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カテゴリ:日本の将来が危ない?
先日の読売新聞に「学生の博士離れ 懸念」という見出しの記事が載っていました・・・
せっかく大学院で博士号を取っても、大学の非常勤講師を掛け持ちしても、年収300万円程度らしいです・・・ これでは、結婚しても妻子を養う事が難しいです・・・ そもそもの原因は、大学審議会が1991年に、高度産業社会に対応できる人材養成の必要性を背景に、2000年度までに大学院生を当時の2倍、20万人に増やすように提言して、実際同年に20万人を突破した事のようです・・・ まァ、弁護士や歯科医師の「増員問題」と同じように、将来の需給バランスを考えずに、国が勝手に「増員目標」を決めて、「後は知りません、勝手にやってください!」というようなものです・・・ 特に歯科医は問題で、私学6年間2500万円かけても30%が歯科医師国家試験に合格できず(合格率70%)、合格できても歯科医院がコンビニの1.5倍に増えすぎて、親がすでに歯科医院をやっていないとメシが食えないという惨状です・・・ この問題には、普通の医師と違って、研修医や勤務医といった選択肢が少なく、弁護士と同じように技術も未熟なのに、資格取得後「即独立」しなければならない事情もあるようです・・・ 「将来、これでやっていける!」と信じて、その道で頑張った若者があまりに可哀想すぎます・・・ 頑張って資格を取り、或いはキャリアを積んでも、それでメシを食えない訳ですから・・・ 注ぎ込んだ時間とお金を考えれば、これ程、悲惨な事はありません・・・ 彼ら若者としては「青春を返せ!」「オレの青春をどうしてくれるんや!」と言いたいでしょう・・・ 国としては、根元の問題である「定員」をまず減らすべきでしょう・・・ それを先ずしないで、小手先の国家試験の合格率を下げたり・・・未だにゴタゴタしています・・・ これでは、増々国民は国のやっている事(やろうとしている事)を信じなくなります・・・ 結局、官僚も政治家も日本の事を本気で考えず、自分の事しか考えていないのか・・・ このままだと、所謂、国家不信です・・・ そうならないためにも、官僚も政治家も、本気で日本の事を考えて欲しいと思います・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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