一昨日の朝、目が覚めた時にあまりの展開の夢にドキドキしていたので
半目になってるボコを起こして夢について語ったデコです、こんにちわ。
『・・・ナニソレ・・・』
『そんで~、三鷹で会えたんだょ、うちら!』
『・・・続き見れたらいいね、、、くかーすぴー』
『こんなハッキリ目が覚めたら続きなんて見れるワケないょ!、、、ぐー・・・』
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ショッピングモールの広い食料品売り場を彼と話しをしながら歩く。
平和な時間。
・・・あの日の正午、予定通りの時刻に爆発が起こった。
過去2回と比べて大規模だったこの爆破についてはしかし、私が当局に事前に通報したために
地上の建物にいた数名が軽い負傷を負ったという以外、大事にはいたらなかった。
そして私はこの通報により取引きを行い
ボスの行方の捜索に協力する代わりに、過去の罪については一切を問われないことになり、
よって今この平穏な時がある。
明るい店内でカートを押しながら、再会できた喜びを暗黙のうちに味わう。
爆破計画やテログループのことは私たちの間では全く話題に上らない。
代わりにデパートで従妹に会った事、三鷹で会えた事、
はたまた今夜の夕飯の献立について、
何か薄い膜で覆われた核心の縁をなでるように
そして時にその縁から離れ、そしてまたそっとなでるかのごとく
無邪気に、しかし細心の注意を持って会話は進んでいるようだった。
それは「溝」というよりは「愛情」のせいだということも知っている。
けれども、そうやって核心を突かないようにすればするほど、
私の頭の中であることが大きくなっていくようだった。
―あの日、私はデパートのトイレでボスの子分を見た。
擦りガラス越しでハッキリと全身を見たわけではなかったけれど、
あれは確かにヤツの靴だった。
影が動くのも見た。
てっきりあのまま逃げたと思っていた。
あの日、地上で数名の怪我人が運ばれたあの日、
地下では一人の死体が出たのだった。
あの靴を履いた死体が!!
車を使えば間に合わない時間ではなかった。
けれど、あの場所から、あんな時間にあの部屋へ行ったのか?
しかも、一人で?
いつもボスの後ろをくっついていたのに、あの日は別行動だったというのか?
例えば、ボスが後で来ることになっていて
私が先に準備のために行っているからとあの部屋に一人で来たのだろうか?
そして私も居らずボスも来ずに、唯一あの方法を知らなかったヤツは
そのまま生き埋めになったのだろうか・・・
それしか、およそ考えは浮かばないのに、
何故だか妙にふに落ちなかった。
当局もそこは同じ考えのようで、
だからこそ私と取引きをしてでもボスの行方を掴みたいらしかった。
・・・わからない。
わからないけれども、一つ確信的な思いがあった。
―ボスに出会ってはいけない、という危険を知らせる予感。
しかし。その思いすら、理由はわからなかった。
ただ、自分の直感がそう告げていた。
私は取引きをしている身だ。
しかし、会ってはいけない気がする。
その時が、自分の最期になるかもしれない予感だった。
白く明るい店内の通路を曲がると正面に広い通路が開けた。
両側に陳列棚。
正面奥にはペールブルーの空。 強い日差し。
一瞬目が眩み顔をそむけようとした次の瞬間、
その光の中に誰かが居る気配がした。
逆光でよく見えないけれども、その影は微動だにせず立っていた。
その身長、体つき・・・
見覚えがあることに気付いた時、全身の毛が逆立つのがわかった。
『警察に電話して。』
『早く!!』
彼に耳打ちして、私は笑顔を作って正面に歩き出した。
『その後どうしてたんですか、ボス』
『さあ、ここでは人の目もありますから、向こうで話しましょう』
―警察が来るのが先か、私が死ぬのが先か―
光の中でボスを見とめた時、私はすべてを理解したのだった。
あの日、デパートで見た靴の持ち主は、
それを履いたまま既に死んでいたのだ。
動いていた影は恐らくボスのもの。
その後車か何かを使って子分の死体をあの部屋に運んだ。
私には『ヤツが死ぬのをためらったから』とでも言ってごまかすつもりだったのだろう。
私が居ない部屋へ来てさぞかし不審に思ったろうが、
やりかけの作業もあったしまた戻って来るとでも思ったのかもしれない。
・・・逃げたとわかればすぐさま携帯に架けてきたであろうから。
そしてそのまま何食わぬ顔で、私とボスだけが知っているあの方法で
あの部屋から抜け出してきたんだ。
正午になれば爆発によって、地上の人々とともに地下の2人も吹き飛ぶだろうと。
最初から死体として運び入れるつもりだったのか、
それとも後で自分も行くからと先に子分だけ向かわせてトンズラを決め込むつもりだったのが
いざという時になって子分がボスと一緒にいるとダダをこねだしたのでやむなく殺したのかは
わからない。
どちらにしても、ボスは私と子分の2人を処分したかったのだ。
そしてニュースを見て知ったのだろう。
あの日、私があの部屋に戻らなかったということを―。
ああ、漠然とした予感はこれだったんだ。
ボスは私を殺しに来たのだ。。。
警察が早く来てくれることだけを祈り、私はボスを店の端にゆっくりと誘導していった。
ボスの手が後ろにまわる。
腰に凶器を隠している?・・・
もうダメかもしれない と思ったその瞬間、
大勢の人がまわりを取り囲むように現れ、ボスは一斉に取り押さえられた。
これで、本当にすべてが終わったんだ・・・
2人はもう居ない。
取引きの役目も果たした。
これからは縁をなぞるような思いやりなんかじゃない
本当の幸せを手に入れるんだ―
・・・・・・目を覚ました時、さっきよりドキドキでした。
そう、なんとさっきの続きを見たデコだったのでした。
ちなみに、なんで大阪弁の従妹がいきなり『三鷹』とか言うねんとか
だいたい爆発のたんびにあとから脱出せんでも時限装置にしたらいいやんとか
そーゆー矛盾点というかツッコミどころは数限りなくありますが、
それにしても夢にしちゃーなかなかリアルというか筋が通ってると思いません?w
・・・ちなみに、従妹が大阪弁というのは現実にもちゃんとフィットしてる部分というところで
なかなか細かいところまで人物描写が行き届いとるwww
てなワケで、2回にわたり長くなりましたが
あまりにもスゴイ夢で、しかもバッチシ覚えていたもんで
ここに書かせていただきました~~~~~
感想とか、お待ちしておりまするぞ♪
<昨日のメニュー>
朝:葡萄パン、グレープフルーツ半分、キャベツとソーセージのコンソメスープ、烏龍茶
昼:お弁当の残り(白米、梅干、ごま塩、モヤシとキャベツのカレー粉炒め、冷食のカルビ焼きとシューマイ、ゆで卵半分)・・・ボコにはグラタン付き
夜:あさりとゴボウの炊き込みご飯、サンマの蒲焼、チンゲンサイのおひたし香味醤油かけ、納豆の味噌汁