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カテゴリ:トランクルーム貝塚
毎日ではなく、定期的にトランクルーム館内を掃除するのですが、そこで活躍するのが、掃除機はもちろん、「モップとバケツ」なのです・・・
ひとりで2棟(2階建て)を一挙にするのですが、けっこう大変です・・・ フロアごとに、掃除機をかけてモップで水拭きをします・・・ 掃除機は旧式の紙パックですので、毎回新しいのに替えないと吸引力が悪いです・・・ モップの布もけっこう汚れますので、3,4回に1回は新しいのに替えます・・・ ついでに「左手補強」の意味で、掃除機は左手に持ち、利き手の右手は腰の後ろに回して全く使いません・・・ そして1回3時間、休みなしで一挙にします・・・ 途中で休憩すると、「集中力」が切れて、「気力」が萎えます・・・ 子供の頃から、けっこう4,5時間集中力が途切れないでモッテいました・・・ 漫画や絵を描く時、外で遊ぶ時、子供だんじりや犬小屋を作る時・・・自分の好きな事をする時は、一心不乱、驚くほど長時間「集中力」を発揮してましたねェ・・・ 今考えると、悪い方に行ったら、トンデモナイ大人になっていたかも・・・ ちょっと大きくなって、高校・浪人・大学くらいになると、家業の織物工場で「長時間」働かせられました・・・ 夏休みなど長期休暇になると、毎日12時間(昼休憩1時間だけ)殆ど休憩なしに働きました・・・ 家業なので、ブツブツ文句を言っても始まらないので、まず2時間かけて工場内をくまなく掃除をして、そのあと2時間かけて「油さし(織機に注油)」をしました・・・ 織物工場のウイークポイントは、機械の摩擦でたまに火災が起こる事です・・・それを防ぐために、基本を徹底するのです・・・ この織物業の基本(掃除と注油)に毎日4時間、埃と微塵と油にまみれて、真夏は40℃90%の100デシベルの騒音の劣悪環境で、文句ひとつ言うことなく、当然のごとくやっていたのです・・・ 何事も「基本が大事」というのは、この頃に身をもって解ったのかもしれません・・・ 「家業」と言うのは、エライもんです・・・ シンドイとか、辛いとか、暑いとか寒いとかいうレベルを「超越」しています・・・ ゴチャゴチャ考えたり、文句言ったりする前に、目の前の機械を1秒でも早く動かさなくては、飯を食っていけないのですから・・・ そういう意味で、サラリーマンと比べて、「自営」や「家業」をもっている人間の仕事に対する「情熱」や「執念」は熱いというより、単に仕事として割り切れない、身体の中に組み込まれたDNAというか、何か「異次元」のような気がします・・・ 私が経験した家業としての織物業を「廃業」した時の、精神的なショックは計り知れませんし、それを「経験」した人間でないと、「理解」不可能です・・・ という事で、家業によって「忍耐力」が多少養われたと思いますので、残りの人生で少々の辛い事や苦しい事があったとしても、「乗り越える」自信が多少あるような気もします・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.11 10:50:08
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