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昨日の読売新聞に、「懐かし商品に失敗なし」という記事がありました。
これは、昨年マイケルジャクソン死後、彼のCD売り上げが急増した(購買者の多くが40代以上)とか、ヤクルトの「ミルミル」やサントリーの「鉄骨飲料」の再発売が好調といった、最近の消費者行動の中で「思い出の買い直し」という現象が目立っているという事らしいのです。 全く新商品、新サービスを考えるには、莫大な資金や労力が要ります。 せっかく、「潜在マーケット」があるのだから、その需要を上手く引き出した方が利益に結びつきます。 しかし、そういう「分析」を可能にするには、歴史を遡らなければ、なかなか出来ません。 例えば、私が中学、高校の70年代前半、日本ではグループサウンズの末期で、そこから枝分かれして色んな音楽が試行錯誤で世に出ました。 一方、フォークソングが流行り出した時期でもあり、未だに活躍している50、60代のアーティストが沢山います。 洋楽では、ビートルズの末期で、そのほか私の好きなブラスロック、パンクロック、プログレ、サザンロックなど多種多様なスタイルの音楽が沢山出ました。 私もよく聞いていた、中高生に大人気の深夜ラジオ放送の「ヤングリクエスト」のトップ10は殆ど洋楽でした。 そういった音楽に恵まれた環境にありながら、1か月の小遣いがで、私も含め平均中学生でシングルレコード1枚、高校生でアルバムレコード1枚しか買えなかったほど、物価が高く、親の年収が低かったのが現状でした。 中学生の時、350円のシングル(2曲入り)を買う為に、貝塚駅下がりのレコード店、「エコー」や「中野レコード店」を何時間も時間をかけ、何回も試聴、行き来したものです。 多感な時期に、1曲や1アーティストで満足するはずもありませんでしたが、10ある内、1だけに「絞りに絞って」みなさん買っていたと思います。 それが2,30年たって、残りの9がCD化され、安く手に入るとなれば、爆発的に売れるのは自然の成り行きです。 しかしもう一歩踏み込んで、7,80年代のオーディオブームで、CD音に満足しない「耳も肥えた」5,60代マーケットも視野に入れるなら、レコードとレコードプレーヤーの再販に本腰を入れるのも面白いと思います ※日本最安値!(年平均2回の利用で、近くにある必要はない) トランクルーム貝塚 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.06 06:59:07
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