油田となっていく農地
世界におけるバイオエタノール導入の主な取り組みを見てみる。米国 ガソリン消費量を2017年までに20%削減し、バイオエタノール等の使用量を1億3,300万キロリットルに。2005年の生産量は1,621万キロリットル原料はトウモロコシEU輸送用燃料のバイオエタノールに占める割合を2020年に最低でも10%に設定2005年生産量は278万キロリットル原料:小麦、大麦、テンサイ などブラジルガソリンへのバイオエタノール20~25%の混合を義務化。2030年には1億1,500万キロリットルの余力を産み、輸出を計画2005年の生産量は1,607万キロリットル原料:サトウキビインド2006年11月からガソリンへのバイオエタノール混合5%を義務化。将来は10%へ2005年の生産量 170万キロリットル原料:サトウキビ日本2030年頃までに600万キロリットルを生産2005年生産量 30キロリットル(万が抜けている訳ではありません)原料:サトウキビ、糖ミツ 規格外小麦そして、中国経済成長が続く中国はエネルギーの節約と汚染廃棄物の削減に取り組むも、目標の半分も実現していない現状がある。従ってバイオエタノールの推進にも力をいれている。2010年までに全ガソリン使用量の50%にあたる650万キロリットルを生産2005年生産量 380万キロリットル原料:トウモロコシ、麦農地がエネルギー生産基地となっていくということがよく分かる。