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仕事できていた知人が地元に帰る前にどうしても富士山に登りたいと独りでも登る気でいたので付き合うことにしました。
なのに 私は腰痛に悩まされ日曜日にやっと整体に行ってきました。(顔までゆがんでるって治してもらいました^^;) 子供の世話の関係で夜寝かせてから登り 夕方までには確実に帰ってこようと計画しました。 車で5合目に着いたのは夜中の1時過ぎでした。いつも昼間しか行った事がなかったのですが 途中の道路で鹿やカモシカを見かけてびっくり^^ 30分くらいその場で体を慣らし いざ登りはじめました。 6合目の山小屋で杖を買う予定でした。着いたのは2時頃。小屋の鍵が開いていたので呼んでみたのですが何も応答なし^^;仕方なく置手紙と共にお金を置いて杖をいただいて登りました。置手紙を書いている途中『え?くま??』と思うような声が・・・誰かのいびきでしたが^^; 6合目から新7合目までは知人がとても辛かったようで休憩がとても多く 暖まったからだが冷えてしまい元気な私もちょっと辛かった^^;; でも景色は最高でした。ヘッドランプを消しても月明かりでとっても明るかったのです。ちなみにこの日は温帯低気圧(元台風7号)が近づいていて天気が荒れることは覚悟で登っていました。上を見たら満月に近い月と星が輝き 下を見ると雲のじゅうたんで 時々音は聞こえませんでしたが雷が光っていました。何とも不思議な感じでした。 新七合目に着いたのは3時半頃だったかな・・。もちろん小屋は開いていなかったので 休憩してまた登り始めました。 七合目に向かう途中から東の空が明るくなってきました。私は前を歩き 登山道のロープを探しながら後ろの知人とのはなれ具合を確認し 明るくなってきた空や下の雲のじゅうたんで光る雷を見たり・・とキョロキョロしながら登っていました。 他に登ってる人は見かけなかったのですが 途中一人の男の人が私たちを抜いていきました。聞いたら6合目で泊まっていたそうです。 7合目に付いたのは5時でした。寝ていなかったのでそろそろ休みたかったのですが 山小屋に聞いたら6時からと言われ 8合目を目指すことに・・・。そしてこの頃にはいつの間にか月明かりは雲に消え 風が強く時々吹き飛ばされそうになっていました。雲なのか霧なのか雨なのか・・・とにかく寒かった。 5年前に登った記憶では8合目の手前がきつかった・・。なのにもうきつい^^;しかも寒いし眠い^^;; 知人は20年位前に小学生だった時 家族と登り 高山病になったため山頂まで行けず どうしてもこの機会に山頂まで行きたいと言っていました。新七合目までのとても辛そうな時も頑張って登ってきて 今はもう体が慣れ私の前を歩いていました。知人が諦めると言うまでは私も引けません!! 悪天候の中 8合目に着いたのは6時半をまわっていました。 山小屋に聞いてみると泊まっていた客が出たらいったん閉めるとの事・・。9合目の山小屋では休ませてくれるらしいけれどまだ今シーズンの営業は始まっていないらしい^^; と言うことは・・山頂目指して登っても下るまでは寝ることが出来ない・・・^^;;; 知人とどうするか相談していると 人がわんさと下山して来ました。(天気が荒れてきたから??)ここの山小屋の人も「登るならさっさと行ったほうがいいよ」と・・。 でも折角ここまで登ってきたのでもう少し登ってみるということになり 登り始めたのですが下山してきた外国人の女性が「天気 Too Bad!!」と教えてくれました。 う~ん・・・。 ふと見ると白い鳥居が見えました。そこで写真を撮り何とも悔しいですけど今回は下山することに・・・。 下山し始め 8合目の山小屋の前を通ったらさっきの山小屋の人も「ああ そう!下った方がいいよ。そうしな。」と・・^^;(ちょっとほっとしたような・・) しかし私の眠気は限界に来ていました。(知人は前日の昼間ちゃんと寝ていたのです^^;) ひざも痛くなってしまい 杖を借りて2本持ち下っていましたが 気がつくと座り込んで寝ていたり^^;; 登りは助けてばかりだった私も下りは逆に助けてもらってばかりでした。(寝てしまわないように歌を歌わされたりしました^^;) ひざを庇うあまり杖に頼りすぎて肩が痛くなってしまい とうとう知人は私のリュックも持ってくれました^^; え~・・こんなに登ってきたっけ??と思うくらい私にとっては長い下りでした。 5合目に止めた自分の車が見えたときは本当に嬉しかった。ぐしゃぐしゃに濡れた合羽のまま車に乗ってしまいたい気分でした。 実は18日にもあかが入っているボーイスカウトで富士登山の予定があります。 今回登るから辞めようと思っていたのですが・・・。登れなかった悔しさもありもう一度チャレンジしようか・・でもこんなに疲れるなんてもう嫌だな・・。微妙な気分です^^;; その頃の日記にはなんて書いているのかな・・? でも今回の登山は初めての夜間登山だったし とても楽しかったです。(こんなに疲れるのになぜかな・・?) 車に着いた時は「2度と登らない!!」と言っていた知人も一眠りしたら「いつかまたリベンジしなくちゃ!!」に変わっていました。(次も同行するのかな・・?^^;) しかし 登山って不思議な魔力があるのかな? はまったのかも・・・^^;; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月07日 21時44分42秒
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