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カテゴリ:母とロンパリ
今日は午前中は市内半日観光。みゅうトラベルに集合して、ビクトリア駅のバス停留所まで連れて行ってもらうと、日本人は私たちだけだった。日本人のツアーを申し込んだと思っていたのだが、日本語のガイドが付くツアーだったらしい。だったら私が訳して母に伝えればいいんだけど、ガイドさんにお任せすることにした。ガイドさんはこの道10年という女性だった。私たちの隣に座って説明を訳してくれる。
この「プレミアム」ツアーのいいところは、ロンドン塔の内部を見学できることだ。ロンドン塔はヘンリー8世の二番目の妻、アン・ブーリンや、その娘で後のエリザベス一世が送り込まれたところだ。中は城塞と塔から成っており、もともとのオリジナルのロンドン塔はホワイトタワーThe White Towerと呼ばれ、今は武器庫になっている。宝物殿Jewel Houseにはエリザベス女王の王冠や、戴冠式の模様が展示されている。Beauchamp Towerには、刑を待っていた囚人が石壁に書き残した落書きなどがある。実際にここで斬首刑が行われていたそうだ。この塔の歴史を何となく知っていたのでもっと鬱蒼としたところかと思ったが、芝生のきれいな美しい城塞だった。 中庭は改装中。ここでアンブーリンが首をはねられた。 その後、お決まりのバッキンガム宮殿の衛兵交代式と、川下りのミニクルーズがつき、テイトミュージアムの近くで下車。ミレニアムブリッジを母と歩いて渡り、午後は、チャールズ皇太子とダイアナ妃が結婚式を挙げたセントポール寺院を見学した。盛大な挙式は日本から見ていた私には本当のおとぎ話だったが、あの結婚があんな結末になるとは、夢にも思わなかった ミレニアム橋。 セントポール寺院の近くで軽く昼食を取った後、かねてから申し込んでいた「チェルシーフラワーショウ」へ。このイベントは、全国の花屋さん(小売りではなくて、ホールセールの方)が集まり、花の新種や苗木を発表するイベントだ。その道の人にはとても人気のあるショウらしく、前売り券は完売。エリザベス女王も訪問し、品評会が行われる。私たちの行ったときはもう女王様が訪問した後で、金や銀の賞が送られていた。見渡す限りの花、花、花。花というのはどうしてこんなにも人の心を楽しくさせるのだろうか。 ひたすら、人と花が続く。 金賞。写真ではわかりづらいけど、一面がピンクの花で埋まっていた。 夜はちょっと変わったものを食べようと、「地球の歩き方」に載っていたEat-Thaiというタイレストランに行った。なかなかおしゃれな内装で、仕事帰りの若い会社員たちでにぎわっていた。後で分かったのだが、母はココナッツミルクが苦手だった。変わったものに挑戦しようとして、やはりだめだったらしい。おいしいタイカレーも母の口にあわず、ちょっと残念だった。しかし、味はなかなかのもの。人に薦められるレストランだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/21 04:03:06 AM
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