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大阪の南部、いわゆる大和川以南の「泉州」のまたその南部の「大阪のDEEP SOUTH」と言われる「泉南(岸和田市以南、岬町まで)」は日本のレゲエの本場と言われています・・・
40年前の日本の「第1期サーフィンブーム」では、当時大阪の多くの高校生大学生は、和歌山の磯ノ浦にサーフィンをしに行きました・・・ 当時、日本の歌謡曲に飽きた日本の若者は、プログレシィブロック、パンクロック、ハードロック、サザンロック、ソウル、ディスコといった洋楽に魅了されていました・・・ その中に「レゲエ」というジャンルもあり、結構全国的に流行っていたのです・・・ サーフショップが雨後の竹の子のごとくあちこちに出来ていました。 当時ウインドサーフィンのやりかけで、それまでバーミューダを履いていたのですが、それがカッコ悪く感じ始め、1人でトランクスを買いに行くにも恥ずかしく妹について行ってもらって、ボブマーリーやサードワールドといったレゲエが店内にガンガンかかっているショップに行きましたました。 それが旧26号線泉佐野の北中小学校の前に、日本最先端のサーフショップ「ライトニングボルト」の直営店があったのです。 いつ行っても、サーファーでごった返していた大繁盛店で、行くだけで当時のファッションや音楽の「NOW」を感じることがデキて嬉しかったですねェ・・・ いつの世も、若者は流行に敏感で、影響されない訳がありません・・・ まだ今の国道26号線が出来ていなかった頃で、大阪から磯ノ浦に行く途中の道でしたので、よく流行っていたのでしょう・・・ という事で、当時の泉州の若者に「サーフィン」と「レゲエ」というスポーツと音楽がワンセットで受け入れられたのでしょう・・・ 大阪市という日本第2の都市と、和歌山の磯ノ浦というサーフポイントに「挟まれた泉州」という立地の成せる業でしょう・・・ そしてその10年後に訪れるチョッとカラーが違う「ウインドサーフィンブーム」で、泉州の「レゲエ文化」が延命し、静かに定着したように思います・・・ そういった歴史的背景と立地条件が重なって、泉州ではレゲエが根付いているのでしょう・・・ 今は音楽が多様化して、ひとつのジャンルが「大流行」というのは考えられませんが、未だにレゲエが泉州で定着しているのは、4,50歳を超えた多くのオッサンが未だにサーフィンやウインドサーフィンをしたり、レゲエを聴いたりしているからでしょうか・・・ イヤ、泉州は昔から温暖な気候に恵まれ自然災害も少なく、結構ノンビリしている農耕文化で、偉人と言われる人もあまり輩出していません・・・そういう意味で、レゲエのようなスローテンポが受け入れられたのかもしれません・・・ 【オススメの関連記事】ありそうでなかった「和太鼓~レゲエ~タヒチアン(フラメンコ)」まで集うスタジオ0724 ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.15 17:50:03
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