2週間の沖縄旅行で学んだ3つのウインドサーフィン・テクニック
いくつになっても学ぶ姿勢が大事です。ウインドサーフィンも足掛け45年・・・ウインドサーファー艇(全長365cm)のブームやダガーボードが木製の時代から始めました。今は全長230cmくらいに短くなり(ショートボード化)、ボリュームも200Lから半分くらいになり、ブームは木製からアルミやカーボン製に変わり、ダガーボードに至ってはフィン(スケグ)がその役目(横流れ防止)も兼業し無くなりました。恐ろしいほどの道具の激変です。しかしここ40年くらいは仕事や結婚(子育て)で忙しく・・・夏しか出来てなかったのです(涙)。一生懸命、冬でも年中やっていたのは学生の時くらいです。特に大学に学連加盟の同好会を創部したくらいですから、相当熱が入っていたのです。しかしショートボード時代から殆どついて行けず、ビーチスタート、プレーニング、ジャイブの3つがここ40年私の課題だったのです。ジャイブとはウインドサーフィンやヨットの専門用語で「風下への90度方向転換」の事で、社交ダンスのジャイブとは違いますよ・・・(汗)。特にジャイブは40年間も頭の隅にあり、もちろん本を読んで研究したりもして「何とか出来ないか?」と悩んでいたのです。しかし夏場だけのウインドでは、残念ながら実践経験が少なすぎます。出来そうになったら、次は来年・・・というパターンの繰り返しで、ここ10数年は妻の病気の事もあり、海に行く回数も減り、もうどうでもイイやと放置気味でした。まぁ本で読むと、マスト加重がどうとか、爪先加重だとか、目は進行方向を見ろとか、手の幅をこのタイミングで広げろとか・・・ジャイブって一瞬なので、その間にアレコレ考えている間がないのです。しかし先日の沖縄の瀬長島での2週間のウインドサーフィン特訓で、少し成果が出たように思います。要するに、ココだけを抑えよ・・・というポイントを掴んでいなかったのですが、文字通りプロの理論的なワンポイントアドバイスで開眼したのです。強風下でのプレーニングは自分では出来ているつもりだったのですが、横滑りの原因が明確に分かりました。ビーチスタートの理論もナルホドなぁ・・・と。ジャイブもこれまで沖までフルプレーニング突っ走ると途中でその猛スピードが怖くなってセイルを投げ出すかタックしていたのですが、「ジャイブ=減速」というのが身体で分って恐怖心が少し和らぎました・・・(汗)。全て瀬長島でブラハヴ151というショップを経営している島袋プロのアドバイスのお陰です。やはりプロの一言は違います。2週間行った甲斐があったのです・・・(涙)。やはり、その道でメシを食っているだけの事はあるのです。「昔のサーファー艇(全長365cm)の後傾ジャイブの癖がなかなか抜けず、今のショートボード(全長230cm)の前傾ジャイブが恐怖心で出来ないのです・・・」という長年の悩みを吐露すると、「僕はサーファー艇(ストラップなし)で15mの風でもダガーボードを抜いてインレイルでジャイブをやってたんで、そんな悩みはなかったけどなぁ・・・」と言われ、やっぱり次元が違うのだと思い知らされました。ストラップなしのロングボードで15mの強風でインレイルでジャイブなんて大阪で誰もやっていなくて(見た事がなく)、一度東京出張の時に湘南逗子でSプロが沖でやっていたのを見て度肝を抜かれたのを鮮明に思い出します。ウソやろ・・・そんな事ができるのか?・・・と。信じられない事が目の前で起こっている事実に、ただただ茫然・・・という表現が正しいかも知れません。あれから45年経った今でも、当時の道具でそんな事ができるウインドサーファーなんて殆どいないと思います。まぁしかしウインドサーフィンのジャイブ(風下への90度方向転換)は、だんじりの「やり回し」と90度方向転換という意味で全く同じで、ポイントは「如何にスピードを落とさずに奇麗に回るか?」です。ジャイブは一人で、やり回しは曳き手+前梃子+大工方+後梃子といった集団のコンビネーションで・・・回る(旋回する)のです。ウインドサーフィンの「ジャイブ」とだんじりの「やり回し」が同じだなんて、誰もそこまで考えが及ばないでしょう・・・(笑)。しかし同じなんです。それを追求する為に、みんな必死コイテいるのです。オモロイと言えば・・・ナンともオモロイです。みんなギュ~ンと回るのが好きなんですねェ・・・もちろんウインドは海で、だんじりは硬いアスファルトとベースのステージが全く違いますのが、力学的に遠心力に対する加重の掛け方がよく似ています。という事で、朝から昼過ぎにかけて風があればウインドサーフィン、昼から夜は国際通りで遊び倒しました。人生って、好きなコトをやっているとオモロイなぁ・・・と。当たり前ですが。次の沖縄は風が吹かない時はダイビングライセンスを取りたいなぁ・・と。「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.comにほんブログ村 にほんブログ村にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ