けっこう盛んな貝塚の農産物
先日不動産の仕事で貝塚の農業委員会へ行ったとき、気になったパンフレットを見つけました・・・パンフには「貝塚生まれの 新鮮野菜」と書いてありました・・・そう、貝塚は大阪でも有数の「農業大国」だったのです・・・というか、大阪府下の農産物の7,80%は泉州(堺市以南)で作られているようです・・・小学生の時、クラスの約半分が繊維関係で、残りの半分が農業(専業兼業含め)だったように思います・・・中学に入ると、家の田んぼの手伝いで、何人かは田んぼまで遠いので、鍬を担いで単車に乗っていくようなのんびりした時代でした(もちろん無免許でしたが、当時は警察も黙認)・・・当時は夏休みとなると、毎朝「水ナス」の朝食でイヤでした・・・「またかよ!」と母親に文句を言ったものです・・・(笑)今年はまだ高いので(1個250円)、まだ食べていませんが(生なら1個100円ですが)・・・あれだけイヤだったのに、今は食べたいというのも不思議ですねェ・・・最近は都市近郊の農業も「地産地消」という事で見直されてきて、将来泉州の農業も「やり方によって」は有望です・・・泉州の繊維産業(織物、タオル、毛布、紡績)は既に廃れてしまいましたが、今回のTPP問題を含め、近隣諸国の先進国化で食文化の見直しも期待されるようになれば、日本の農業も地産地消といった国内向けだけでなく輸出にも期待できると思います・・・しかし、水ナスも地元ではまだ庶民の食べ物ですが、大阪市内や東京では「高級食材」の部類に入るようです・・・何とも、複雑な気持ちです・・・もう20年以上前に、大阪の取引先と泉南カントリーにゴルフに行ったとき、茶店で水ナスを食べられてスゴク美味しいと感動されました・・・地元の人間にとって何でもない食材も、人によって印象が全く違うのだとショックを受けました・・・その頃くらいから、水ナスも「全国区」になりつつあったのでしょうねェ・・・まァ、ビジネスとしては成功でしょう・・・「切り口」として参考になります・・・そういう意味で、「泉州タマネギ」はちょっと失敗だったかも・・・小学生の頃、タマネギの生産が増えすぎて、通学路の田んぼの畦道にタマネギが捨ててあったのを踏んで行った記憶があります・・・畦道一杯にタマネギが捨てていましたので、踏んで行かないと歩けませんでしたので・・・それで、当時からタマネギ嫌いになったのかもしれません・・・今は好きですが・・・織物と同じように、「高級志向」へ品種改良していれば、他国(他県)に王座を奪われることなく、長期に渡ってビジネスを継続できたかもしれません・・・という事で、泉州の農業に期待したいと思います・・・ここもポチッと押してください!ご協力お願いします!にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ