来年こそ「選ばれる不動産屋」を目指して・・・
最近珍しく、4冊も立て続けに本を読みました・・・今年は例年になく公私とも多忙でしたので、ゆっくり本を読む間もありませんでしたが、年末押し迫った今月に入って宅建協会のコンサル会で同業者の方からのお薦めもあり、またこれからの「新しい不動産屋」を模索していた時期でもありましたので、仕事の合間を縫って一気に4冊を読み終えました・・・今回は「金持ち社長に学ぶ禁断の蓄財術」「選ばれる不動産屋さん、選ばれない不動産屋さん」「東京R不動産」「全国のR不動産」の4冊です・・・ナカナカの良書でした・・・普段の口コミ以外の情報収集は新聞とネットが殆んどですが、たまにはこういったアナログ的に本を買って読書するというもイイものです・・・時間的な拘束もあり、普段は新聞とネットだけでイッパイイッパイですが、今後も極力本を買って読みたいものです・・・ネットですべて読むにはどうしても限界があり、いくらネット社会になっても紙媒体はゼロにはならないでしょう・・・しかし、浪人時代や大学生の頃は、よく本を読んだものです・・・勉強そっちのけで、1日1冊ほどはいきませんが、年間300冊くらいは買って読んだように思います・・・(笑)小遣いの範囲でしか買えませんでしたので、文庫本中心に買いましたが、金額と読んだ時間を考えれば、相当貴重な青春を犠牲にしています・・・難解な硬い本はあまりなく、オモシロそうで自分の興味のあるノンフィクション系の本ばかりでしたので、直接役に立ったかと言えば疑問です・・・長年の間、ジワジワと身体に浸透してくる「栄養素」と、思いたいですねェ・・・(笑)そうでないと、青春が無駄だったということですから・・・社会人以降から現在に至るまで、かなり読書量が減りました・・・それでも今回の様に、意識してたまに読んでいるのは、これが「ゼロなる危機感」を持っているからです・・・この危機感こそが、若い頃の読書習慣の賜物か・・・?しかし、私は本を買う時は転売する事を考えず、自分が大事だと思った所や著者の重要ポイントを赤ボールペンで線を引きながら読むのがクセです・・・あとで読み返す為です・・・1回読んで記憶に残るほど頭が良くありませんし、読んでオワリというのは余りに勿体なすぎます・・・それだけでなく、私的な手帳にも特に重要だと感じた事を書き留めているのです・・・赤線を引いて、更に厳選して手帳に書く移す・・・これで、脳の潜在意識に少しは残るはずです・・・織物製造時代は「選ばれる織屋(オリヤ・ハタヤ)」になる為に、織物機械(織機)がまだ殆んど旧式のシャットルタイプの頃に、他社に先行して最新式のエアージェットタイプを何億円も投資して導入しました・・・シャットルの頃はメカニックな欠点として、どう足掻いても100%A品を生産する事は不可能でした・・・それを電気制御中心のエアージェットに替える事によって、製品を限りなく100%A品に近づける事が可能だったのです・・・そういった取引商社の要望や弊社の今後の展望もありましたので、エアージェット導入に踏み切ったのです・・・しかし、これも20年経って考えると、この「新戦略」は弊社を含めて殆んど失敗(倒産or廃業)に終わったのでした・・・1000万円程度の失敗ならまだ立ち直れるかもしれませんが、近所の同業者で最大が300億円近い倒産となると話が違います・・・時代の変化について行けなかったと言われれば、それまでですが・・・いずれにしても、織物製造の時の様に「1メートル織ってナンボ!」というのではなく(生産効率の追求ではなく)、トランクルームと不動産ビジネスは「努力の方向性」が掴みにくいのだけは確かです・・・正に暗中模索ですが、誰かが考えたビジネスモデルに乗るフランチャイズや代理店ではありませんので、遣り甲斐もあり一歩一歩手応えを感じるのがイイですねェ・・・という事で、「来年こそ飛躍!」なんていう抽象的で大きな事は考えず、大阪だけで1万社あり大手の新規参入が相次ぐ不動産仲介業者の中から「選ばれる」為には、やはり「差別化しかない!」と思うのです・・・今回の「R不動産」を読んで、つくづく同じ物件を同じように売っていては(貸すようでは)ダメと感じました・・・そして、これまで通り一歩一歩確かめながら歩んで行き、数ある中からコンサルティング不動産仲介の「選ばれる不動産屋」を目指していきたいと思います・・・ここもポチッと押してください!ご協力お願いします!にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ