土曜日は友人のご主人の一周忌の法要に参列しました。学生時代の友人のご主人なのですが、仕事で三重に住んでいらして昨年突然、友人と大学生のお嬢さん残して亡くなられました。友人とご主人は学生時代からお付き合いしていてとても仲の良い夫婦だったので本当に友人のも大変な一年間だと思いますが、とても明るい性格で転勤先での友人も多く、その方たちに支えられて頑張ってこられたようです。
法要はご主人のご実家の川崎で行われましたが、友人は犬を飼っているのですぐに三重に戻らなければならないということで、精進落としの席で少しお話させていただいて別れました。親子二人で支え合って生きていくという強い意志を応援してあげたいなと思いました。
その後一緒に参列した友人とと一緒に銀座に画廊を持つ友人の所に行きました。そこに岐阜からたまたまお父様の法要にいらしていた学生時代の友人、さらに横浜からかけつけてくれた友人三人、計7人でプチ同窓会をしました。
少しレトロな居酒屋の2階でゆったりと昔ぱなしに花を咲かせました。もう、20年近くあっていない同士もいるのに当時にタイムスリップして話は尽きませんでした。学生の時はみんなのそれぞれの家に泊まりにいったり、旅行に行ったりしたことが刻々と蘇ってきて、それぞれ家庭での苦労話やこどもの話題で盛り上がりました。
夕方から10時過ぎまでたっぷりと話をした後、それぞれ帰路に向かいましたが、私は岐阜からきた友人とさらに汐留のホテルに宿泊し、深夜まで語りました。その友人とはゼミやバイト先も一緒だったり、彼女が学生時代スキーにはまったことがきっかけで私も始めました。冬に彼女がスキー場に居候していた所が偶然父の会社の寮だったので、そこに宿泊者として行き、よく二人でナイターで滑ったことが懐かしいです。
次の日はちょっと遅めに起きて、新国立美術館に行きオルセー美術館展を鑑賞しました。すごい人出でしたが、ポイントポイントを短い時間でまわりました。ちょうど25年前の夏、友人はパリにいるお姉さんの所に滞在していて、私はツアーでパリに出かけ、二人でルーブルやオランジュリー、印象派美術館(オルセー美術館の前身)などに行ったことも思い出されました。
美術館を出た後はミッドタウンで食事をしたり、お店を見たりしました。
今、考えるとその当時の生活が本当に楽しくて充実していた日々だったんだなと思えてきます。長い時間あっていなくても、その時の友達とは気持ちが通じ合って、話している時間は今の自分を癒してくれます。人との出会いの大切さをまた、感じた2日間でした。