働くバツイチのつぶやき

先ほど、公証役場から帰って来ました。

彼は殆ど無言。横を向いたまま。

まるで他人と同席しているかのような態度でした。


証書に実印とサインをしながら、『ああ、本当にこれで終わってしまうんだ・・・・』と実感。

涙が出ました。


手続きが終わり、役場を出たところで彼が『泣かない、泣かない』と言いました。

一緒に住んでいた家から彼の荷物を運び出されるのを見て、

私が号泣していた時も『泣かない、泣かない』と言いました。


余りにも未練がましいので呆れているみたいです。

『もう、二度と会えないの？？』と聞くと、

『そうだね♪』と明るく答えました。

彼の前途は明るいようです。


彼は振り返りもせず車に向かいました。

連帯保証人となり、手続きにも同席して貰った義父さんに挨拶をし、

私は泣きながら駅へと向かいました。


本当に、これが最後なんですね。

子供もいなかったから、会う理由もありません。


最後だから・・・丁寧にメイクをし、彼好みの紺のワイドパンツで出かけました。

最後の顔くらい、笑って記憶してほしかったけれど、駄目でした。

泣き顔で別れてしまいました。


今夜は、都内で元・旦那との共通の友人に会います。

元・旦那の以前の職場の社長の息子さん（私より７歳年下）。

私は取引先の人間でしたが、良く遊んでいたし食事にも一緒に行っていました。

元・旦那が私の事を好きだったのは周知の事だったので（もう付き合っていたんだけど）

良く私達をくっつけようとしてくれていたなぁ・・・。

実は結婚するって告げた時はビックリしていたっけ。

彼が結婚した時は元・旦那と一緒に結婚式に呼ばれたし、

彼らが子供を連れて我が家へ遊びにきたりもしていました。


そんな友人にこれから会います。

また私は号泣するんでしょう。