岸和田東ヶ丘町の駐車場で想定外の需要・・・?
弊社が運営管理している 岸和田市東ヶ丘町「月極駐車場」で、通常の月極のお客さん以外に、このところ思わぬ需要があります・・・それは、魚釣り客とリフォーム工事会社の「時間貸し」です・・・時間貸しと言っても機械設備をせずに、「12時間500円」の看板1枚で、近くのATMでの前払い制ですが・・・人件費をかけたり(人を雇ったり)、新たに機械を設置したら全く意味がありません・・・私1人で、トランクルームと不動産仲介の合間にする事に意義があるのです・・・その新たなユーザーさんというのは近くの池に魚釣りに来た客や、東ヶ丘町内にある家のリフォームに来た工事会社の車両です・・・こんなところに、全く想定外の需要があったのです・・・東ヶ丘町は40年ほど前に野村不動産が開発した約800戸の当時の閑静な高級住宅街で、第一種低層住居専用地域で規制が厳しいのです・・・それ故、路上駐車に対する住民の目は他の地域に比べて厳しいのです・・・そういった環境が、弊社の時間貸しを後押ししているのです・・・そして町内には他に時間貸しをやっているところはなく、マーケットは非常に小さいですが弊社の独断場?という訳です・・・だから、12時間500円(24時間1000円)というのは少し高いかもしれませんが(月極は5400円と地域最安値)、値段が通るのです・・・また40年前の分譲住宅という事で、敷地面積が広い割に(平均6,70坪くらい?)駐車スペースが1台しかないという事や、そろそろ新築やリフォームの時期に差し掛かったという住宅環境も弊社にとって追い風だったのです・・・そして当初、時々しか現地に見回りに行けないので、違法駐車が心配だったのですが、近所の住人の方や親戚が住んでいますので、彼らが散歩がてらに現地の情報を報告してくれますので安心しているのです・・・と言うよりも、東ヶ丘町の住人のレベルが高いので、違法駐車をするという事自体あり得ませんが・・・もともと何故、時間貸しを始めたのかというと、オープンして直ぐに月極ですべて埋まらなかったという事で、暫定的に始めたのです・・・この不景気で車も減っている中での1年3ヶ月前のオープンでしたので、楽観視はしていませんでしたが・・・しかし、このまま放っておいてはダメだと、例え500円でも収益を上げなければと、苦肉の策としてこの金をかけない「時間貸し」アイデアを無理やり絞り出したのです・・・この「如何に金をかけないか!」という考え方は、この駐車場だけでなく私のビジネスポリシーでもあるのです・・・極力他社(他人)に頼まず、投資も最小限に抑え、ノイローゼになるくらい半分腐りかけた初老の自分のオツムで考えるのです・・・正に私の好き言葉、”There is a will ,there is a way.” です・・・しかしこの時間貸しも、月極ですべて駐車場が埋まれば止める予定です・・・という事で、200%自信をもって新しいビジネスを始めても、なかなかスムーズに行く事は少ないと思います・・・というか、新規事業の2/3は5年以内に失敗し、10年後には8割が消えてしまっていると一般的には言われています・・・という事は、何をヤッテも基本的には失敗するとい厳しい現実を、肝に銘じなければイケないという事でしょう・・・だから10年後に生き残っても、更に生き残り続けるには、経営者は調子こかず、アイデアを出し続ける事が何より肝要で、アイデアが出なくなれば、一刻も早く店じまいをしなければと思うのです・・・今回の時間貸しは、集客はホームページやブログでもやっていますが、あくまでメインは現地の看板による口コミで電話やメールで受け付け、資金回収(支払い)は近くのATMやインターネットバンキングという具合に、アナログとデジタルをミックスしています・・・これからのビジネスは、このようにどちらかに偏らず、アナログとデジタルとの用途に応じた「ミックス戦略」が、どうも大事なような気がするのです・・・ここもポチッと押してください!ご協力お願いします!にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ