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カテゴリ:貝塚の魅力
先月所用で、地元のローカル単線「水間鉄道」に久しぶりに乗りました・・・
子供の頃から地元市民の足として、無くてはならない存在でした・・・ 今は自動車社会となって、ヒッソリと存在しているという感じですが、無くなっては困るのです・・・ 元々開業が大正時代とJR阪和線より古く、この水間線沿線が弊社を含め日本有数の「織物産地」だった為に、南海本線とジョイントして、糸が貨物列車で「名越駅」まで運ばれていたと聞いています・・・ そして木島地区や葛城地区の織物業者が、牛車で糸を引き取りに来ていたようです・・・バタコ(三輪トラック)が一般に普及する昭和30年頃までは・・・ 水間鉄道が出来るまでの明治時代までは、地元の織物「産元」が村の各農家を回って、冬の閑散期に手織機で織った織物を集めて(綿作も地元)、それを牛車に積んで1,2週間かけて大阪船場の伊藤忠や丸紅に売っていたという話です・・・ という事で、その名越駅から電車に乗った訳ですが、乗客は私一人です・・・ 寒い昼間ということもありますが、ちょっと寂しすぎますねェ・・・ 電車に乗ると、吊革に「渋谷109」の宣伝がそのままでした・・・ かつて東京で、元気に走っていた車両だったのでしょう・・・「引退後」は、関西のローカルでノンビリと・・・ プラットホームに、「鉄道ファン」向けの1枚のチラシが張ってありました・・・ これは町内の幼馴染で「日本一」の鉄道マニアがおり、彼が講師となっているようです・・・ 彼は今も、現役バリバリの関西有名鉄道の運転士だったのです・・・ しかし若い頃は、この「水間線」なんて見向きもしませんでしたし、「単線」というだけで、自分が田舎者みたいで、他市に住む友人に言うのも恥ずかしかったです・・・ 今はむしろ自慢ですし、愛着と郷愁を感じますねェ・・・もう、そんな年になったのでしょう・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.25 09:24:40
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