「多民族国家」マレーシア

2012.09.05

カテゴリ：海外旅行

　マレーシアは三つの主要民族と地域の歴史が複雑に入り混じって並存しており、民族構成が極めて複雑な国の一つであり、多民族国家です・・・

　主な人口比は、マレー系 ( 65 %)、華人系 ( 25 %)、インド系 (印僑) ( 8 %) で、宗教もイスラム教、仏教、ヒンズー教と全く異なり、「混血」が殆ど無いのが、この国の問題のひとつのようです・・・

　つまり人種が違えば宗教も異なり、違う人種間の結婚は基本的にはないそうです（出来ないのではなく）・・・

　人種間の貧富の差も大きいのが特徴で、中華系が4,437リンギ、インド系が3,456リンギで続き、マレー系は2,711リンギ（２０１１年９月現在）と、中華系がマレー系の２倍近くあるのが問題のようですねェ・・・

　しかし政治はマレー系が握っているそうですが、経済成長率が５％というのを考えると、単一民族の日本より「上手に国を運営しているなァ」というのが実感です・・・

　ちょうど初日の８月３１日が独立記念日で、そこらじゅうに国旗が飾ってあったのには驚きました・・・

　複雑な歴史、多民族国家と、国民を束ねるには、ナショナリズムが必要というのが、観光客という第三者の立場の私にヒシヒシと伝わりました・・・

　タクシーの運ちゃんに「日本の独立記念日はいつか？」と聞かれ、言葉に詰まった私は恥をかいてしまいました・・・

　自分の国の歴史くらいは最低知っていないと、海外で恥をかくというのはこの事を言うのでしょうねェ・・・「日本史」・・・日本人なら勉強するのは当たり前か・・・

　ちょっとしたナショナリズムを目覚めさせる旅行でした・・・

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Last updated 2012.09.05 17:34:54
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