生まれてはじめての歯石取り
歯医者さん2日目。今日から治療だろうか……緊張する。天候不安定。今にも雨が降り出しそうだ。土曜日だから混んでいる。息子は傍にいる女の子をじっと見ていた。「ぶはっくしょん!」息子「うぇええええ~~」女の子のお父さんのくしゃみに驚いて泣き出してしまった。さて治療だが、今日は下の歯の歯石取りだった。痛い痛いと聞いていた歯石取り。予告されていなかったので怖がる暇も無かった。「歯垢が歯茎と歯の間に溜まって悪さをするんですよ」と説明された。定期的に取らなければならないのだそうだ。それから色素沈着。私はタバコは吸わないが、お茶好きだから、どうしても歯の裏に色がついてしまうらしい。水で飛ばしながら、シャーッッと表面を磨いていく。歯と歯の間、歯茎の際までこすると、ときどきチクッとくるのが判った。痛い箇所は知らせれば休み休みやってもらえる。だんだん気が楽になってきた。最後に細い針状のもので隙間をガリガリ……はいおしまい。「口をすすいでください」ちょっとだけ血の味がした。漱いだらすっきりした。先週撮ったレントゲンの説明があった。親知らずが見える。願わくばこのまま生えてこないといいけれど。さっきこすった時チクチクしたのは小さな虫歯がある所らしい。歯石を取ったので、少し水などがしみるかもしれないという事、これから歯茎が引き締まってくるとの説明もあった。虫歯の治療をしながら、歯磨きの指導が入る様だ。息子は、静かだと思ったらダンナが外へ連れ出してくれていた。