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カテゴリ:演劇
今日、本番のプリセットを終え、楽屋でダラダラしてたら
「○っちゃん、ブルートゥースのスピーカー買ってきたんだけど、どうしてもペアリングできないんだ、見て」 と、フルチンが来た。 俺「分かった、今行くよ」 フルチンが機械的なことで困ると、ほとんどの時、俺がなんとかしてきた。 だから助けを求めにくるのはいつものこと。 俺「どんな奴買ったの?」 フルチンの個室に入ったとたん 俺「ナニ?これ?!」 フルチン「いいだろー」 それは、太陽の塔ロボだった。 バンダイの超合金で、太陽の塔が変形してロボットになるという 2万円近くもする、完全に大人なおもちゃだ。 その後、俺はスピーカーの設定などリセットして、どうにか、こうにか 俺「きた!繋がったよ」 フルチン「ありがと、○っちゃん」 俺「今度、飲んだ時、ごちそうしてくれればいいよ」 フルチン「よーし、皆に見せびらかしに行こうっと」 と、言いながら超ご機嫌な顔で男子部屋に、意気揚々と太陽の塔ロボを握りしめて楽屋を出て行った。 座長がご機嫌な時点でその公演は成功している。 と、俺は思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/09/02 11:30:03 PM
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