ヴェニスの商人
最近の不景気で、残業0規制で定時になったら電源OFF!誰であろうと強制的に退場。お陰で、最近レンタルDVDにはまってます。で、今日はヴェニスの商人という名作をかりてみた・・・・・感想は、驚き でした。内容は、金貸しのユダヤ人の商人とキリスト教を崇める商人の間の借金の話。期限に返済しないと1ポンドの肉を返済の担保とする、は有名ですね今までは、1ポンドの肉の返済を迫る、悪徳商人というイメージと、それを肉は取っても良いが、血を一滴も流さずに取り、1ポンドに対して僅かでも重く または軽く取ってはならないとの名判定の裁判官といったイメージでしたが・・・・・どう見ても、悪徳商人じゃない日頃からユダヤ人と差別され、娘と金をイケメンのキリスト信者に奪われ、かねてからの宿敵である金を貸した相手に、正しく担保を取ろうとした人の話でした。見ていて『あんな状況では、お金よりも仕返しを望んでしまうかも』なんて思わせる内容でした。結局、逆に全財産を没収。ユダヤ教からキリスト教に改宗する誓約までさせられてしまうしまつ・・・・原作はシェークスピアで、当然脚本で肉付けされているのでしょうが今日のヴェニスの商人は、ユダヤ人の商人が逆に可哀想に感じました。詳しい内容は、色んなブログで紹介されているのでしょうから割愛します。一度皆さんこの作品を見てみたら如何でしょうスッキリしないエンディングもなんか考えさせられるし実際はどんな内容なのか、原作を読んでみたい!そんな気にさせられる作品です。