「Bスタジオ(第2スタジオ)」2月増設オープン予定(スタジオ0724)!
来年2月に「Bスタジオ(第2スタジオ)」を増設オープンします。弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚「別館」1階)も会員数がオープンから3年経たずして1100人近くなりました。ここ数ヶ月は、お客さんが集中する週末や夕方からの予約が取りづらく、1人や2人といった当日しか予約が取れないお客さんの予約も取れない状況が続き、迷惑を掛けてきました。3年前のオープン当初はせいぜい200~300人くらいしか会員が集まらないだろうと予想していましたが、これほど増えるとは想定外・・・正に青天の霹靂でした。それほど大勢の泉州のミュージシャン達から期待されているのだ・・・と勝手にポジティブに捉えています(笑)。正に経営者冥利に尽きます・・・(涙)。それも約半数が高校生(軽音学部)で、今の大阪南部の高校生のバンドブームには非常に熱いモノを感じます。こう実感するのは、泉州のリハスタとライブハウスの経営者だけだろうと思います。ビジネス的には全く儲かりませんが、しかしその「期待」に応えようと、Bスタジオ増設を決断したのです。しかし冷静に考えれば、既に大阪市内や堺市といった都会のリハスタやライブハウスはピークを過ぎ(東京も)、減少気味のようです。淘汰の時代に入ったと言えるようです。しかし、地方の音楽スタジオである弊社「スタジオ0724」は増設という、常識の反対の「逆張り経営」をしていきます。何も単純に会員数が増えたから増設するというのではなく、いずれバンドブームも去りリピーター率も減るだろうというのは織り込み済みです。目指しているのは5年、10年、20年先の「泉州(南大阪)NO1のリハスタ」です。・儲からない業界・工事(防振&防音)が難しい(普通の工務店ではできない)・大阪最安値の料金設定以上3点の理由で、大手や他社から泉州エリアに新規参入しにくいリハスタ業界です。手始めに、「Bスタジオ」オープンを機に「第1回スタジオライブ」を3月末までに開催したいと思います。既設の「Aスタジオ」は大阪でも最大級の22畳も広さがありますので、スタジオでライブが可能なのです。1回目は高校生対象です。勿論未成年ですのでノンアルコールの昼間に開催して、現在ライブハウス出禁の高校にも門戸を開こうという方針です。3月末までと言うのは、今春卒業予定の現高校3年生も対象という事で(出演OK)、音楽は高校を卒業したら終わりというのではなく、「音楽は一生の友」という意味を込めています。目的は「高校生ミュージシャン同士の交流」です。スタジオライブで他校のミュージシャンから刺激を受ける事によって、新たなバンド結成も珍しくありません。学校や学年や性別を超え、同じ感性や音楽センスやレベルで「互いに1人の人間として、人間同志が繋がるのです・・・」。素晴らしいじゃないですか。運動系の部活ではあり得ない「現象」です。これが音楽の持つ素晴らしさです・・・そういうインフラを提供するのが私のミッションでもあったのです。まァしかし名越の村中に人や車がワンサカ集まるのも困りますので、一般客の来場はお断りして、参加バンドメンバーだけのミニライブを想定しています。高校生は電車や自転車や原付や徒歩で来られますし、アルコールやタバコは絶対NGなので、近隣周辺に迷惑をかけることはありません。またMCは私が務めますが、全く未知数です・・・(笑)。人を雇えばお金も掛かりますし、出来るだけ出場者の経済的負担を減らす意味もあるのです。スタジオライブと言っても、一体どうなるのか・・・?どうなっていくのか・・・?不安と期待が入り交じった不思議な気持ちです。失敗しようが成功しようが、高校生ミュージシャン同士が互いに刺激を受けて、彼らの今後の「ミュージックライフ」が豊かになれば、泉州エリア全体の音楽文化の底上げに繋がるだろうという壮大な計画です。そういった黒子に徹し、儲けは二の次で、5年後、10年後、20年後に回収できればイイというロングスパンのスタンスでないと出来ません。スタジオライブがうまくいけば、その後は定期的に高校生の為のスタジオライブを開催する予定です。一般会員さん向けのスタジオライブは未定ですが、もし開催するとしても場所柄ライブハウスと一線を画し、「ノンアルコールの昼間に開催」という高校生ライブと同じスタンスを貫くつもりです。近隣周辺の事を考えると、このノンアルコールは絶対条件で、もし大人のスタジオライブで参加バンドが少なければ中止して、高校生に特化していきます。ミュージシャン仲間同士の忘年会や新年会をスタジオで開催したいというオファーが沢山ありますが、全てお断りしています。あくまでも弊社はリハーサル音楽スタジオであってライブハウスではありませんから、絶対地域に迷惑を掛けないようにノンアルコールを徹底しています。と言うことで、来年早々からスタートダッシュですが、62歳のジイサンにとってそのスピードにノッテいけるのか・・・(笑)。初めて音楽スタジオを起業するときは、何もかも文字通りゼロからのスタートで、相当「難産」でしたが、今回の増設は2室目なので慣れていますし、バックボーンにスタジオ会員数1100人というのが後押ししてくれてます。その会員数も、現在まだまだ増加の一途を辿っています・・・(涙)。これが会員数500人止まりでは、Bスタジオへの発想は無かったでしょう。まァ「この流れ」がどうなっていくのか・・・?ウマくいけば、その後「第3スタジオ」「第4スタジオ」・・・へと繋がっていく可能性は十分あります。自社物件の築70年で償却済みで固定資産税も安いタダ同然のようなトランクルームの建物には(もちろん家賃も保証金も全く不要)、まだまだスペースがありますので・・・(笑)。増設で2部屋になることによって、これまで個人の予約が取りづらかったのが多少解消されます。特に個人利用のダンス系のお客さんに朗報です。指導者レベルの方が練習されますので、その熱い想いに多少は報いることが出来るでしょう。また増設したからと言って、スタッフを新たに雇うとかしません。低料金維持でコストを抑えるために、これまで通り自分1人でトランクルームや不動産仲介業の合間を縫ってスタジオ経営をやっていきます。という事で、今は音楽スタジオに傾注していますが、本当は祖父の代から続いていた泉州の地場産業である織物業を継続したかったのですが、13年前の49歳の時にトランクルームに転業してしまいました・・・(涙)。その後の「流れ」で音楽スタジオも兼業という事になってしまったのですが、天国の祖父や父親はどう思っているのでしょうか・・・?「エエ加減にせい!もうそれ以上は止めとけ!」という忠告が夢に出てきそうです・・・(笑)。にほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ