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カテゴリ:中小企業の生きる道
昨日は定期的に行ってるトランクルームの「掃除日」でした・・・
ひとりで先ず掃除機でフロアー(通路)の掃除をして、そのあと水で絞った「モップ掛け」をするのです・・・本館、別館と一挙にしますので、結構時間もかかります・・・ しかし織物時代の掃除に比べれば、月とスッポンです・・・楽勝というか、掃除のうちに入りません・・・ とにかく織物時代は織物を作る(製織)時に、経糸と横糸が交差する時やマシン(織機)が動く時に、「ミジン」という大量の「綿ぼこり」が出るのです・・・ このミジンは「マシン油」の油を含んでいましたので、よく燃えて風呂を焚く時の原料にもなったのです・・・この「ゴミ」を捨てるどころか、上手く利用して(大昔は他所の家に、売っていたらしい・・・)まさに「リサイクル」のハシリだったのです・・・ 学生頃の夏休みは「毎日2時間」仕事はじめに、「温度40度、湿度90%」そしてシャットル織機の「ガッチャン、ガッチャン」という打撃音の騒音100デシベル、身体中にミジンが汗で「べトッ」と付き、鼻毛が普通の人の10倍は伸びるという織物工場の掃除をしましたが、最初は大げさでなく脳震盪で「死ぬかと」思ったほど劣悪な職場環境でした・・・慣れとは恐ろしい・・・ とにかく親父から掃除を徹底的に叩き込まれました・・・親父の印象の半分は、家でも工場でもホーキを持っているシーンです・・・ 本来私はあまり几帳面でない「典型的なO型」です・・・仕事の為に(生きるためか?)性格を直すのにホント苦労しました・・・ しかし「家業」でしたから、これは「死んでもやるしかない!」と思っていましたねェ・・・サラリーマンの家が、どれほど羨ましかった事か・・・ ところがシャットル式からエアー式に織機が変わった25年前から状況が一変、人力では掃除が追いつかないほど莫大な量のミジンが発生し、ガス風呂に代わってしまったため、このミジンを捨てるのに、結構お金がかかるようになったのです・・・ このミジンを掃除するのに、工場の地下に深さ2メートルの「ピット」を掘り、織機の上に「掃除ロボット」用のモノレールを工場全体に設置して、上からロボットの風圧で地下にミジンを集め、空調の循環システムで(2基の直径180センチ大型プロペラファン)、地下ピットに溜まったミジンを2階で自動回収していたのです・・・ しかしこの楽勝の掃除も、独りで事務員も雇わず2棟171室のトランクルームの仕事(掃除、警備、電気、集客、契約、集金、経理、事務処理)と、これまた結構細かい不動産の仕事もやっていますので、計画的かつ能率的にやらないと思うように仕事がはかどりませんし、今日の新聞記事に載っていた「掃除ロボット」を買おうかとだいぶ前から思案中です・・・ ※日本最安値!(年平均2回の利用で、近くにある必要はない) トランクルーム貝塚 ※貝塚市の不動産情報の総合サイト 貝塚不動産.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.15 11:29:09
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