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カテゴリ:辛苦の織物業時代(30,40代)
本日のニュースで東証1部上場の靴下メーカーの「ナイガイ」が、従業員の3分の1をリストラというのが出ていました。
ここ2,3年上場の繊維業界のリストラ、M&A、撤退が止まりません。 懇意にしていた川中の繊維業界も例外ではなく、「縮小」が加速していて残念です。 いくら弊社が織物業を廃業したとはいえ、長らくこの業界に携わっていましたので愛着もあり、いつも気にしています。 もう20年くらい前になりますが、当時取引先の商社のある若手社員が、自分の本業以外にエンドユーザー向けに下着のトランクスを自動販売機で販売しようと試みていました。 当時飲料水の自動販売機が奥行きが長く通行の邪魔になるという事で社会問題になっており、多くの旧型(奥行きの長い)の販売機がタダ同然で出回っており、それを再利用してトランクスを透明のパッケージに入れエンドユーザーに直で販売していこうという、商社の発想からかけ離れた大胆な発想(非常に緻密な)でした。 結果的にいろんな要因で上手くはいかなかったようですが、彼はそれをバネに再度新しい事にチャレンジして、今は独立しトランクス業界というニッチ市場で成功しているようです。 振り返って織物業をやめていなかったら、小規模で繊維業界で生き残るには、「ちょっと川下」への染色加工販売したり、商社を飛び越えてアパレル直に販売する程度ではすでに時代遅れで、自社でエンドユーザー向けに企画し、生産を自社でしなくてもコントロール(管理)をして、店舗を持たず営業不要のタダ同然のネット販売するくらいの発想でないと無理だと思います 機械(織機)の稼働率ウンヌンでは、どうしても発想が委縮してしまいますし、その辺を如何に打破するか?が難しい、、、、 ※日本最安値!(年平均2回の利用で、近くにある必要はない) トランクルーム貝塚 ※貝塚市の不動産情報の総合サイト 貝塚不動産.com にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.15 09:10:43
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