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カテゴリ:中小企業の生きる道
昨日は、丸一日事務所で缶詰状態で、少々溜まっていた「経理」の仕事でした・・・
経理と言っても、税理士に提出する「銀行勘定帳」と「金銭出納帳」の記帳ですが・・・ 弊社は昔から伝統的に事務員や嫁さんに経理を任さず、経営者自ら「経理」を全てするのです・・・ 経理だけでなく、営業もですが・・・ 中小零細の製造業では、現場よりむしろ経理の方が大事だと思います・・・ 中小零細企業の経営者がお金の流れと営業を完全に把握して、「現場の要」も握っていれば鬼に金棒です・・・ というか、これをしないと会社が潰れてしまいます・・・ あまり表には出ませんが、周りの会社で大した規模でもないのに経営者が経理を知らずに、「裸の王様」的な経営で経理を「他人に任せて」経営が傾いたところの多いこと、多いこと・・・ せめて経理を肉親に担当させればいいのに、「赤の他人」にイイようにされて、知らぬ間に傾く・・・というパターンが多いです・・・ 「他山の石」として、肝に銘じます・・・ しかしそういう私も、親父である社長が「急死」した15年前まで、全く経理の事が分りませんでした・・・ 親父が亡くなってから、経理を「一から勉強」しだしたのです・・・ 小切手の切り方も知りませんでしたので、銀行員の方と税理士の先生に質問しながらひとつひとつ学んでいきました・・・ それまで仕事の80%が現場で、20%が営業でしたら、経理の「け」の字も知りませんでしたので、「頭の切り替え」に相当苦労しました・・・ 実際、親父が亡くなったその日からイキナリ会社「経営」をヤッテいかなくてはなりませんでしたので、半年くらいはモガキ苦しみましたねェ・・・ 経理や経営を「覚える」とか「習う」というレベルではなく、実際日々経営をやっていって失敗したら倒産というのが24時間脳裏から離れませんでした・・・ それと「実印の恐ろしさ」も実感しましたねェ・・・ 中小零細企業の経営者は、金融機関や取引先との「取引」に、会社の代表者として実印を押しますが、殆ど100%「個人保証」の実印も求められます・・・ これは何を意味するか? 会社が倒産すると同時に、自己破産もしますよ・・・という意味です・・・ 初めて実印を押す時は、思わず手が震えました・・・ この「感覚」は経営者しか解りません・・・息子の「専務」には決して解らないでしょう・・・ 親(社長)がいるのと、いないのとの違いに愕然とするでしょう・・・ まァしかし、中小零細企業の場合は、これを乗り越えなければ、実際「倒産」という現実に直面します・・・ という事で、何とか・・・これらを乗り越えた事によって多少とも自信がついたのは確かだと思います・・・ ※日本最安値!(年平均2回の利用で、近くにある必要はない) トランクルーム貝塚 ※貝塚市の不動産情報の総合サイト 貝塚不動産.com ※地域最安値!月額5250円岸和田市東ヶ丘町「月極駐車場」 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.15 10:58:20
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