ！と思うようになります。最初のほうに土屋さんセレクトの映画が何本か書いてあるんだけど、マニアックすぎて、分からない。でも、後はジャンル別にオススメ映画とポイントが書いてあって時間のない人々に見るべき映画をガイドしてくれるありがたい映画本です。しかし、なんと言っても嬉しいのがうつっている土屋さんのアクセサリーはダフネのものです　あははー　うれしいっ「土屋が本を出すんです」とマネージャーさんから聞いていてそーかそーかと思っていて、土屋さんブログで発売を知り見てみると、私のアクセサリーつけてるんじゃーん　という、喜びといったら。ありがたいです～　

  May 4, 2007

• GWの色々インプット

  連休は思い切りだらだらする予定だったものの、色々なんだかんだ、直前になって予定が入る。28日アメリカの友人が日本に来たので　アクセサリーツアーアメリカって、どうしてあんなにセンスの無いものしか無いんだろう！と嘆く友人にアメリカのアクセサリー事情を報告してもらう夜：制作、「プラダを着た悪魔」をみる29日「バベル」を観に。後で書きます30日美容院本日1日表参道のお店の手伝いと、kiyoraさんと会食そして2日予定ナシ（やった！）3日予定ナシ（やった！）4日打ち合わせ2件！！（・・・）「バベル」をともに見た友人から　本屋で何を買ったのかと何気なく会話。買ったのは、仕事の本・・・趣味を仕事にしていると、いいかげん「ここで休むぞ」と決めないと際限なく働けるところが強くて怖いところなんだなと思う。ところで、見てきた「バベル」は、菊池凛子はやっぱり演技が上手なんだなあと思いました。まだ見ていない人もいるので詳細は書きませんが　読みたくない人は読まないでください↓おごった人間に怒った神様が、言語をばらばらにしてわかりあわなくした”バベル"という旧約聖書の話から「バベル」。その題名のとおりで、言葉のわかりあわない人々の気持ちのばらばらなこと言葉で言わなきゃ心が伝わらないということまたは言葉が通じるのに、気持ちが通わないことという、よくある人々のすれ違い。その中で際立つそれでも通うことの在る瞬間や関係、それでも　通いあえる限られらた人、言葉が通じなくても　通いあえる人というものが浮き彫りになってそういうのを大事にしなきゃいけないよなあ　と思う映画でした。これだけ沢山の人が居て、これだけいろんな人に会うのに、気持ちの通う人なんて、一握り。どれだけ説明しても、それだけ一緒にいても、全然気持ちが通わないのに初めて会ったのにだいたい分かってしまうようなこととか。そういうのは　一握りだからこそ、大事に出来るのかなあ。また、「プラダを着た悪魔」は、メリル・ストリープが好きだしなんといっても、目で楽しめるのが良い。この手の映画はシリアスにならなくて済むので　疲れているときに見ると元気になる。こういう系の映画、と入れてしまってよいのかは分かりませんが私はダントツで「イン　ハー　シューズ」が好きだけど。このGWは映画を沢山観ようと、ついで「手紙」を見ましたがこれは　良いけど、どー～～～ん！と、重いですね。どっしり疲れて、頭は興奮するし　寝られませんでした。ところで明日こそ、明日こそ、携帯をきり　銭湯代わりのフィットネスクラブのお風呂に入りにいくんだ！

  May 1, 2007

• 偶然の頻発

  最近は不思議なことがよく起こる。【ケース1】友人の元同僚がアクセサリーのワークショップをするという。その人自身にはあまりなじみがなかったものの　いってみたかったので、参加してみる。行くと、それは某大手クラフトメーカー協賛のもの。知らない人ばかりだヨ・・・、と思いつつ参加しているとそこには・・・「あれっ！？知ってる人？！　何で、ここにいるんだろ」　と思った瞬間　向こうも気づき　「天美ちゃんっ!!　ひさしぶり～！」そこにいたのは、大学時代のサークルの先輩。8年ぶりの再会。眼鏡屋さんで働いていたって言っていたじゃないか。なんで、アクセサリー業界にいるの。【ケース2】先日書いたボランティア団体は、私の10年来の友人のルームメイトの友人が活動しているとうことで紹介された、最初は”遠い”人たち。会ってみるとすぐに仲間に入れてくれるような人で、その友人の参加するその団体でのイベントに行ってみることに。全く縁など無かったそういう世界であったけれど　行ってみると　そのイベントは、”みんなでゴスペルを歌おう”というもの。クワイヤがきて、聖歌を歌うのだ。カトリックの学校だった私には、凄く懐かしいことだなあ、としみじみしていると・・・教えてくれるクワイヤのメンバーは、私の元彼の親友Sの元彼女であった。うわ・・・ひさしぶり。。。何年ぶりだろう・。私がSと別れてからだから、6年ぶりくらい？ひさしぶりだネエ、結婚してたりするの？など等。私は、今でも元彼と仲が良い。その友人たちとも、仲が良いしよく集まりにも読んでくれる。でも、彼女とは連絡が取れなくなっていた。どうしているんだろうか、と思っていたところ。それに、クワイヤなんて　全然未知の世界だと思っていたのに。【ケース３】素敵なお店だなあ～と思っていた小さなアクセサリー屋さん。友人とフラッと見たそのお店は　友人の友人の友人　がやっていると知り、世間の狭さに驚く。機会があって、友人がそのお店に行くという。ついていくと、店員さんとアクセサリーの話になる。PCが目の前にあったので　ダフネを見ていただくと「これなんか、見たこと在る・・・」彼も、私のサイトを見知っていて　アクセサリーの話をもうすこししたい。ということになった。【ケース４】このお店に出入りしている○×さんにあってみたいんだよなあ、と　完全に妄想しながら納品に出かけたある日。納品に行くとそこには、店員と親しげな女性が。「紹介します、△×さんです～」と店長に紹介してもらった彼女こそ私があってみたと思っていた人でしたびっくりしすぎて、うっかり　素になってしまい　完全に人見知りで話もろくに出来ず！なにやってるんだろ、私・・・（このときばかりは自己嫌悪）そんなことが、別のお店でも。　一回どころじゃありません。いろんな偶然があるものですねえ。2006年の後半あたりから、毎月こんな偶然ばっかりが降ってくるんです。なんだか不思議でなりません。しかも、もっと色々あった気がする。ちゃんと連絡してゆっくりお話しにいきたい　と、思い、このGWあたりから連絡とって見ようと思っているところ。さっき　石の効能的なものを見ていると2006年くらいからずっとつけている　私の大好きな石　ラブラドライト。いくつ持ってるのか、前も買ったジャン早田さん、とkusaにも突っ込まれるくらい、沢山集めてしまうこの石効能は　「不思議な偶然を引き寄せる」石のせいにしないと納得いかない！というか　実は、神秘的だから　石のせいにしたいのさ。わかって、このオトメゴコロ。そしてまた偶然を願って、私はラブラドをつけるのです。

  Apr 27, 2007

• KIYORA　東京へ

  【告知】新宿OZONEクラフトマーケットに、KIYORAさんが出店されます。4/30-5/3までで、5/2はお休み。この機会に、めったに見られない蒔絵アクセサリー。是非、見に行ってみてくださいね。ダフネを見た、とお伝えいただけると　お買い上げのときに嬉しいことがあるかもー！4FC棟　koukoubou　にいらっしゃいます。私も見に行きます♪

  Apr 26, 2007

• 現実逃避の4本目

  さて、この日記。土曜　夜によるにまとめて3本かいてます。アップするべき作品がkusaと初・メリッサ･マッカーサーと、合計で30点以上も在る現実から逃げております。試験前になると、無性に机の整理がしたくなる、アレです。パンク寸前であった今週、GW前の制作で首が横に回らないくらいバリバリに凝ってしまった。今日はまた昼過ぎに起きて一日をうだうだと過ごし、部屋の模様替えをだらだらと始めてヨガもサボって危うく一日を地上に降り立たないで終えそうな暮らし方をしておりました。が、一歩くらい外出したほうが････でも、どんな用事で・・・用事を考えるのも面倒くさい・・・という感じになっていたけれど「そうか、お風呂に入りにいこう」と、ジムで運動はせずに、お風呂に入ってきた。4月の半ば。本当はマニラで買い付けをしている時期なのだ。こんな春らしい毎日を日本で過ごすのはひさしぶりな気がする。マニラでは昔はよく、ウエスティンホテルにとまっていた。父の仕事と、お客さんは、「今年の母の日、クリスマス」など一年のイベントのための買い物をコンテナーで買っていく人が多い。大きい買い物をするから、社長クラスの人たちが来る。なのに、小さいスケールでしかしない私が、あんなにお高いところにとまるなんて。稼いでから良いところにとまれば良いと思っていたところ、テニスコートも埋められてなくなってしまったウエスティンが面白くなくなったのか、父は　安くて、生活に便利で、交通の便も良い　という、格安で綺麗なコンドミニアムを見つけてきた。そして、ここのホテル。本当に何もない。セキュリティも良いし、衛生的だから言うことナシなんだけど。湯船もなければドライヤーもない。シャンプーなどもない。向こうでは水質が違うので日本のシャンプーも泡立ちが悪いし、そのホテルはお湯の熱さの加減も微妙に出来ない。湯船がないので毎度シャワーだし、そのシャワーは壁についているので非常に使いにくい。出れば今度はドライヤーがない。　髪の毛の長い私は最初「乾くまで眠れない」状況だった。が、慣れればちっともたいしたことではなく　扇風機の前に座って　髪を乾かすことにした。食堂に行けば延々と注文した朝食が出てこない。｢お会計！」といっても5分くらい待たされたりする。最初は「この国民よ、やる気あるのか」とキリキリ「早くしろ」といらいらしていたが、それにも解決策があって”空腹になりすぎる前に食べに行く”か、”あきらめて待てばよい”。信号があってないような道路の横断に命がけでわたることとかこのタクシーにのって、怖いところに連れて行かれないだろうかとか、乗ったら乗ったで　なんでさっき乗る前に言った金額の倍以上の金額を請求されてるのよワタシは、とか食べるものがアレルギー的にあわない危険、とかあげればいろいろきりがない不便の多い国だ。あの国に行くと、いらいらしても仕方が無いことが多すぎて、不便であることが足り前過ぎる。というか、本日は　タオルと着替えしかもって行かなかった私がジムにシャンプーとリンス、メイクも落とせる洗顔料と自在に動かせ温度調節が出来るシャワー、ブラシを殺菌消毒する機械の中に自由に使えるブラシが当たり前のように用意してあり　不便はひとつも無い。そして、ジムのフロントでは小さいことでクレームを言っている客。そんなにいらいらして楽しいか。あきらめろ　あきらめろ、　いろいろ。ルールや常識や　思い込みなんて。なんて便利なものが沢山そろった、贅沢な国と国民なんでしょうか、日本。でも、いらいらしたロボット人間の、なんと多いことか。

  Apr 22, 2007

• 頭の中に材料ナシ

  「いそがしい」を連発しすぎている気もしますが、日々の店舗運営に加えて　作品の制作と勉強しなければいけないことの数々で　参ってます！作品はまあ、材料と気合があれば出来るとして一番大変な作業は、「今までやったことのないテイストで、作品を作ること」。使ったことのない材料、踏み込んだことのないテイストで物を作るということは　「ゼロから学んで咀嚼して、そして生み出す」。ゼロから学ぶ、が一番エネルギーが要るんだよなあ。本当に　勉強になるんだけど。一番最初、その人に作品を作るまえに「今までのテイストと違うとか、そーいうのは良いのかねえ？」と聞いてきたけれど、私はそんなこと、百も承知で「やります」と　応えたわけです。相手は、デザイナーなんですよ。だから私は、もうすこし分かりやすく言うならば”勉強させて欲しい”、という感じなのです。今までの私の作品を見たことの在る人なら、今作っているものがほんとうに畑違いなので何でこの制作依頼受けたの？と聞いてくるんだろうな　って言うくらい、違う畑の仕事です。でも、自分の中から自然に出てくるものだけで勝負するのに終始するのでは足りなくて、もっといろんなものを見て栄養にして成長したいと　思って。一人で作業していくだけだと、おごっていくのも怖いしさ。だから　畑違いのものに　あえて取り組んでみようと思ったんだけれどね。そうそう、前にも書いた事のある｢丸玉ビーズしか使わない依頼の件」です。いやー　　　でも　ひじょーに　　大変すぎて　　エネルギー出しすぎて　シワシワ！が、正直な感想・・・。やっぱり未知なるものに触れるって言うのは凄いエネルギーが要るんですネ。なにが問題って、彼が今までどんなものを見てそういっているのかが　分からないから、何を材料にしてイメージして話しているのか？？？を探すところからスタートなんだもん・・・この材料で全体をいくらで出来るか調べてくれ　とか言うような、事務的な宿題なら簡単。確かな答えは絶対にあるのだから。でも、こんな宿題。毎回「今度は、どんな無理難題が降ってくるんだろうか」「どんなことがおきに召さないのだろうか」　と　恐怖でたまりません。そして前回話を聞きながら　私が　”わからない・・・　という状況にうんざりしている顔”をしているのを見て　ひとこと「やりがいあるやろ～」ありますよ。分かってますよ。　勉強になるってことくらい。でも、”デザインについてプロの相手”のおめがねにかなうものを生み出せる勇気が、ありませんよーだ

  Apr 21, 2007

• 終わりと始まり

  お世話になっているアクセサリーのお店の店長が、「今日で辞める」という。ダフネがまだまだよちよち歩きのころからお世話になっていたお店の店長でその店で「この夏、ウチで一番売れたのは　ソウダさんのアクセサリーでした！！」と、3年前　嬉々として売り上げを渡してくれたのを、覚えている。それで、とても勇気付けられたものだ。自分でも良くダフネのアクセサリーを買ってくださって、そして　ダフネのアクセサリーを沢山売ってくれたひと。私の一番苦手な　ディスプレイ　も手伝ってくれるし、彼女がいれば　ダフネの商品は「全任せ」で大丈夫なくらいでした。「商品置いていくから、まかせちゃっていいですか～。」と、なんでも自分でやってみないと気がすまない私が　任せられることに驚きだったくらい、私のやりたいこと、出したいテイストを良く汲み取ろうとしてくれて把握しようとしてくれたので　任せて平気、と思えた類まれな人です。今日は　仕事が沢山残っていたし、本当はbrucoさんとも打ち合わせのはずが、事務所の内での仕事は夜やるとしようと　急遽出勤最終日に顔を出そうと　行くことになりました。彼女のおかげで、今のダフネはここまで成長できたんだよなあ。しみじみしながら、花屋でブーケを誂えて　GWに備えて作った作品群を持っていってきました。「まさか、来てくれるとは思わなかった!!」と、喜んでくれたけれど、　話しているうちになんと彼女　「表参道にお店を出す」という。つきましては　そーださん、作品おかせてください♪　といってくださいました（TT)v　　嬉しいじゃないカーーーーっ表参道かあ～♪ダフネの商品は現在、代官山と下北沢、新潟においていただいてるんだけれども　表参道アタリで置いてもらえるお店ないかなー　と、思っていたところだったから　嬉しいことだ・・・これからも、お世話になります！と思いつつ、ちかいうち　ご飯を食べる約束をして帰宅。不器用な付き合い方しか出来ないワタクシですが、あてにしてくださる方もいらっしゃるものなのねえ。と、嬉しくなる金曜日。今週は　火曜日の打ち合わせも延期にしてもらって、金曜のbrucoさんにも会いに行かれず方々にご迷惑をおかけしてばかり・・・。ああーーー

  Apr 20, 2007

• 追い込みウィーク

  あああーー　追い込み的時期。鏡を見るとそこには　ムーミン谷のミイみたいな眉間にしわを寄せた　怖い顔のワタシ。お手洗いに入れば電話が鳴り出し、電話に出ると荷物の配達がきたり、携帯が鳴り出して配達がくると　すぐに中の確認をして　別のところに送る用があったりして気づくと撮影出来ないくらい雲って暗くなったり、夜になったりしていて・・・どーしちゃったの、この忙しさ。と　やけくそな今週。納品している代官山と下北沢のお店からは「そうださん。GWですよ。お客さん　沢山きますよ。　早田さんの作品、売れてしまって少ないですよ。納品してくれると、うれしいですゥ」と、優しくプレッシャーをかけられまさに、4月の最終週までは　「予定が詰まって」います・・・（×o×）それでも　息抜きにジムに出かけては身体を動かし、また作業にいそしむわけですがストレスが溜まっているんだな、とつくづく思うのは結構運動してきたと思っても、どうしても抑えられない、この物欲が、爆発しそうでならないと感じたときです。クロエのサンダルがほしい！10万弱もするサンダルっ・笑と思いつつ、可愛いに決まっているクロエの靴。庶民の買う靴じゃないじゃないか。ブランド品はお財布の中身を確認せずに買える人が買うものだ。と思っている普段なのに。クロエは我慢しても、・・・と、別の靴に目がいきそれは38000円、「安い!」と思ってしまうけれど　冷静になってみると　十分高いんだけども。身体を沢山動かして　頭を冷やさねば。GWに向けて納品する作品を作り、今月のダフネの新作発売の準備をしたら、もういい加減、「ダフネ5周年」をかみしめたーい。でも、一時に同時進行が出来ないんだよなあ。さて、　そんな時期ですが　木曜と金曜は（今日）は昼に打ち合わせ。木曜日の打ち合わせでは、アクセサリーのデザインを最近始めたばかりの友人と。作った作品をみると、「ああー友人らしいね」という感想が出てきたのだけれど普通に可愛かったので　ふんふん、可愛いね。　と良くみて、そこでお昼ご飯が運ばれてきたので返したのですね。すると後でまた、彼女の作品について「なにか、アドバイスがほしいの。」と真正面から聞いてくるんです。アドバイスするほどの立場でもないんですけど！と思いながら、微妙な心境。本当に確かに、私はデザイナーというよりは　まだ　バイヤーだから。デザインについて云々する資格があるのか?と思いつつ、同時に　これまで数々のアクセサリーを見てきたけれど「彼女らしさが感じられた」ことだけは言っておこうと、　すこしコメント。続いて「何にインスパイヤーされるのか？」とか、制作の際に気をつけることは。とインタビューのようにきいて来るのでマジメにこたえなきゃいかんと、ちゃんと話してみたものの　私のまわりにはアクセサリーのデザイナーたちが　沢山いるのに私のようなデザイナーのタマゴが答えて良いんだろうかね？という気持ちも隠しきれず。

  Apr 19, 2007

• いろんな形のイベント

  大量のテニスのラケットをもち、父はフィリピンに出張。ガットを張っていない沢山のラケットを、ふうふういいながら　スーツケースと一緒に運んでいく姿は、「なにやってるんだろ･･･」という感じでした。聞くと、要らないラケットをテニスクラブで集めたんだそうで割と長いこと、収集していたようだ。そんな大荷物の父を私は、早朝の5時に新宿まで送迎係をしていた。わたし「それ、もって行ってどーするの？？？」（？o？）父「あげるの！」話を聞くと、毎回フィリピンに行くときに　テニスクラブで捨てられていくラケットを引き取って、フィリピンのウエスティンホテルのボールボーイたちに寄付しているんだという。「みんな、凄く喜んでれてさ！！凄いひどい靴を履いてるから、そういうのもあげられれば良いんだけどさ」という。”ボランティア”という言葉はどーも胡散臭くて嫌いだと堂々といっていたのに、していることは、ボランティアであった。私も昔カトリックの学校に行っているときに　そういうようなことをしていたなあ。学校に行きたくてもいかれない子がアフリカには沢山いて、「毎日お昼に飲む紙パックのジュース（100円）を一週間に1.2回我慢して貯金し一ヶ月でためた1000円を、アフリカの学校に行けない人たちへの学費にしよう」という活動はしていた。活動自体は好きだったけれど学校経由でそうしていたので　修道会が収益金を持っていっていたためか、あまり実感もわかないし滞納すると怒られるし（当たり前）、なんとなく「面倒なもの」で義務的になってしまう面があったんだけど。大学生になると　まだ使えるけれど　いらなくなった洋服やラケットを、「もー誰か引き取って！」と思っていたけれど　フリマをするのは面倒くさかったけれどちょうど　大学のバザーで募集していたので、毎年クリーニングに出して送っていた。クローゼットが片付くし、良いことだ。でも、最近また送ろうとしたら期限の切れた缶詰とか汚い洋服まで送ってくる人が多かったために　募集をやめてしまったらしい。そういう形がボランディア、であれば、私はそういう活動が大好き。ボランティアという言葉でなんとなく構えてしまうのは、「自分の出来ること、は　お金に換算すると　1000円なのか、100円なのか、本心からか、寄付したいのか？本当に？」というような　判前としない部分が自分の中に起こるからなんじゃないか？？と思う。だから　募金箱に不要な一円玉以外のお金を入れることに抵抗があるのかもしれない。少なくとも、私の場合は、そうなんだよなあ。他の人は違うかもしれないけど。でも、私の周りでも、キャンプをしに行って僕らが楽しいのに、ついでにがやがやと（マジメにだけど）木を植えたら、楽しいだけじゃなく　喜んでくれる、それは、いいことじゃないかー？と、ボランティア活動について無知な私に、かなりかいつまんだ話をしてくれる　海外にいろいろ支援に行く友人がいる。もちろん、もっと色々、色々考えて色々やってるんだろうから　そんな気楽なことではないはずだけど。ボランティアに行く人の動機は　ものすごく単純に言うと、そういうことだ。だから、立派なこと、とかそういうのよりも自分楽しく出来ることを、やっているっていう。でも、身近にそういう機会ってないよなあ、と思っていたら　友人が「マラソン大会に参加しないか」という。参加費用が必要なんだけれど、それがフィリピンの孤児院に寄付されるという団体主催のもので、雑誌とかでも、紹介されているらしい。マラソンなんてそういえばずいぶん走ってないし、たまにはいいなあ、良い運動だ。と思っていていたがつい日にちを忘れていて気づいたら定員が一杯になってしまっていた。参加者は1500人もいるらしい。それで、ランナーは無理だけど、スタッフなら募集している　ということでスタッフ登録してみました。多摩川のあたりを走るようで、気合入れてはしってもヨシ、歩いてもヨシ、な大会。参加すること、に意味があって、　ただの良い思い出作りのためで良い。ただそんな単純な日常の動機で、その結果誰かも喜んでくれるなんて、嬉しいことだ。というわけで、5月のある日、私は友人にも声をかけ、マラソン大会のスタッフになってきます。ああ、楽しみっ毎年開催されるので　来年はぜひ走ろうと思います。さて、そんなイベントの話　沢山の5月。4/30-5/3まで、（５／２日は休館日です。）時間はＡＭ１０：３０～ＰＭ１９：００までで、KIYORAさんが展示会があり、加賀から東京にいらっしゃいます！４階Ｃ棟というところにいらっしゃるそうです。「ダフネさんの日記を見て来ました～！」と伝えていただけると、お買いあげの際には　ちょっとだけ、良いことがあるかもしれません。私も、遊びに行きますがこの機会に　KIYORAさんを見てみたい方　遊びに行ってみてくださいね～。5月のKIYORAさんのイベントはダフネの開催するものじゃないんだけれどダフネでも何か　イベントをしたいなあなんて夢を膨らませています。そのときは　また！

  Apr 16, 2007

• 反省水曜日

  本日の友人は　個性的なネックレスをしている。シルバーで、長めで、そしてTOPのモチーフは、あれはなんだ？ガネーシャかなあ？見ていても、分からない。　きになる・・・そこで　本人に聞いてみましたわたし「それ素敵ですね、なんですか～？」相手　「ネックレスだよっ！」（ぴしゃっ）わたし　　Σ（ﾟ∀ﾟ*;) 　　（そ　そっか！）28年目に学んだこと：話しかけるというのは、その人との楽しさ　を求めているからなのですね。満たされないと、とても哀しいのでした。それでも　私も、製作中など集中している時におもいっきり話しかけてくるとか、同じことを何度も聞かれるとか、忙しいときに　”今じゃなくても良い話”をされるとか。私もしてるんだよなあー、ぶっきらぼうな返答・・・　。いろいろ、理由はあるにしても。　と、反省してみたりする　水曜。

  Apr 11, 2007

• 天職だから仕方ない

  すこし前の話だけれど　メルマガに　煩悩の話をかきました。仕事をしていると、休みの日はぐったりするか　だらだらするか　踊っているかで全然本など読まなくなってしまったのです。そこで、誰かに”ためになるオハナシをしてもらおう”と、大学の研究室で倫理学の研究をしている友人に「何か話して」という非常にざっくりとしたリスエストをしたのですね。そこで出てきたのが　”煩悩のお話”だったのです。ちなみに今週のお話は、「エロ-ス」です。これらの話は全くアクセサリーに関係なく、完全に私の興味の方向だなあ・・・。毎回こんなことばかり考えて生きてるわけじゃないです。当たり前です。私が最近考えていることは、クロエの靴がほしいっエステ行きたいっ旅行行きたいっMIZUKIのネックレスがほしいっ来週のHOUSE（FOX)はnumbersはアメリカンアイドルは何曜日だっけ!?とか、そんなことばっかりなので、いたってごく普通の女の子のはずです。ところで、あたりすぎる占星術を発見。ちなみに私は、1978,9.28生まれなので　翼宿。翼宿　とは”外交の星”。細かいところまで、殆どあたっている気がして、怖いです。これによると、いまの仕事は天職。ああ、仕事が楽しくて仕方が無いはずだ。だから、仕事に関するいろんなことは　そんなに苦でもなく取り組めてしまうのか。

  Apr 10, 2007

• 新たなスタートをかみ締める

  4月はじめの土曜日。おきてみるとsacoさんからの新作が届いていて、その中に私に作ってくれた名づけて”amami　TOP"が入っていた。これは、omチャームと同じ彫金で、シルバーに22金をかけたもの。flowersや、ピンキーを良くつけている私にまた、デイリーが一つ増えて　嬉しい！起きてすぐに、衣装提供のテレビ番組のビデオを見ながら、sacoさん作のamami　トップを、どうやってデイリーにしようか考える。朝ごはんを準備するより前に　道具箱を出し、最近身につけているラピスラズリや、kusaから譲ってもらったこれまた大好きな綺麗でプリプリしたラブラドをつけたい・・など朝食は後回しで　制作。「あれも綺麗だし、これも綺麗。とやりだすと止まらない。あれこれつけたいからどんどん案がまとまらなくなる。「これで、素敵なのを作るんだ！」というワクワクが大きいと、使いたい材料をどんどん思い出し、あれもこれもになってしまうのだ。いっそのこと石は一切やめて、TOPだけのシンプルネックレスにしてラブラドとラピスをつけたネックレスと一緒につけられるようにしようかな?など、延々。そう考えていると、ウチの母親から一言「ぜーんぶつけるのやめて　TOPだけにして　石のついたネックレスは別に作って2つつけたら」などという、アドバイス。「私の頭の中見たでしょ」と思わざるを得ない　瞬間です。そんなわけで途中、収集がつかなくなって　疲れ果てて　ご飯を食べ、本日から始まるヨガに行ってきました。この時間は今まではピラティスだったけれど　今日からはヨガ。4月は、新しいいろんなことが始まり　環境も変わるのですね。一般的な会社勤めではないので、新人さんを迎え入れることもないし　歓迎会もない。いなくなる同僚もいない私だけれど、やはり、「新しいことがやりたい」と思うのは皆と同じ。だから、新しいレッスンというちょっとした行事が　やたらワクワクする。でも、今年の4月は　気分は新ただけれども　実際新しいことをするタイミングではなく「今の若木がより育つには？」を考える4月だけれども。今年なんとなく決まっているダフネのイベントのお話などは、これまで育ててきたものが実った成果で、それらはどうやって今に至るかといえば、大体　心機一転　「新しいことをしてみたい　見たことの無いものを見てみたい」という4月の季節の産物なのかも。今のダンスだって、「屋内で出来るスポーツか、絵画か彫金か楽器？何か始めたい」という漠然とした希望からあれこれかじることが出来るだあろうと　ジム通いが始まって生まれてはじめて”ハウスにダンスがあるのか”と知り、「こんなきれいなの見たことない」というかなりシンプルな動機からスタートして　3年半もたつ。何に対しても、「やるからには何でも、きちんとする」と、プロになるわけでもないのにやたらとマジメに取り組む性格ゆえ、4月の新しいことをしたいという漠然とした　小さいきっかけが、今ではダンスから派生したいろんなことに興味を持つことになり、デザインをすることとか今まで見たことの無かったテイストを見てみようとか、いろんな方向性を生んでいる。見たことの無いものは、摂取してみないと咀嚼も出来ず、これからの自分の栄養にもならないのだから。新しいことに馴染むには、時間とエネルギーが要ることだけれども。そんな小さなきっかけが　日々の自分の暮らしと　これからの自分のレールを作っていく。良くも悪くも、恐ろしいですね。　と、しみじみ。今年の4月は、新たなことをはじめるゼロからスタートの年ではないけれどスタートしてきたいろいろをかみ締める年みたいだ。

  Apr 7, 2007

• バイヤーとデザイナー

  お花見日和だった３月末の土曜日。強風と凄い寒さで　全くお花見向きじゃなかったので計画していたお花見は　普通の「ご飯」になってばかりで、もう散り始めましたね。が、　我が家の墓参りは、楽しかった　ので、まあ　それで　ヨシ。翌日、近くの公園を通りかかったとき　小さい公園なのに　みなさんシートとお弁当を持参して、ベビーカーをおいて小さく、楽しそうに家族でお花見をしていました。凄い名所に行かなくたってお花見って、こんなので良いじゃん。と、思ったのでした。そうそう、４月は新しい事を始めたくなる季節ですが　私もご多分に漏れず　やりたいことや欲しいものが沢山。始めたい習い事は、時間的に無理ですが、上げるとすれば　書　。他にも　写真とか、お花とか、いろいろ、あるんだなあ。でも一番やら無くてはいけないことは、デザインの勉強です。「バイヤーが、どうしてデザインの勉強をしているのか」と聞かれます。バイイングのとき、欲しい物が沢山あるときと、全く無いときとあって、全く無いときは　悲劇的です。だって、数千個もみて欲しいものがひとつも無いって　凄い。そういうときこそ、惜しいアイテムは手直し、全然駄目なら自分で作るしかないと思ってます。ほかのバイヤーさんはどうしてるんだか、分からないけど。だから、デザインは伸ばしたほうが良い　と思っているのですね～。ところで、余裕のない生活の中でも　制作依頼は着々と片付いていき、本日も　２ヶ月近く待ってもらっていたネックレスを納品。（すみません）箱が気に入らなかったので、いろいろ小細工をしてみました～。

  Apr 4, 2007

• 予定変更の土曜日

  明日はゆっくり起きて　お花見だ～♪♪　と思っていたら　　いつの間にか企画されていた　我が家のお墓参り・・・もっと早くに言っておくれ・・・。　と思いつつ共に断れないので、早起きしてお墓参り→大急ぎの帰宅でお花見　ですところで、最近は　レビューや注文時のコメント欄に、いろいろ書いてくださって　とても嬉しいです！数が多いため　みなさまにコメントできないのが、とても　心苦しい。忙しいときや、疲れてくよくよしているときによむと、とても元気が出て　ありがたい。

  Mar 30, 2007

• アドバイスの目利きになろう

  姿勢の悪さを直すべく、だらだらとしたい土曜日の自分に鞭打って　出ていたピラティスであったが・・・そのレッスンは、なくなってヨガになってしまうそうだ。残念。でも、出よう、身体硬いし。身体の硬さや、妙な姿勢などの　癖というのは結構厄介なもので　怪我の元になるのですね。最近も、さまざまな癖を炸裂させて踊っていたせいか、自分の足に躓いて転びそうになったり膝が痛んだりします。自分の癖というものは、確実にのちのち自分を制限して苦しめることになるのですね。たとえば　幸せな状況も　臆病さで　手放しに喜べないとか自信の無さでいつもめぐってきたチャンスを生かせないとか。遠慮して幸せを掴み損ねるとか。自分で気づいて治せたら、自分の足に躓いて転ぶことも無いんだろうけど。気づいて教えてくれる人が居るのは、幸せなことですね。でもその場合、相手の言っていることは絶対に正しいと信頼できないと　癖は直らないけれども。信頼は自分の潔白のしるしか。むかし、「仕事のし過ぎで疲れてるんだから　遊ばなきゃ！」と、突然　山中湖までドライブに連れて行かれました。私は寝ていたかったけれどためしに信じてみたところ、帰宅したら　その強引さに余計にぐったりしたのに、　相手は、とても満足そうでした。ようは、アドバイスした自分に酔っている人だったみたい。それは　「ちょっと違う」とひそかにつっこんだけれども。ああ玉石混淆のアドバイスたち・・・。ところで、土曜日はお花見。去年は気づいたら葉桜だったからネ。食べ物と飲み物を沢山用意して　のんびりしてきます。

  Mar 29, 2007

• これからのことを考える

  暖かくなると、ダフネの季節。もともと私のお店は、シェルの輸入からスタートしたので　ジュエリーはクリスマスが一番忙しい時期だといわれていますが暖かくなった　3月から　7月くらいまでが　特に”私の季節”です。ダフネは7月1日にオープン。楽天にオープンしたのは　2005年の5月だけれど、daphneは2002年スタート。今年で5年目だ・・。というのも、年間スケジュールをたてていて　5月と6月に一つづつイベントを開催するかもしれないお話が出てきて記念すべき7月は何かするんだろうか?できるんだろうか？何をしたいのかしら?と、考えてみる。何もなくすごしても良いけれども。地道に小さくやってきたdaphneは、これまでは大きなイベントなどは開いたことなど無かったんだけれどいざ、そういう話が現実的になってくると　それでも私は出来るんだろうか!?と、凄く不安なのです。5,6月のイベントは、他の団体のイベントに「参加してくれませんか、一緒にやりたいです！」という感じのもの。5月のは参加させてもらえるかもしれない、というもので私主催じゃない。　（お話が決まったら告知をします）6月のは、私がメインのイベントになりそうだけれど。私が出来たら楽しそうだなあ、と漠然と思うのは　販売会です。でも、daphneのサイトの雰囲気やら何やらを考えると、どういうものが丁度良いのか。それに、まだ時期尚早。やりたいときにこそ、十分準備をしてやってみたい。7月に　イベントというほど華やかなものじゃないけれど　一つやろうとしていることがあって、その計画が現在ストップしています・・・（TT)。いっぱいいっぱいなんだもんでも、それは　5周年記念に、自分の中でやろうと決めたこと。でも　いろんな用事がたまっているから、先の準備はそのとき詰めようと思っているんだけれどきっとあっという間。早くやらなきゃ・・・。最近は、デザインすることに時間を使えるようになってきて、日々勉強。前に言っていた　お客様からのリクエストである、「金糸シリーズ」のロングネックレスを検討中。前はデザインの絵を書くにも　書き方からして分からないし誰にも教えてもらえない状況だったのに今ではさらりとかけていて、成長したもんだ　と、思ってみたりします。

  Mar 27, 2007

• 1人の作業と、2人の作業

  日ごろ、相当な人見知りを炸裂させているワタクシですが本日は　友人の友人たちを紹介してもらい、意外なことに良くしゃべり　よく食べた土曜日。中目黒の川沿いで　桜が咲いているのかと思いきや　まだ大きいつぼみ。来週末には、咲いてるんだろうか。ひごろ　一人で黙々と好きな作品を作って　またはバイイングして　という暮らし。最近は外部の人と会い、人々の思いを汲み取り、華やかな人々　とカテゴライズしていた人たちをみるようになりそのギャップにオッカナビックリ。「いやーやっぱり人と派手に何かをすることよりも　一人で作品作ったりしてるほうがあってるんではないか？・・・」と思っていたが、勉強になって　自分のためになるんですネ　としみじみしています。今週は　未知の分野の制作に四苦八苦し、「赤を入れて欲しい」と提出した試作とデザイン画には　全くコメントすら入らないまま返却されたりして「全く　お話にならないくらい　気に入らなかったということか？」と凹んでみたりでした。耐え切れず　連絡をしてみると　相手はただとても忙しい人であって　ゆくゆくコメントをくれるつもりであったこと、コメントそのものももらえたりと、一安心。「大体良かった」「全然違った」「直したい部分があった」とか　もう少し早めに　一言でも暮れたら安心したのにと思ったりすると、こんな小さい一つの作品の制作に　ここまで神経質になっている自分がいて、人とかかわって制作することの　不慣れを痛感。電話で話していると、最初に依頼を受けたときの印象とは違って　相手が　何を望んでいるのかが　だんだん見えてきた。どんな部分にたいして、どんな風に違和感や希望を持っているのかが見えてくると作り直す部分や詰めなおす部分がどんどん出てくる。試作が出来ても　やり直しを命じられることはあるだろうけれど、妥協できない性格なのは私自身も同じゆえ、相手の作り直しの希望とか「あれでも、これでもない、もっと別なもの」に対応できる忍耐はある。手間がかかり　どんどん大変になるいうことのは、　面倒などとは思わず　ちゃんと付き合いたいし「こうしてあげたい」「これも見せてあげたい」「こっちも好きだろう」と思い始める。いくらでも　試作をし、いろんなものを見せてあげたい　という気持ちになると、楽しくなるのだ。まあ、そこに時間、とか費用、とかがついてくると　そうも行かなくなるんだと思うけど。依頼を受けたときの要求は、あまりにもぼんやりとしているのに　要所要所に無理難題があって最初の印象は、求婚されたかぐや姫が　相手にあきらめてもらうために出した要求のように見えるくらいであった。「私を試したいから、こんな意地悪を言ってくるんじゃないだろうか？」とすら思ってしまうような事だらけの最初と比べなぜ、そう言い出すのかが　だんだん　分かってきた。アクセサリー制作に関する相手の経験や、何を見てきたのかが少しづつつかめてくるとどの程度石に関して免疫があるのか、どんな色のものが好きなのか、どんな組み合わせをしたがるのか　ということが見える。すると、一回に見せるべき石の数も、石の組み合わせのパターンの数も、こんなに一気に見せてはパニックになるんじゃないか　とか少ない候補しかみせなきゃ、「選択をした実感」がもてないのかもいしれないとか石だけ見せて全体が分かるほどのプロでもないかもしれない　とか・・・やり取りの展開もうんと変わってくる。なので、最初よりは　提案がしやすくなってきた。まだ、作品も出来てないのに、少しほっとしたところです。今日ご飯を食べた人たちのうち、一人は美容師さんだったんだけれど「いかに少ない情報で、その人を知るか」といっていて、こういう仕事の人は　まさに私がこうやって　四苦八苦していることを、毎日のようにやっているんだろうなあ　と。相手のやりたいことを汲み取って　形にする　というのは　バイイングとは全然違う。ああ、時間と経験が必要。

  Mar 24, 2007

• 全身で耳になる

  金曜日の夜に遊びに行くことはあまり無いものの、今日は夜になって「これから飲みに行かないか。」友人にあうと、大抵それぞれ悩んでいることはあるけれども悩み事の大半は「嫌な上司とか同僚のはなし」であって、私にはない悩み。相手がいないだけに生じる悩みは　私にとっては新鮮。だって私は、　周りに誰もいない　ということが、悩みなのだから。「きいてよ!オーナーがさ。」と、働く気力をそいでばかりいるような上司への愚痴や「話している間に、居眠りするんだよ！」という困った新人への愚痴。すごい勢いで話している彼女たちを見ると、そうか今日は話したいのか。きいてみよう、と、ひたすら聞いてみる。うんうん　それで？と、あっている時間の殆ど聞いていてそれで、どう思ったの??と聞いて聞いて、聞いている。みんなは、私には話したいときに会うらしい。考えが整理できるんだ！といってるけれど。男の子とあっているときもそうで、いつもよりもずいぶん良くしゃべるそうで、結果私が聞いてばっかり、な状況になっているらしく、”おれはしゃべりすぎた"といわれてばかり。しかし　帰り際には「あまみといると、私はいつも、本当に良くしゃべるけれど　私は天美から　何にも聞いてないよウ　私がしゃべり倒すからだよね」と、いつも言われる。気持ちよく話している人を前にすると、スポンジのように話を聞いて、そうか　この人はそんなことを思うのね。と思うのは楽しく、境遇の違う人々の生き様をみていくのが、好きだ。そして　時間が許せば、自分のはなしも同じくらいするんだろうけれど、大抵電車はなくなるから、かなわないけれど。デザインをしていくのもそうだ。相手の”したいけれども　なんとなく頭にあるのに　ぼんやりとして　まだ霧みたいなもの、を、雲にして　それを手にとって見える形にする”のが、私の役目である　と思っている。全身を耳にして、その人の霧を　雲にしていくのがすきだ。それにより、相手が　うわー相談して助かった　といってくれるのが、楽しいからなんだろう。耳になってばかりの私のはなしを、今度は耳になって聞いてくれる人が好きだ。こうなの？どうなの？なぜなの？と、質問されると、しゃべりだして、止まらない。そして　耳栓をしながら人の話を聞く人　が嫌いだ。全身耳になってあいてを分かろうとできない、というのは　人に対して　適当な人なんだよなあ　と。デザインもそうだ。あの人の思うものは、これで正しいのか。どうやったら近づくのか。と、相手の言いたいことを聞こうとしないといけない。デザインにしても、そうでないにしても、相手に　「いっても分かってくれ無そうだ」　と無言にさせてはいけない　のではないか？分かろうとすることには貪欲に頑張れるのに　分かってもらうことには　貪欲になれない。分かってもらおうと努力よりも先に　あきらめと悲しみが勝ち　誤解を正していく気力がもてず無言になってしまうのは、私が冷淡なロボットだからなんだろうか　　どうだろうか。しかし　久々の金曜の夜には、そんな耳になってばかりの私が　全身口になってしゃべった、気持ちの良い夜でした。

  Mar 23, 2007

• 姿を変えて帰宅

  先月のチョコレートは、こんな素敵なジャムになって　私のところへ戻ってきました。いままでお返しをちゃんとくれた人なんて　「紅茶をくれたあの方」くらいしか思い出せない・・・というくらい、ずぼらなお返しの仕打ち受けてきましたが今年は　ごーか　です。食べることに関して　あまり執着のない私にたいして「食べることに興味がないということは、生きる気力が薄いということだ　食べることを好きになれ」といってくれた人がいましたが　いまだ、食べることには興味が持てず・・・そんな私はジャムなんてなんだって良いのですが　このジャムは別ストライクゾーンど真ん中　ですなぜかというと、この外見ですチョコレートも　お菓子も　パッケージで選びがちな私ですが、このジャムも可愛い。「地元で有名なんだよ～」ということですがそこは小さな町のお菓子屋さんで、私も聞いたことのあるお店だった。食べずに飾っておきたい。

  Mar 21, 2007

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  不安と、忙しさの交錯の産物

  先日気づいてしまったことだが、私は「ひとつのことに集中すると、他のことに手が回らない」。前からうっすら知っていたけど・・。でも、デザインが同時進行できないこととか、決定するべきダフネの年間スケジュールとか、さまざまなイベントのお話とか。いろんなお話をいただきながら、全く手がまわらず「もーーー！じゅんばん！（ToT;)」と、幼稚園児たちに叫ぶ幼稚園の先生になった気分です。が、そんな私の性格を先日　見事に言い当てられてしまいました。春めいてきた季節＝ダフネの季節が始まった、という季節柄ゆえなのですがみんなの新作とか、みんなの再販希望とか、なんとかかんとか、いろいろ　めまぐるしい。順に片付けていくし、先日のように　kusaの新作がアップしたてのメルマガ告知前から　さくさくと売れていってしまうのをみても、「ああ、ちょっと待ってくれよ・・・」と追いつかない始末です。そんな中で追い討ちをかけているのが　制作依頼で厄介な件が一つあるからです。私のハンドメイドを見たことのあるかたはご存知のとおり　私はカットの透明感のある石とか、チラチラッと光ったりするものがすきで、使いがち。ところが、今回の依頼はカットビーズを使わない依頼。さらに、女子向けに作ってきた私がなんと、男性のために作っているという、私の中では前代未聞なことです。メンズを作ってくれ　というのは　ずっと言われていたことで、シルバーで、とか革で、とか前にあったことはあったけれど・・。作ることが出来るようになりたいもの。でも、未知な部分。だから、厄介です。ここにきて、「いよいよ　そっち方面も勉強しないとまずい」気分です。ちっとも苦じゃなく、楽しいんですが、頑張らなきゃナア　「うわー勉強しないといけないことだらけ（TT)」と、作るよりも調べ物からスタートということで、とっちらかってます。さて、そこで　まず「丸玉ビーズは　可愛いのか」　という疑問からスタート。丸玉といっても、この前kusaやsacoの作品で・・・ こんなのがあって、素敵だったなあ、と思い出してみたりして。丸玉ビーズも素敵なんだよ、と自分を盛り上げます。サンプルを見せるにしても　パール（しかも、イミテーション。日ごろ淡水しか使わないので）くらいしかない勢いです。そこで大体において、「興味をもてないのはその魅力を知らないからである」と思っているので「丸玉ビーズに興味を持つべく」何をしたかというと、ワタクシ　パワーストーンのブレスを作ってみました。メルマガに書いたあれです。丸玉ビーズといえば、パワーストーン　と思いついたわけじゃなくて、折り良く　ダフネのアクセサリーをつけてくださっている　お天気の土屋さんのブログに、「パワーストーンのブレスを作ってきました」というのがあって、写真を見た瞬間「いってみるしかない」　と即座に決定。　その日　予約して　早々と作ってみました。お店は、結構有名らしく　聞くと私の友人もそのお店にいって作ってもらったといっていて私も「是非行ってみたい」と思っていたところでした。パワーストーンのブレスだけでも作ってくれると思うんだけれど私は占い師に見てもらって自分にあう石を決めてもらう　という方法を選択。祖母が占星術をやっていたので占いは抵抗はなく結局　ばんばん言い当てられて　「あたりすぎた」。でも、たったの15分コースだったので物足りなかったけれど　そこで冒頭の「一つのことに熱中すると、ほかのことが出来なくなっちゃうのね～？集中力がある方？」と言い当てられましたタロットで。そのほかいろいろ、「あなたに何かしてあげたくて仕方のない方が近くにいらっしゃるのね。優しい方だと思います」と（誰なんだ！！男性ですか！？名乗りでてくださいー）出たカードを占い師が淡々と説明していく感じです。「こういう現状なのね～」とカードを読んでいくのです。その占い師さんに選んでもらった石が、こちら。この色はイヤだ　とか、いえないんです・・。私的には「ピンクは要らないジャーーん」と、思いましたが･･･ラピスラズリ（誕生石だからという理由）：危険を回避し幸運をもたらす、不安を取り除く水晶：調和と力の増幅、生命力アップアメジスト：嫉妬や怒りなどマイナスの感情を覚ます、魅力を引き出すブルーアパタイト：神経過敏や精神的な疲労を和らげ　素直な自己表現を促すレインボークオーツ：あらゆる願望を実現ロードクロサイト：心の傷を癒し　情熱的な恋をもたらすプレナイト：頭脳明晰、真実を見抜く力を強める、理性と感情のバランスをとるだそうです。要約すると、「理性を保ちすぎ、感情を殺したロボット的なところがあるので　もっと素直に自分を出しなさいよ」（アタリ！）「今の不安は自分の生み出したもの。不安に惑わされず　切り抜けろ」といわれているようです。どーしよ。やっぱり出来ないかも。　と、怖気づいていたところにこの石。不安に負けず、頑張れ　わたし。ところで、↑のような　自分では絶対に作らないような石の組み合わせのブレスは、なんと7000円もします。日ごろから作っている立場なので　すごい、高い！！　というのが正直な感想。目の前で占い師から指示されブレスを店員さんが作ってくれるのですがこの天然石の間に　メッキパーツにラインストーンのジョイントが入っていてメッキ嫌いな私は、どうしてもそれだけは嫌だなと、「それは入れないで下さい」とお願いしてみました。では、代わりにどのビーズを入れましょう？と言われたので「水晶を増やしてください」と言ったところ、いろいろ色を見て石をおきなおしてくれました。そうかあ、これはしかし　高いよなー　と思いながら見ていると完成したブレスを、水晶の原石の上にしばらく置いておくんです。石の説明が終わると「それを左手にはめて、2週間誰にも触られないでください」と説明を受け、ブレスをしたまま　店内をうろうろ見て歩き、さて　帰ろうかなあ　とすると、ブレスをした左手が　しびれている・・・ブレス、きつすぎたか?　と思ったものの　余裕があり　きついとかじゃないみたい。現実的な性格ゆえ　7000円の石のブレスなんて。と思っていたのに、これほどしびれるくらいなら、信じるしかない。この店でブレスを作った友人は、作ったその日帰宅すると、玄関ですさまじい睡魔に襲われてなんだか怖くなって、つけるのをやめてしまった　といっていたのを思い出しました。すごいでしょ、私はこういうの信じないので　びっくりデス。そういうわけで、色は凄いけれど、並べ替えなどしても良いみたいだし、ちょっと様子を見て　ひょっとすると組み替えて　使ってみようか　と画策中です。

  Mar 19, 2007

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  手のおはなし

  手タレとか、興味はないのか。と、言われたことがお恥ずかしいことにあるのですが私の指はたいそう細く、中指が少し曲がっているため実はあまり綺麗ではないのだ　と説明。骨ばっていて、やせている。そのうえもちろん　表現力なんてない。最近、ワケアリセールで指輪の問い合わせが多く、中でも「自分の指輪のサイズが分からないのですが、どうしたらよいのですか」って言うものが多い。私も確かに、この仕事をするまでは自分のどの指が何号だったかなんて、把握して無かったかもなあ。指輪のサイズというのは、一番正しいのはデパートとかのアクセサリー売り場でサイズはかってもらうことです。リングゲージとかで、覚えて帰ってくださいませー。というのも、紙を巻いて　とかいろいろあるのかもしれないけれど指輪も同じサイズでも　デザインによって入ったりはいらなかったりするし、指は指で、季節や朝か夜かによっても向くんでしまうものだから。 たとえば私は右手の薬指は6号でも、太目の6号はピッタリで　細めの6号はぶかぶか。だから、たまに石が下にまわってしまったりもする。だから、指の都合で中指に丁度良い日は中指にしたりする。写真は、sacoさんのflowers。その右手の薬指は、冬だと4号の指輪が入るのけれど　夜お酒を飲んでしまったりすると、指輪がなかなか抜けなくなる。ジャストサイズは難しいのネエ・・・。そこまで細い指というのは、全く自慢にならずたとえば欲しい指輪があってもサイズを落とせばデザインが変わってしまうのだから不可能だしパヴェとかはつけられない。モット困るのはピンキーリングで、私のサイズはナントマイナス0.5号。聞いたこともないこのサイズは、リングサイズ棒でいうと、上から少し下のほうに0号の刻み線があるのだけれどそれよりも上ということ。前にsacoさんが「あまみちゃんのピンキーってさ、0号くらいかねえー？と思って作っていたら、縮んでもっと細くなっちゃって！」と渡されたリングをしてみたら右手のピンキーに丁度良かった。気は、左手から入って右手から出て行くのだそうな。ピンキーをどちらの指につけるかは諸説あるものの、運を逃がさないように右手ピンキーにsacoさんの指輪をつけている私なのです。

  Mar 16, 2007

• 歴史の生むチームワーク

  私は家族と仕事をしているのですが、たとえば仕事以外でも、いろんなものについて　私の「アリ　ナシ」というものを、良く話し合うのです。話し合う、というほどたいそうなものじゃないんだけれどたとえば普通に街にいて、レストランでご飯を食べていて、「あ、これが素敵！」というものはいちいち報告。報告というほどでもないのだけれど、みて！　あの電気が可愛いこの壁の色が絶妙で　可愛いこの椅子の座るところが　可愛いこのテーブルの花の生け方　可愛いどうなってるのかね？そういうものは、買い付けの際や　仕事をしているときに　発揮されます。写真の撮り方一つ一つについても、「これは冷たい」「これは暑苦しい」など。アクセサリー選びでも、アリなアイテムと、ナシなアイテムを並べ、その違いを説明。たまに向こうにとって意外なセレクトがあると「これは？」と質問。「それは私の本意ではないが、○×の目的で、必要なのです」「そうか」向こうは　大方、分かってるんです。私にはそれも、分かってるんです。でも、ただ確認しあうだけです。先ほども、「アクセサリーにつけるタグを　どうするか」ということで話をしていたのですが○用紙○フォントなど字について○タグを結ぶもの○レイアウトを、なんとなく会話。夕方に話していて、夜に帰宅すると一枚の紙にずらずらっと　値札例　ということで数字が並び、表面のレイアウト裏面のレイアウト　も、記された紙を用意され、「どれが良いか」のやり取り。そこで、私が赤で　「フォントはこれ」「これは気持ちが悪い」「このグループがあり」と書き込んだり　丸をつけたり。ここまでは誰とでも出来る作業風景だけれど、「ある程度仕事をしてこそだ」と思う瞬間はこんなとき。「それで　タグは、何でつけるか」朝も早くから仕事をしていた父から　寝起きの私に飛んできた質問。「ちょっと待ってくれよ」的なものがありつつも（ううーーんんと・・・あれよ、あれ）と思いながら、口は動かず。でも、頭の中には確かに　使いたいあの糸のイメージが在って、でも説明できず。すると「糸か。金の」分かってるじゃんか。それです。帰宅すると、「糸を買ってきたので、見てくれ」といわれる。2つ。迷うまでもなく、頭の中にあるほうを、選択。　すると、「やはりそうか」といわれる。だって、この会話の中では糸が拘りポイントだなんて会話は一度もしてないのに、分かってしまっているのだから。大体こうなってくると、「適当に作ってみて、後は手直しするから！」ということが成立し始めるんだと思うけど、相手が一緒に仕事して間もないと、こういうことはまず、ないのですねえ。いま制作をいくつか頼まれていて　そのときに強く思うのは、「相手にとっての、アリ　・　ナシを、全く分かっていない」ことの不安感。漠々とどこまでも広がっていきます。何かを作るときの　拘りポイントすら、分からないという手探りな感じ。暗中模索もいいところ・・・父とは仕事をして、5年目。住んで28年。以前にも　家族じゃないけれども、私のアリナシを、良く把握してくれる友人もいたけれども、その人とも長い付き合いであった。買い物に出かけては、「良いピンク」「悪いピンク」「良いこげ茶」「悪いこげ茶」までが分かる勢いであった。でも、他の人とはそうもいかないよなあ。向こうは、付き合ってくれるのだろうか？私は耐えられるのだろうか?　これから、築けるのだろうか?先が思いやられる。不安は漠々と　果てしなく広がっていく。

  Mar 15, 2007

• うれすぎ　新作速報　ハンドメイド　VS　量産

  今月はkusaの新作を出すのが少しいつもよりも遅かったのだけれどお客様は　待ち焦がれていたのか、発売とともになくなっていく。そのスピードが本当に早く、びっくり。発売してからメルマガを出すまでにタイムラグがあるのは、楽天ではメルマガを配信するのに予約が必要で、希望した時間の予約がすでに埋まっていたりするからすこし希望した時間よりも後になったりするから。まだメルマガでお知らせしていないのに　どんどん売れていくって言うのは、ほんとに凄い。時々、「残り一つって書いてあるけど、どーせ実は、まだあるんでしょう?」ときかれることもあるのですが、本当にないのよー！一つ一つデザイナーがハンドメイドで作っているからこそ、クオリティが高く　細部までこだわりが行き届いているのです。そこが、量産との違いなんだけど。。。量産だって、人が一つ一つ作っているのだから”ハンドメイド”。でも　いくらクオリティコントロールをしたところで、アクセサリーのデザイナーがじきじきに作る作品、またはサンプル品と工場に働きに来ている一般の労働者の作るアクセサリーとでは、見本が同じものであっても、仕上がりは違ってくるのだから。「あなたは何を見てこれを作ったのかぃ」と突っ込みたくなるような、労働者たちの仕事ぶり。ましてや、日本人の作るものと外国人の作るものとでは、”完成度”ということが根本からして違うのだから。すくなくとも、フィリピンの連中には、「ただ、そんな感じのものを作れば良いんでしょ～？」的なユルサがあるので、どう説明したって解決し得ない問題があったリするのですが。よく、ノベルティのマスコットが、オリジナルの顔とかなり違っているという、あの現象です。だから、量産とハンドメイドの作品は　一緒くたに出来ないんだなあ。

  Mar 14, 2007

• 週末の充電

  猫背の姿勢を直すべくはじめた　ピラティス。といっても、ただジム通いで受けられるレッスンを忘れなければいく　という程度なんだけれどこれが　結構良いようだ。　　続けよう。昨日は、金曜日の夜だから　「花より男子」のまえの土屋さんのお天気番組をビデオで確認。忙しい土屋さんとは最近うちの事務所で打ち合わせをする余裕がないけれども、彼女のテイストを掴んだのですきそうで似合いそうなものを何点か、私が選んでマネージャーさんに預けている。金曜日のお天気を見ると、週末は目黒さん。今日は　目黒さんの番組（ウェークアップ！ぷらす/日テレ）を見ようとおもいつつやはり寝坊をしコーヒーを片手に　昼からビデオで　「本日の目黒さんチェック」。本日は、kusaのブルーオパールのネックレスを着用。「さわやかで、似合ってるじゃ～ん！」と、まだ動かない頭と口で　嬉々として家族に報告。家族は私よりも先に、ちゃんと早起きして私より先にしっかり確認して見てるんだから　私の報告するよりも先に知ってるんだけども・・・。この衣装提供、毎回ワタクシ　衣装を見ないで決めているので　けっこうハラハラしております！マネージャーさんから「次回は何色のインナーに何色のジャケット」という感じで衣装を教えていただくので、想像を膨らませて　目黒さんに似合うであろうアクセサリーをピックアップして　預けるのです。本人の写真をみながら、長さ、石の雰囲気、色合いなど　どれがしっくりくるのか??　と。「土曜日の朝のニュースは、どんな雰囲気なんだろうか？」バイイングは仕事だけれど、スタイリスト的なこの仕事、なかなか面白い。でも、　緊張します・・。それにしても、なんなんだろうか　この眠気。私はケモノなんだろうか?冬眠から覚めた。だるいし、疲労感がたまっていて　取れない。いろいろ考えることが、あるからだろうか。明日は友人のイベントに顔を出し、月曜日は　ダフネ部　御意見番（勝手に命名）と餃子パーティ。働いてばかりの女三人。餃子らしい餃子は、ワレワレの夕飯は、出来るのであろうか。

  Mar 10, 2007

• なぜ　働くのか

  最近は本当に日々過ぎていくと言う感じ。仕事にかまっていたために、私生活をかまっていなかったため「あまみは結婚はしない、働く女なんだ」ということで話がまとまっていたり、全然別人格のイメージが一人歩きしている現実を見るようになりかかわってきた人間を最小限にしてしまったことに、少し反省。買い付けで会うサプライヤーには　彼氏はいるのか　なぜいないのか　作らない理由を教えろとか、かなり具体的に突っ込まれるものの「ワーカホリックなんだもん」と　日々の暮らしをタイムスケジュールで教えると、なるほどねえ、とようやく納得してくれる有様。そんなわけで仕事三昧な私は別に、お金が欲しいとか　成功したいとかいうことではなくこの仕事は「好きなものに囲まれて暮らしたい」というものが基本。次に私にかかわった人に、「そうだ　さんと仕事をすると　楽しい」と言ってもらいたいわけだしアクセサリーなんて、ひとつも買ったことが無かったんですがダフネがきっかけで、アクセサリーを買ってみるようになったんですといってもらえたりすると、この人に、装う幸せを味わってもらうことが出来たのか～と、嬉しくて　この仕事をしている。アクセサリーというファッション小物は、女性の容姿に関わるもの。こうありたい、こうなりたい　といううちに秘めた願望や、本当は持っていても　勇気が無くて表には出せないでいるような部分を、こっそりと反映してしまうもの。アクセサリーを見ると、その人が分かりきるとは言わないけれどシンプルで、効率的で　オトコっぽい　さばさばとした性格、に見せたい裏側にはその人の女らしさを受け入れられずにいる性格なんだろうな　とかなんとなく、見えたりする。そこで、今まで選ばなかったであろう　華やかで女らしいものを薦めてみるとやはり良く似合い、「すごく　恥ずかしいです！」といいながら「こういう女らしいのは、自分をアピールしすぎる気がして避けてました」といわれると、「もって生まれた女の子らしさを生かさないともったいない気がします」というと、そうですよねえ・・と、なんだか生き生きと買い物をしているところを見るとこれまで否定してきたある部分を肯定できるささやかなきっかけ　になりえたら良いなあとかすかに思ったりもする。つまるところ、あんなに小さいものにでもアクセサリーを買う、ということは希望した自分になれるために　夢を買うようなところがあるわけだし「願ったようになれたらよいですね」という部分も、かなりある。店に納品してくれる人たちの　仕事のスタンスや、アクセサリー以外でも　文筆で身を立てたいけれど叶わなかった人にはメルマガに載せる文章を書いてもらうとかそういう、いろんな人の「こうできたら、私は幸せだ！」が実現できる場所として、お店を存在させているようなところがある。私のお店が、みんなの　”うれしい、たのしい”になれば私は幸せだ　と思っているのにそうではない事態が起こったりすると、そんなツモリでこの仕事してるんじゃないんだよなあ　と　クサクサ。先日は　専業主婦の友人に「そんなに働くなんて　どれだけお金が欲しいのか　何に使うのか」と、真顔で聞かれました。働くと、大変だけど　面白く　幸せなのだ　と応えると妙な顔をされる。一緒に仕事をしているひとで、私になんと「早田さんに似合うと思うから、良かったらもらってください」と、洋服やバッグ、アクセサリーをくださる方がいたりだとか、「宝くじをかって　あたったらみんなでダフネの○×を作りたいな、なんて　妄想しちゃった!」とか「そうださんに会わなかったら、いまの私はこんなに楽しく生活していなかった！」とか「自分のコレクションの中で　ダフネのオリジを作りたいけど、良いか？」といわれたりするとそれだけで　とてもありがたいなあ、としみじみして幸せなんだけれど。きっと、働くこと、仕事に打ち込むこと、は　冨と名誉　成功のためだ　という風にだけ捕らえる人もいるのだろうなあ。

  Mar 7, 2007

• 無防備なわたし

  考え事にふける癖のある私は、考え事にふけりだすと完全に自分の世界に行ってしまい、全く上の空の返事しかしなくなったりする困った性格の持ち主ですが先日ふと、作業中のひっつめ髪に腕組みをして考え事をしている自分の姿を鏡の中に発見しこれ、なんか見たことある・・・と思ったら、ムーミン谷のミイそっくりだってことに気づいてしまった。どおりで眉間が疲れるわけだ。　そして、とんでもなく意地悪な目つきであった。無防備な表情　おそるべし

  Feb 26, 2007

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