働くバツイチのつぶやき

結婚式前後の話です。
これまた適当～な感じです。
あまりにも淡々とした実務的な結婚話の進めように
私の母に『初婚とは思えない！』と言われた私です。
そうかな～自分的には最高の順番だったけどな。

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お互いの親に初めて会ったのがお付き合いしてから３年目の１９９９年の秋でした。
ただ終始楽しく食事をしただけで、『結婚』という言葉は出ないまま。
その後もノホホーンと楽しいお付き合いをしている私達でしたが、
約１年後、彼のご両親から結婚の催促が！！
やばい！ということで結婚の準備。
特にプロポーズもないまま話は進み、彼はうちの親へ『娘さんを下さい』とかもやっていません。
色々な意味で拍子抜け＆がっかり（ちょっと見てみたかった）。

その頃私の妹も結婚話が進んでおり、そちらが２００１年秋に挙げたいというので、
じゃあ、その半年後でいいや～と日程をあっさり延ばしちゃいました。
桜が満開の頃に挙げたいと思っていたので、これ幸いと・・・。ブーケの花も色々選べるし！

２人とも都内で仕事をしていたので、結婚後も仕事を続けるつもりでした。
が、彼の両親から家業を継ぐことを提案され大混乱！その年末に私は退職する事に。
当時の私は営業職として全国を飛び回り、毎日のように夜中まで仕事をしていた為、
結婚後に彼の実家付近から通勤・勤務するのは不可能だったのです（泣）。
昇進の話もあったので、悔しかった！！

２００２年４月の初旬が結婚式だったのですが、２月に入ってから彼のご両親から
『本格的に家業を継いだら旅行は出来ないから、海外でも行ってきなさい』とお話が。
急いで調べ、３月中旬にサイパンへ新婚（婚前）旅行へ。
せっかくのサイパンでしたが、日焼けするわけにはいかないので重装備でしたね。

この時点で新居を全く探していなかった私達。
結婚式を挙げた後は、お互いの家に帰る気満々でした。
それは流石に変だから・・・と両親の勧めで横浜の老舗ホテルに２人で泊まる事に。
（だから結婚式当日に、両親への『今まで有難うございました』の行事も無し）
確かに式が終わってから『じゃーねー！』と新郎新婦が別れるのは駄目だったかもね？

無事結婚式が終了、ホテルで一泊・翌日は元町でブランチをしてお互いの家へ帰宅。
その後も２人とも実家で暮らし続け、週末に旦那が私の実家に泊まりに来るという変な生活。
そして３週間目、さすがに言われました。『結婚したんだから、出て行きなさい』と。
４月の最終週の週末に彼の地元で新居探し。あっさり１件目で理想的な物件にあたり契約。
ＧＷに新居の掃除をして、５月中旬に引越し。

この期に及んでも入籍もしていなかった私達。それには理由がありました。
【失業保険】を満額貰いたい！！！ただそれだけ。
結婚後も子供が出来るまでは働きたいと思っていたので、
新居での生活に慣れたら本格的に就職先を探す気でしたが、まずは失業保険を貰いきろう・・・と。

『結婚したから退社した』と判断されると保険はおりなくなると聞いていましたし、
新居に住所を移してしまうと、手続きが面倒。
ちょうどリストラが叫ばれている頃だったので、特に厳しい追及もなく無事に満額貰うことが出来ました。
それが９月。晴れて婚姻届を出して夫婦となりました。
（そのすぐ後から働き出しました！！）

かなり順番を無視した私達。まったくこだわりがなく、適当な進め方でした。
２０代半ばで結婚した男友達に話したら大ウケ！
「俺も今結婚したとしたら、奥さんに『失業保険を全て貰ってくれ！』というかも！」と
笑っていました。

普通の人は結婚式の準備と新居の準備を同時に進めているし、
仕事を続けながらだったり、妊娠して出産準備もしていたり・・・大変ですよね。
皆は本当に偉いなあ・・・と思いました。