南大阪初!新規事業「レンタル自習室」スタート!
この度、新しいビジネスとして「レンタル自習室0724」をスタートさせました。大阪府貝塚市名越661(トランクルーム貝塚内) 072-446-0798新規事業と言っても、何も1からする訳ではありません。トランクルームの「空室対策」です。弊社トランクルームは171室もありますが、満室ではありません。その空室を100%埋めるべき努力を、これまでイロンナ事を画策してきたのですが、年々ライバルが増えてきて満室にする事は出来ませんでした・・・(涙)。そこで全く発想を変えて、東京23区や大阪市内といった都会で増えつつある、資格取得や大学受験生向けの「勉強する場所」としてのレンタル(有料)自習室というアイデアが閃いたのです・・・そう、空室を臨時的に「レンタル自習室」に変身させるのです!通常のトランクルームは単に建物(元織物工場)を2畳くらいの広さに沢山区切って「月貸し」、スタジオは部屋を合わせて大きな空間にして防音&防振工事と楽器機材を設置するという付加価値をつけ「時間貸し」、そして今回の自習室は単に2畳くらいの小さな部屋に机&イス&照明を置いて「日貸し」。3つともスタイルは違えど「空間(スペース)貸し」という点で同じです。私みたいに特殊技術もなく、頭も良くない(ボケ始め?)老人にとって、まだビジネスの前線で戦うにはこんなチョッとしたアイデアしかないのです・・・(笑)。東京も大阪のレンタル自習室の殆ど100%が、仕切り板があるだけの簡素な自習室で(せいぜいカーテンがあるだけ)、ちょうどネットカフェと公立図書館を足して2で割ったスタイルのようです。弊社の場合、「屋外型」コンテナではなく、ちゃんとした建物タイプの「屋内型」トランクルームの中の部屋なので「完全個室」です。まるで自分の部屋のようです・・・この「完全個室」が弊社最大のウリです。しかも1室の床面積が3.6平米もあります。デスク巾が他社標準は100cmで、ワイド巾(120cm)と称して割増料金を取っているのが現状ですが、弊社のデスク巾はナント180cmもあり、多数のテキストが机の上に広げられるのが隠れた大きなメリットだったのです。完全個室という事で完全にプライベートが保たれ、荷物もソコソコ置けますし飲食も出来るのです。他社の殆どが禁止している電卓やパソコンの使用も、弊社ではOKです。完全個室ならではの「勉強に最適な環境」を提供します。更に、この業界では「ウオシュレット式トイレ」がチョッと差別化になるようです。たまたま、弊社のトイレはウオシュレット式トイレで、しかも自動開閉です。これで、ライバルに鼻先リード出来そうです・・・このレンタル自習室を「1日1000円(税込み)」でお貸しします。出社前や退社後に勉強したい人の事も考慮し、営業時間は6:00~24:00と長時間利用が可能です。1日1000円という激安料金に設定しても、これまで通り誰も雇っていません。私が他の仕事の片手間にやるだけです。今回も例の「マル秘作戦」で、コスト高となる人件費がゼロです・・・(笑)。しかし、何でまた自習室・・・?これも音楽スタジオと同じように、私の若い頃の経験からだったのです・・・(笑)。大学受験に2度も失敗し、殆ど予備校に行かず(授業について行けず)、アチコチの公立図書館の自習室を放浪しました・・・(涙)。地元の貝塚図書館はもちろん、岸和田図書館、天王寺図書館、中之島図書館、堺中央図書館・・・本来図書館は図書の閲覧者を対象にしていますので、そこで勉強するのはダメなのです。まァ、勉強が黙認されてる・・・といった感じでしょうか。管理人の目を気にしながら勉強するというのも、若かった自分にとって少々の罪悪感があった事は否めませんでした・・・当時は仕切りなんてものは無く、天王寺図書館なんかはチョッとガラの悪い受験生やホームレスの出入りもありましたの、椅子をコツンコツン蹴ったとか、肘が当たったとかでケンカしそうになった事もありました・・・(笑)。若かったし、受験生特有のストレスなんかもあったのでしょう・・・(笑)。弊社自習室は完全個室なので、そういった事は全くあり得ません。公立図書館は無料ですので、どうしてもダラダラ過ごしてしまいがちになり、勉強をする気が全くなく、丸一日読書という日も多かったですねェ・・・(笑)。弊社自習室は有料なので、利用者は「投資した分、取り戻そう!」という気で必死に勉強するはずです・・・まァ、現役で大学に入った同級生らが青春を謳歌しているのを横目で見ながら、同じ浪人でも予備校で一生懸命勉強している同級生が羨ましく、勉強を本気でヤル気が全く起こらずフラフラ・・・かと言って不良に走る勇気も無く・・・全く自分に自信がなく人生ドン底の境地でしたねェ・・・(涙)。「オレの人生、一体どうなるのか・・・?」と。それと、浪人時代に東京の友人宅に遊びに行った際、たまたま待合の時に中央大学法学部の図書館に迷い込んだ事がありました。最初、千人ほどの若者が黙々と勉強に勤しんでいる異様な雰囲気に圧倒されました・・・(驚)。「彼らは弁護士に成る為に、青春を犠牲にして4年間毎日15時間勉強しているんや・・・それでも在学中に合格するのはごく一部や・・・」という友人の説明に驚きました。実際こういう光景を目の当たりにして、こんな人生もあるんやなァ・・・とショックを受けました。弁護士試験(司法試験)は日本で最難関の試験で、中央大のみならず東大や京大法学部の秀才が青春を犠牲にして、死ぬほど勉強しても殆ど合格出来ない恐ろしい資格試験だったのです・・・現に複数の人から直接聞いた話ですが、当時毎年試験会場で何人かの受験生が緊張と極度のストレスで発狂するために救急車が待機していたそうです・・・(恐)。そんな事を聞くと、我々はソンな恐怖の試験を潜り抜けた弁護士に弁護されているのかと思うとゾッとしたものです・・・また、10年前に宅建の受験勉強した時、9か月前から毎朝2時に起きて3時間勉強をしていましたが、受験日1週間前は仕事を休んで、追い込みで1日18時間勉強しました。たった1週間でしたが、50歳で1日18時間勉強するのは相当辛かったです・・・(涙)。頭がパンクするというのは、この事を言うのでしょう・・・勉強の内容(質)はともかく、脳ミソが半分腐った50歳のオッサンが全く未知の分野の勉強で1日18時間も机に座り続けたというのは、正に根性と忍耐力の闘いだったのです・・・(涙)。睡魔を追い払う為に、ガムや目薬はもちろん、鼻の穴から噴射する目覚まし液体、手で頬を叩いたり、横に剣山を置いて手の甲を当てつけたり、もうMになりそうでした・・・(笑)。これだけ必死に勉強すれば、もう二度と受験するのはイヤ・・・受験はこれっきり・・・これで落ちたら自分の能力が無いと諦め、さっさと他の分野を探す・・・という心理状態でした。こういった経験を通じて「集中して勉強デキる環境」の重要性を痛感したのでした。アミューズメントパークで1日中遊びまくりたいというマーケット(アウトドア)の対極に、1日に10時間以上集中して勉強したいというマーケット(インドア)が確実に存在するというのは、昔も今も変わらないと思うのです。この「レンタル有料自習室」業界なるものを調査してみると、大阪が人口密度から言うと全国一激戦区なのです。大阪と言っても、大阪市内と北摂ですが・・・堺市に2,3あって、高石市~岬町はゼロなのです。高石市以南を南大阪とするなら、正に「南大阪初!」です。なんと、ライバルが存在しないのです。イヤ、需要がないだけか・・・(笑)。いずれにしろ、これまでやってきたトランクルームやスタジオと殆ど同じニッチマーケットだったのです。しかし、今回の「レンタル自習室」は全く1からスタートするのと違って、既に余っている部屋に余っているデスクとイスを置くだけで投資金額ゼロです。投資金額ゼロ・・・ノーリスクという事です。ダメなら、デスクとイスを引き揚げて、通常のトランクルームとして貸すだけです。そんな「気楽な新規参入」だったのです・・・これまでの新規参入のトランクルームやスタジオと同じで、レンタル自習室も「ヤッテみなければ分からない・・・」という事に少々期待しています・・・何故なら、先ずは「日貸し」をして、需要を更に掘り起こす事が出来れば「月貸し」も簡単にラインナップに加える事が出来るのです。本館1階のワイドロフト(1.5畳)付なら、上のロフトに書籍類を置いて下で勉強するスタイルが確立できます。弁護士や司法書士を本格的に目指すならバッチリです。うちのレンタル自習室で勉強して資格試験に合格で来たら、心強い弁護士と司法書士に恵まれます・・・(笑)。これが出来れば、通常のトランクルーム賃料の2倍の売上が見込めるのです・・・まァ、妄想はこれくらいにして、地に足がついた実際の戦略という意味で、当面はホームページを作らず無料ブログとフェイスブックとツイッターの3つでネット戦略を開始します。ニッチマーケットでライバルが存在しないという事は、モバイルフレンドリー対応どころかホームページすら必要ないのです・・・(笑)。という事で、「レンタル自習室」をスタートした訳ですが、元々の原因は皮肉にも昨年3月にスタートした「音楽スタジオ」だったのです・・・音楽スタジオを1年続けて心底思ったのは「全く儲からない!」という事です・・・(笑)。既に会員数450人にも達しているのに、これほど採算が厳しいとは・・・(驚)。人件費節約の為にスタッフを雇わなくてもダメですねェ・・・これじゃ、誰も新規でリハスタに参入しないはずだと・・・ビジネスですから、投資した金額に見合った金額を回収できなければ「失敗」というのは子供でも分かります。ミュージシャン(ドラマー)として40年ぶりに復活したのは確かにウレシカッタのですが、経営者としてみるなら失敗ですねェ・・・正直なところ、チョッと自信を失いかけました。趣味とビジネスのサジ加減が甘かったのです。30年前に多くのウインドサーファー仲間が「趣味=ビジネス」で突進し、ブームが過ぎ去って殆ど失敗しているのを、この目で見ているのにもかかわらず・・・時間が経てば、人間って忘れる動物なんですねェ・・・これはもう「低料金をウリに」半分地域ボランティアと割り切って、あまりスタジオに首を突っ込まず「君子の交わり」の付かず離れずというようなスタンスで長い目で付き合っていくしかないと。スタジオをこれから長く維持するには、逆にスタジオから離れる事だと・・・そして、本業のトランクルームと不動産を「再度」頑張らねば!・・・という事に至ったのでした・・・(笑)。 にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ