カテゴリ:親友のこと
今日は朝から雪が降っています。
Sさんと出会った日のこと。 入院している病院の廊下の大きな窓から、 雪景色を眺めていた彼女に後ろから声をかけたのが始まり。 毎日、彼女のことを思い出し、悲しくなる。 会いたい。 彼女とショッピングに行って選んでもらった服、靴、家の中にも彼女との思い出がたくさん。 こんなに悲しい思いをするなら、 出会わなかった方が良かったの? 仲良くならない方が良かったの? 自分に問いかける。 いや、そんなことない。 そんなこと言ってたら、 どうせ死ぬなら産まれてこない方がいいのか、 とか、そういうことになる。 人生は、神様が与えてくれた最高のプレゼントなのに。 考えたくないことだけど、 産まれたら必ず死ぬ。 出会ったら、必ず別れがくる。 限られた時間のなかで、 どのくらい楽しめるか、 どのくらい明るく命の火を燃やせるか、 結局、そういうことなのかな。 一緒に楽しんで、笑って、感動して、怒って、泣いて… 彼女が亡くなる三ヶ月前にも、 私たちは箱根へ2回目の旅行へ行った。 夕食の時、 もう一度一緒に旅行ができると思わなかったって、 急に彼女が泣き出して、 一緒に泣いたね。 こんなに早くお別れがくるとは思っていなかったから、 また、来られるよ、また来ようね、 と、 彼女の背中をさすった。 人は一人じゃ生きていけない。 寄り添いあって生きているんだね。 私も経験があるけれど、 寄り添ってもらえるってすごく力になる。 一人じゃ倒れそうな時、 寄り添ってくれる人がいれば、立っていられる。 私は非力だけど、 最期まで寄り添うことができて、 後悔してない。 ちょっと暗い内容になってしまいました。 時々、すごーく悲しくなってしまいますが、 多分、今、彼女とのお別れから立ち直っている最中なんだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 3, 2018 12:11:18 PM
コメント(0) | コメントを書く
[親友のこと] カテゴリの最新記事
|
|