日本のインフラ料金は高すぎる!
朝刊に東京電力の「高い電気料金」問題が載っていました。 今頃こんな記事を載せても、電気をよく使う製造業はすでに国外に逃げ出しているか、廃業か倒産しています 貝塚市から岬町までの織物業者数は昭和40年代前半に680社あったのが、今は20社しか残っていなく、40年で97%も減りました 工業用(高圧)の電気料金は、概ねアメリカ(世界の標準価格)の2倍です 今頃言ってもすでに遅しですが、せめてアメリカ並みの電気料金なら、今の10倍の200社は残っていたかもしれません(弊社も含め、180社が助かったかも) 日本のバカ高い公共料金が、著しく国際競争力を引き下げています メインであった後染綿織物の北米やヨーロッパ、中近東への生地輸出に限って言えば、アメリカの2倍の「電気料金」に中国の20倍の「人件費」(20年前)の高コスト(というか、2重苦)で、どうやって世界の競合と戦う事ができたでしょうか? 最盛期の3%しか残っていない現実が、それを如実に物語っています・・・・・・ 昨日は貝塚経済クラブの勉強会で、「大阪の次世代産業」という題目で、読売新聞の論説員の講演がありました。 大手製造業が海外への進出を加速しているが、下請けも「グローバル戦略」を持たないと生き残っていけないといった内容の講演でしたが、もっと根本的に電力業界の競争原理導入による電気代の引下げをするとか、海外移転で閉鎖した第2次産業の工場や倉庫の跡地に、需要が増えていないにも拘わらず第3次産業の小売店がドンドンできて、完全に「オーバーストア」になって互いに潰し合いの現状になっている問題をもっと議論すべきだと思います 今話題になっている電気自動車やハイブリッドカーも、誰かがマスコミに圧力をかけているのか、なぜか電気料金の事が全く話題になりません 将来必ず問題になるのに・・・不思議な国です・・・・・・※日本最安値!(年平均2回の利用で、近くにある必要はない) トランクルーム貝塚※貝塚市の不動産情報の総合サイト 貝塚不動産.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村