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カテゴリ:ドラム drum
今回新しくパールのドラムセットを買ったのですが、値段の割にスゴク使い勝手と性能が良くなっているのに驚かされます・・・
35年前にドラムを始めた時は、当時はパールやTAMAといった国産ドラムメーカーがなく(あったかもしれませんが、ほとんど無名か新興メーカーだった)、国産と言えばヤマハしかありませんでした・・・ 当時世界中のプロのミュージシャンは、殆ど海外メーカーのロジャーズやラディックで、ヤマハはまだまだマイナーでしたねェ・・・私の大好きなシカゴのドラマーは、ジャズ出身なのでスリンガーランドでした・・・ 今でこそ、世界中のドラマーにとっては日本のパールやTAMA、ヤマハがメジャーになっていますが・・・ 当時20歳そこそこで、まだウインドサーフィンを始める前でしたが、家業の手伝いと空手をやっていましたのでバイトも出来ず、土曜の夜はだいたいディスコに通っていましたので金もありませんでした・・・ そこで、考えたのが中古ドラムです・・・ 当時はインターネットもない、情報誌も少ない時代ですし、数少ない楽器店で扱っているのは新品ばかりです・・・ そこで、大阪市内の楽器店をしらみつぶしに回って、「中古情報」を自分の目で集めることにしたのです・・・ そしたら、天王寺の楽器店で、2万5000円のヤマハの中古ドラムを偶然見つける事が出来たのです・・・ 嬉しかったですねェ・・・まるで、恋人を見つけたような思いでした・・・ それから毎日自宅の蔵で、練習をしました・・・ 蔵なので、壁が分厚く戸も重く厚いので、外への音は心配しませんでしたが、レコードを聴いてドラムを叩けません・・・ そこで、スピーカーやアンプ、カセットデッキ、レコードプレーヤーのある2階の自分の部屋に、毎回ドラムセットを運ぶことにしたのです・・・ ずっと部屋にドラムセットを置いておくには部屋が狭すぎましたし、防音も何もしていないのでうるさ過ぎます・・・ しかし、これも今考えたら大変です・・・ 一時期逆に、オーディオセットを毎回蔵に運んで(スピーカーの重さが10キロ超えてましたので、これが大変!)、ドラムを叩くこともしましたが、冷暖房のない蔵の中は、真夏は熱く死にそうです・・・ ドラムの自宅練習の大変さは、やってみて初めて分かります・・・ バンドとしてのセッションは、今はない海塚の貝塚の青少年センターや、岸和田のヤングレコードの2階のスタジオを借りました・・・ これも、いちいち楽器を運ぶのも大変でした・・・ なんやかやと、1年半ドラムを続けましたが、練習の大変さや、自己流の限界を感じたところに、ちょうどウインドサーフィンという「新しい遊び」を見つけ、そちらにのめり込んだのでした・・・ という事で、昔の苦労を知っているだけに、今のドラムの練習はまさに天国ですねェ・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.03 11:17:48
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