音楽スタジオ「スタジオ0724」の未来像(心のオアシス・・・)
先日の読売新聞に、世界販売台数3位のトヨタが「自動車を作る会社」から「移動サービス会社」に転換するという記事が載っていました。日本一高収益会社でありながら、それに安泰せず生き残るために「更なる進化」を模索している姿に脱帽です。スゴイ会社だなァ・・・と改めて思いました。織物時代にトヨタの親会社で祖業の織機会社「豊田自動織機」からエアージェット織機を約2億円分(織機1台1000万円)も購入していました。1週間の豊田での研修で、横糸給糸方式が100年ぶりにシャットルからエアーに変わったばかりなのに、もう次の「リニア方式」を研究している探求(企業)魂に驚愕したのを思い出しました。そんな企業ですから、今回のマスコミ発表の10年くらい前から既に研究していたと思います。それぐらい、ずば抜けて優れた会社だと思います。世界的な企業と我々零細企業と比べても仕方がないですが、心構えとして「前へ前へ」という経営スタンスを見習い、小さな企業でも確実に儲けれるこれまで通りの無借金の優良会社を目指したいと思います。会社を大きくするとかいう野望はもうありません。自分一人かファミリーで出来る範囲の、せいぜい年間10%くらいの「伸び」で十分です・・・(笑)。着実に手堅くボチボチ商いをする・・・これです。30代から40代の20年間の織物時代に新工場を建設して何億もの設備投資をして、年355日24時間エンドレス稼働で月産20万メートルで早朝から夜までヘトヘトになるまで働き通しで本当に疲れました・・・もう懲りたといった方がイイかも。トランクルームへの転業で、ホッとしたというのが本音かも。という事で、大企業も零細企業も「未来像」を描く事が大事だと思いますが、弊社にとって未来像とは・・・?トランクルームを核に、不動産仲介、音楽スタジオ、自習室、卓球場の5つのビジネスの深耕策ですが、特に「リハーサル音楽スタジオ(スタジオ0724)」にポイントになろうかと思います。と言うのは「音楽スタジオ」はビジネスか?趣味か?どちらとも言えない微妙なスタンスです。ビジネス面を前面に押し出すと客は離れ、趣味を前面に押し出すと儲からない・・・「続けてナンボ・・・」という絶対的観点から言えば、その中間を上手に取って行くしかないのか・・・いずれにしても今の自分にとって音楽スタジオが公私とも「心のオアシス」的なものになってしまい永遠に悩むところですが、自分自身は音楽スタジオを無理してでも起業し本当にヨカッタと・・・(涙)。そして来年にはスタジオ増設(Bスタジオ)を予定していますが、それも会員数が今日現在950人を突破しているという会員さんの「期待」からです。950人も会員がいれば、今の1部屋ではその需要(予約、期待)に応えることは出来ません。それに応えなくては・・・と。わたし同様会員さんも、スタジオ0724が「心のオアシス」になっている証拠です。スタジオでの練習が終わって、帰るときの会員さんの「楽しかった・・・」という笑顔。これです・・・これが何とも言えません。これがあるから、「何としてもスタジオを継続させねば・・・」と。まだまだ、こんなジイサンでも誰かが期待してくれている・・・これには商売抜きにして、ナンとも嬉しいもんです(涙)。まァ還暦オーバーのジイサンが、そんな事で悩んでいるのも気持ち悪いですがねェ・・・(笑)。音楽スタジオの50%が高校生で20%が20代・・・そして、ドラムレッスンの生徒さんの多くは幼稚園児から高校生。泉州の若手ミュージシャンからこれほど期待されているとは・・・想定外もイイとこです。62歳にもなって、未だにここまで人に期待されるとは・・・(涙)。嬉しいですねェ・・・有り難うございます!来年のBスタジオ増設に向けて、もう「ひと頑張り」したいと思います。そして、会員数が2000人、3000人と増えれば、その先には「Cスタジオ」「Dスタジオ」「Eスタジオ」・・・構想が。というのは、近い将来スタジオのそばに「泉州山手線」が開通し、貝塚市の人口の約10倍もある堺市(83万人)や和泉市(19万人)からのアクセスが格段に良くなり(時間が短縮され)、十分「商圏」となりうるからです。やはり、マーケット新規開拓の可能性は人口に比例します。100万人のマーケットが泉州山手線という新しい道路で開かれるのです。それを収益に結びつけれるか否か、あとは自分の商才次第です。新しい道路が近くに出来るという事に関して私は何の努力もしていませんが、正に「幸運」が導いてくれたと言えるでしょう・・・(涙)。しかし今後の増設計画ですが、トランクルーム貝塚「別館1階」にはスペースがありますし、何なら、「本館」にも広げられる可能性もあります。しかしこういった発想やアイデアや妄想?が広がるのも、織物時代に工場の防音と防振対策であれだけ苦労した甲斐があったからだと思うのです・・・(涙)。織機とコンプレッサーの音と振動を止めるのに「あるアイデア」が閃くまで、眠れる夜が何週間も続きました・・・(涙)。そのちょっとした「アイデア」こそ、学校の勉強とは何の関係もない日本橋によく通っていた趣味のオーディオ小僧時代に蓄積した音響関連の知識とノウハウだったのです。人生って、好きなコトをしてきても、後で案外うまいこと繋がるモンなんですねェ・・・(笑)。実は某大手硝子メーカーの防音事業部に見積もりを依頼すると、3000万円という数字にビックリ仰天・・・こりゃ、自分で考えるしか無いと背水の陣で臨んでいたという裏話があったのです。この一連の対応策で寿命が10年縮みました・・・しかし、織屋を止めて10年寿命が延びましたら差し引きゼロか(笑)。にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ