チェス・駒得を考察してみる
どもPS2の購入を画策する黒うさぎです。こんばんはm(_ _)mえ~ 先日から連載を開始したチェス教室・講義編 今日は第二回です。今回は チェスの勝敗を分ける上で重要な要素となる駒得について書いてみようと思いますです。チェスにおいて 味方の兵力が相手の兵力より勝っている状態を「駒得」味方の兵力が相手の兵力より劣っている状態を「駒損」と言います。駒得をしている側は 攻撃・防御共に兵力の投入が容易である為 ゲームに勝ち易く駒損をしている側は兵力不足により 各場面において苦戦を強いられるというのが通例です。よってチェスではまず 駒得を目指す事が勝利への第一歩となるのです。駒損を避けつつ駒得をするよう心掛けながらゲームを進めていけば勝機は自然と訪れることでしょう。ところでチェスには計6種類の駒があり それぞれ固有の性能を持っています。強い駒もいれば弱い駒もいます。よってこれら6種の駒の価値や重要度は それぞれ異なるはずであります。 例えば 「クイーン」は8方向に好きなだけ動ける為非常に強力ですが「ポーン」は前進しか出来ない為 それ程強くはありません。これらの事から 「クイーン」は「ポーン」より価値がある という事が言えそうです。 また 「クイーン」は「ルーク」より価値があるという事も言えそうです。何故なら「クイーン」は縦・横・斜めに動けるのに対し「ルーク」は縦・横にしか動く事が出来ないからです。 チェスでは このような異種類の駒同士の価値の違いを数値にして表した評価制度が広く用いられています。これが「駒の相対評価」と呼ばれるシステムです。 この評価制度には様々なバリエーションがありますがここではごく一般的に使われているものを紹介します。 駒の相対評価ポーン1個の価値を1点と定めます。この時ナイト1個の価値は3点ビショップ1個の価値は3点ルーク1個の価値は5点クイーン1個の価値は9点となります。上記のルールにより 両プレイヤーが所有している全駒を数値評価し味方の数値が相手の数値より高ければ「駒得」味方の数値が相手の数値より低ければ「駒損」になります。なお キングはメイトされると「負け」になってしまう為 価値は「無限大」です。ゲーム中は 「駒の相対価値」により両プレイヤーの兵力を常に把握しながら駒損を避けつつ 駒得を目指す事が大切です。 チェス教室前の記事次の記事