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日本列島が、寒波に震えている。
気象庁も、暖冬改め厳冬と言い直したらしい。
北極の寒波がダイレクトに来るなんて、考えただけでも
体が凍りそうになる。
そんな中、昨日会った友達は、雪を喜んでいた。
「雪なんて、久しぶり～」
だそうな。
確かに、こっちで育って関東に行くと、雪の少なさにびっくりする。
頭でわかっていても、やっぱり雪がないのは物寂しい。
そして、関東の雪は、こちらの雪とまた違うのだ。
水分を多く含んだ、べしょべしょという雪。
こちらの雪は、そのときによって降り方が変わる。
ちなみに、今日降った雪は、粉雪のようにさらさらとしていた。
降り方も、空から小麦粉をふるいにかけたように
さらさらと降り積もる感じ。
これが春先になると、ボタン雪が多くなって
どさどさと降り積もる。
昨日の新潟の大停電は、最大31時間も復旧までに時間がかかったらしい。
何年前になるかな、クリスマスイブの大雪で、大停電になったのは。
そういえば、昔は停電が多かったし、一度停電になると
復旧まで時間がかかった。
今のように停電が少なくなったのは、電力会社の企業努力の賜物だと思う。
その努力と、予想をはるかに超える状況となったのが
昨日の大停電だったのだろう。
それなのに、電力会社を責めるのはおかしいんじゃないだろうか？
自然の力は大きい。
人間の力など、到底及ばない。
それを人間は忘れていないだろうか？
人間が自然への恐れをなくしている時
自然が牙をむくような気がする。
「人間よ、おごるなかれ」と。
雪害は深刻だし、今回の大雪で亡くなられた方もいる。
でも私は、寒くても、雪で道路が凍結しても、吹雪で外に出れなくても
凍結した道路で転倒して痛い思いをしても
やっぱり冬になると雪が恋しくなるのだ。
街を白一色に染め上げる雪が、いとしいのだ。
「雪が降ってるよ」と困ったようにいいながらも
心の底では喜んでいるのだ。
きっと友達も、冬の寒さと白いふわふわの雪が恋しかったに違いない。
雪の中に出て行って空を見上げる友達の顔は、この上なく嬉しそうだった。
私と友達のふるさとの記憶に、雪は欠かせない。
まだ12月。
春までまだまだ時間がある。
今年は何回雪が降るだろうか。
そして、明日は何センチ積もってるだろうか！？
初出勤後の初仕事が、雪かきだったりして（爆）
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