拳立て伏せ?!
あと2ヵ月半で岸和田の旧市のダンジリ祭で、週末になるとあちこちで鳴り物の練習が聞こえてきます。特に大太鼓の「オト」には特別拘ってまして、できるだけ聞く人に感動を与えたい、自分もノリ、セッションを組んだ小太鼓、鉦、笛の人も「楽しかった」と思えるようにしたいのです。そのために、調子のスピードで言うと、1番(ゆっくり)、2番(歩き)、3番(駆け足)、4番(早く)と4段階ありますが、1番早い「4番」をいかにうまく叩くかが子供の頃からの課題でした。リズム感は場数を踏んで慣れるしか仕方がありませんが、パワーは年とともに衰えますので「リスト」と「上腕三頭筋」の2点に絞って、「時々」鍛えるようにしています。三頭筋は筋トレで鍛えていますが、問題は鍛えにくいリストです。これは腕立て伏せのときに、手のひらを握って極力人差し指と中指の拳と第一間接の間だけを地面につけてするのです。これを去年、自町の鳴り物2軍(?)の高校生にコンクリートの上で実演指導すると「エライ」受けました?!この拳立て伏せには別の狙いがもうひとつありました。それは「握り方を身につける」ということです。生半可な握り方ではできないので、「しっかり」握る必要があるのです。この「ある程度」しっかり握るというのはバチさばきに絶対必要です。ほんの少しだけ遊びをもたせ強く握ることが長時間叩ける秘訣のように思うのです。