ダックス大好き

-----・-----・　昨日の　つ　・　づ　・き　-----・-----・-----・



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「もう、しばらくはお見合いはしたくないっ！！」

アンコは、本当に、疲れきってしまった・・・。


「結婚願望」は無かった。

そんなアンコが、
両親が気に入る相手を自力で探し出す、
気力と体力はもうない。
いや、
そもそも、
アンコには「ヤル気」はなかった・・・。



でも、「絶対に結婚したくない！！」まででは無かった。

だから・・・。
お見合いで、　「結婚したい！！」と
と思える相手と
出会えるのであれば、
こんなにラクなことは無い。


ただ、もし結婚するとしたら・・・・・

「両親・親族に反対されない」
「皆に祝福される結婚」
・・・・。
「お見合い」であれば、
両親・イチ子伯母さまがふるいにかけた相手。
反対される事は、まず無い。




イチ子伯母さま、そして母：ナナ子の

「お会いしてみて、イヤだったら断れば良いじゃないの～！」
「もっと、気楽な気持ちでしてみたらいいのよ♪」

なんて、あま～い言葉にも後押しされ、

安易な気持ちで始めた「お見合い」。

それが・・・・。



「お見合い」をするアンコを見て、喜ぶ両親。
「お見合いしたい」と釣書が送られてくるたび、笑顔の両親。
「お見合い」に出掛けるアンコを、嬉しそうに送り出す両親。

・・・・。



いつしか、
アンコにとって、
「お見合い」は・・・


「両親を喜ばせたい」そして「両親に安心させてあげたい」

これを実行する為の、
手っ取り早く、もっとも確実な、「手段」となっていた・・・・。




そして、
「もう、しばらくはお見合いはしたくないっ！！」

こんなアンコの我がまま？を、
聡明なイチ子伯母さまは、優しく聞きいれててくださった。

そして、イチ子伯母さまの
「鶴の一声」
で、
母：ナナ子も、従った。


アンコは、
しばらくの間、
疲れとやる気？を回復させる為に、
「お見合い」を
お休みさせていただく事となった。



ヤレヤレ・・・。


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お見合いをお休みし、

平穏無事な生活を満喫していたアンコ。

それなりに、充実し、再び独身生活を満喫していたアンコ。

「こんな生活が、ず～～～～～っと続けばいいのに・・・」



・・・・。

だが、
そんな生活は長くは続かなかった。



・・・・。



アンコ家族：味噌島家に、
いや、
父・母・アンコを激震させる、重大な出来事が起こったのである・・・



そ　・　れ　・　は　・・・・・・










味噌島家の長男：海助。

アンコと年子の兄でもある、海助。




その、海助・・・・。



そして、その海助の「カノジョ」・・・・



・・・・・





・・・・・・・











「妊娠しちゃった」






父、母、そしてアンコ・・・


「」





この出来事は、
一見、
アンコには
無関係のように思えるであろう。


・・・。



しかーーーーし！！！




この出来事は、
アンコのこの先の人生に、
思いもよらなかった影響を与える事となった・・・。



つづく