明日から少しは涼しくなるという予報に期待を繋いで生きているデコです、こんにちわ。
もぅ暑いの飽きた。。。（- -；）＜ゲンナリ。。。
さて今回は長文です。
・・・本気にしないで読んでくださいw
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今日、この階段をおりていけば、もうここを引き返して上ってくることは二度とない―。
このやり方にはもう慣れっこのはずだった。
もう三度め。
そして今回が最後の、そして一番大きな仕事―。。。
階段はずっと下っていて暗く、明り取りの窓すらない。
それもそのはず、この階段は地中、地下へとつながっているからだ。
その先には古びた感じのドアがあり、中は３畳くらいの部屋になっている。
少し横長の３畳。
正面には何故か、ワンルームマンションにあるような台所の流し台。
流し台の上下にはそれぞれ収納棚。
そして左の壁には和室の天袋みたいなのがついている。
いつもと変わらないこの３畳の不思議な部屋の中で、一人黙々と作業をする。
身を潜める空間を確保するために、棚や天袋の中の仕切りや配管を外していく。
午前零時。
この夜が明けてそして昼になればこの部屋は爆発で吹き飛び、
この地上にある施設に多少なりとも被害を与えて
またひとつのテロが完成するだろう。
そして天井が壊れ土がなだれ込んで半分以上埋没した部屋の中で
流しの上の棚からうまく這い出した私は、いつもの方法で外に逃げおおせる。
いつも通り。
でも、今回はいつもと一つだけ違うことがある。
それは２人の仲間も一緒にこの部屋で爆破の時を向かえるということ。
過去２度の計画は名誉をもって私一人の手で成し遂げられたが
今日は遂に全員をもって成し遂げられる―。
土に埋まりそうになりながら、必至にかつ冷静に任務を終え
外に逃げおおせた今までのことにも思いを馳せながら、
私は一人まだ来ぬ仲間たちを思い作業を続けていた。
―これが終われば大事な人のもとへ帰れるー
ふと、靄のような闇が心に沸いた。
・・・２人は来るだろうか？
本当に帰れるだろうか・・・
作業を止めた。
急に苛立ちが沸いてきた。
名誉のためと自らに与えられた任務は、ただ押し付けられただけではなかったのか。
怖気づいた２人に裏切られ、いや、もしかしたら最初から私に背を向けるつもりでここへ来ないのではないか。
そういえばこの部屋で、爆発に備えて身を隠す場所と言えばちょうど三ヶ所だが、
一つは土に完全に埋まってしまうであろう流し台の下の収納棚だ。
・・・２人はこの計画のボスと子分だ。
２人がここへやって来たところで、上の収納棚と天袋を取り、
私が下に追いやられる可能性は極めて高い―。
時計は午前二時を少しまわったところだ。
・・・今しかない。
私はいつものやり方でその部屋を脱出した。
爆発前にそのやり方で出るのは、初めてだった。
＊＊＊＊＊＊＊
まずは彼に電話をかけた。
今頃心配をしているはずだった。
RRRRR
『はい。』
『！・・・ブツッ』
何故か叔母の声だった。
迷ったが電話を切るしか出来なかった。
どうしよう、どうすれば彼に会える？
以前の爆破の時、その様子をTVで見ていた彼のお母さんは
『一体どんな人がこんな恐ろしいことをするのだろう』と
恐怖に眉をひそめていた。
私がこんな恐ろしいことをする人間の一人だと知ったら
お母さんはどんな顔をするだろうか。
きっととても悲しい顔をするだろう・・・ ・・・
私はそんなことを考えながら、どこをどう歩いたのか、ある百貨店のビルに入った。
昨日の夕方、このビルのトイレで仲間と最終計画について話し合った、その百貨店。
いつの間にか営業時間になっているのか客がたくさん入っている。
ふと通りかかった昨日のトイレを横目で見た。
入り口の擦りガラスが邪魔をして中までは見えなかったが
ガラスの向こうで動く影があった。
顔は隠れて見えないものの床に座っているらしい脚が見える。
ボスの子分の靴を履いていた。
その時、『もしかしたら自分は最後の最後で裏切った日和ん坊かもしれない』という
仲間に対して残っていたなけなしの罪悪感のようなものが、吹き飛んだ。
結局あの部屋には来なかったのだ、二人は。
何故ならボス一人で行くわけがないから。
いつもボスのお尻にくっついている金魚のフンのようなヤツだったから。
それでもここに何かヒントがある気がしていた。
もしかしたらここに彼がいる気がしていた。
必至に走っていたら、従妹に出くわした。
『・・・！何してんの？ みんな探してんで！』
『わかってる、わかってるよ！ でも今は彼と会わなきゃいけないの！！』
『さっきまで待ってたけど、結局ここには居ーひんから他の場所に行ったわ』
『彼、どこに行った？！』
『三鷹』
・・・・・・・ここで目が覚めました。
目が覚めた時、デコはボコと会えた確信がありました。
その後の２人の運命はどうなるのでしょうか？www
＜一昨日のメニュー＞
朝兼昼：牛角ランチ（肉とご飯とキムチと冷麺のセット）、おたる寿司で5皿ほど
夜：冷麦、薬味たち（紫蘇子、白胡麻、錦糸玉子、山葵）、サンマの刺身、すき昆布と人参の煮物
＜昨日のメニュー＞
朝兼昼：和風オムライス（鮭フレーク、黒胡麻、ソーセージ、ピーマン入りライスにとろとろ卵ののせて、玉葱とトマトのソースをかけました）、水餃子スープ
おやつ：ピタマック、フルーリー（1000M泳いだあとについつい・・・）
夜：十六穀米、鶏皮とニラの中華スープ、黒酢の酢豚、すき昆布とモヤシの香味サラダ
おやつ：ミスド
酢豚は、先日連れていってもらった北京ダックのお店で食べてすっごい美味しかったので、初めて黒酢で挑戦しました。他にも梅の果肉とか苺ジャムとかも入れてます。ちなみに具材はなんと、豚、玉葱、パイナップルのみ！！・・・料理に果物入れることについてはいつでも賛否両論あると思いますし、普段なら私は『無くて結構！てかむしろ無い方が・・・』派なので、今回は特別ゲスト的存在なパインちゃん。これもそのお店の影響を受けているのです。
