「3重ロック+有人管理」でもトランクルーム賃料が安いヒミツは?
泉州エリアのトランクルームの約90%が屋外型「コンテナ」タイプです。残る約10%のトランクルームが弊社のような屋内型「ビルトイン」タイプです。都会に近づくほど、空き地にポンと置くコンテナでは地価も高くなり収益が低くなりますのでコンテナが減って、古いビルをリノベーションした屋内型ビルトインタイプのトランクルームが増える訳です。屋外型と屋内型。何処が大きな違いでしょうか?屋外型コンテナはドア1枚です。屋内型である弊社「トランクルーム貝塚(貝塚市名越661 072-446-0798)」は、「外扉」「中扉」「部屋のドア」と3枚ドアを開けないと、荷物まで辿り着けません。各ドアは信頼性のある日本製やドイツ製のキーで施錠されている「3重ロック」だったのです。この日本製やドイツ製のキーという細かいところのコダワリも「カイゼン」の一環だったのです。決して、中国製キーではダメだったのです。いくら「値段(低料金)第一」と言っても、肝心なところに手を抜けばお客さんに見抜かれるものです・・・音楽スタジオの楽器機材のグレードも同じ事で、ただ安ければイイというものでは無いのです。お客さんの目はシビアで、見るところはチャンと見ているのです・・・事実、弊社のお客さんを分析すると、住居形態はやはりスペースが制限されるマンションで住まれている方が多いですが(一戸建てでなく)、「職種」で言うと警察官が最も多いという結果から、如何に弊社トランクルームが防犯性に優れているかという隠れた証拠です。という事は逆に、犯罪者にトランクルームが「モノを隠すのに最高!」目を付けられていると言うことですが・・・(笑)。何年か前の京都の青酸連続殺人事件で、事件が一般に報道される1年前に京都府警の刑事さんが弊社に聞き込みに来られました。筧容疑者が長らく貝塚市に住んでいたからで、証拠物件がトランクルームに隠されているのはという捜査の一環でした。10人くらいの偽名リストを渡されましたが、弊社とは何も関係ありませんでした。この1件で、他のお客さんの事を考えると、更に弊社の契約審査基準を強化したのは言うまでもありませんでした・・・結局泉州エリアでは、シェア90%の屋外型コンテナは「1重ロック + 無人管理」で、弊社屋内型(ビルトイン)ランクルームは「3重ロック + 有人管理」なのに安いのです。弊社と同じ屋内型でも、その多くはマスターキーで出入りする管理人がいない無人管理で、せいぜい表のドアと部屋のドアという「2重ロック」です。屋外型は100%無人管理で、屋内型でも殆ど無人管理というのが実態だったのです。結果的に、日本のトランクルームで管理人がいる「有人管理」というのは殆ど無かったのです。やはり管理人を置くと人件費が掛かり、経営の根本が崩れてしまいますので、殆どのトランクルームは有人管理に出来ない(管理人を置けない)のです。ここがトランクルームのポイントで、実はトラブル(事件)原因の本質的な問題だったのです。逆に言うと、無人管理のコンテナは「24時間出し入れ自由」と便利なようなキャッチフレーズの裏に「無人管理」という最も触れてもらいたくない経営スタイルがあったのです。弊社トランクルーム貝塚はその管理人がいる「有人管理」に加え、近隣他社の半額(㎡賃料)以下で、大阪市内や堺市の3分の1の賃料という他社がビックリ仰天するような経営スタイルだったのです・・・(笑)。何で、建物に金が掛かって、人が管理しているのに安いのか・・・?普通に考えれば、少なくとも2倍以上の賃料がするはずです。そのヒミツは?1.無借金経営2.土地も建物も自社物件で、賃料不要3.大阪最大級の171室で、薄利多売戦略4.従業員を雇っていないので人件費が掛からない5.多角経営(不動産仲介業、駐車場、音楽スタジオ、自習室、卓球場)6.エンドユーザー直の自社運営(業者に委託しない)1~6の理由で、トランクルーム賃料を他社の半額以下に出来るのです。他社の2,30%安くらいでは全く意味は無く、ドン!とビックリするくらいの価格を設定しなければユーザーは見向きもしません。半額以下にする事によってユーザーだけで無く、ライバルの同業他社に戦略として圧力を掛ける意味もあるのです。圧倒的に安く、そして更に3重ロックと有人管理という圧倒的な「品質」を競争相手にぶつけるのです。これで「ここまで安くされては、近くに出店できない・・・」と思わせるのです。武道の極意は、自分も相手も傷つかず戦わずして勝つ事・・・つまり、相手の戦意を喪失させる事にあるのです。これなんですねェ・・・競合他社に戦略を変更させて、無駄で余計な戦いを無くしてもらうのです。これで、世の中万事上手くいくのです。事実ここ12年間、近隣の3市1町で撤退することはあっても、大手チェーン店は殆ど新規参入してきません。屋外型コンテナは沢山出来ましたけど本質的にライバルではなく、同じ屋内型がライバルですので、いくらコンテナが増えても問題はありません。むしろ、コンテナが沢山出来ることによって弊社のような「屋内型」が希少価値としてクローズアップされて喜ばしい限りですし、まだまだ耳慣れない「トランクルーム」という呼称が普及の後押しになっているでしょう・・・弊社は一方で不動産仲介業も営んでいますが、大阪府下で不動産屋が12000社もあり法定仲介手数料も決まっていることもあり、なかなか他社との差別化(値段と品質で)が本当に難しいビジネスです。しかし弊社の有人管理と言っても、単にトランクルーム建物内に事務所があるだけです。その事務所で普段私はトランクルーム以外の不動産やスタジオや卓球場の仕事をしているだけの事で、ずっと防犯カメラを睨んでいる訳ではありません・・・(笑)。防犯カメラが人(侵入者)を感知すると、ピピッとスマホに自動的に連絡が入りますから。 という事で、トランクルーム業界全体とすれば需要が右肩上がりですが、それ以上に供給が増えているような気がしますので、業界としては厳しいながらもマズマズと言ったところでしょうか・・・今後も「日本最安値」を前面に押し出し、それにプラスして品質(夏の室温、3重ロック、6台の防犯WEBカメラ、2台のカメラ付ドアホン)と、管理人がいないと出来ないサービス(除湿剤入れ替え、軽トラックレンタル、スノコレンタル、荷物の受け渡し、荷物の搬出入の立ち会い、LINE動画配信、水洗トイレ&水道完備)にも力を入れていきたいと思います。にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ