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カテゴリ:中小企業の生きる道
空手の教えに「空手に先手なし」という、こちらから先に手を出してはいけない意味の言葉がありますが、実際のビジネスでは「先手が有効」です・・・
オリンピックや国体で行われるヨットやウインドサーフィンのレースでも、先手であるスタートでほぼ90%勝敗が決まります・・・ ビジネスもマリンスポーツも、先手必勝という事ですねェ・・・ ビジネスで共存共栄と言うのは絶対あり得ませんし、トランクルームビジネスでも、先手必勝は言うまでもありませんが、その後も防戦一方ではジリ貧に陥ります・・・ ただ守るだけではドンドン客は逃げて行き、最終的には廃業倒産は目に見えています・・・ 今から約20数年前の織物業時代に、織物機械の100年に一度のイノベーションが業界を襲いました・・・ その時、取引商社から機械の更新の可否を問われました・・・ ちょうどその頃、サラリーマンから家業に戻ってきたところで、もし更新をしなかったら、せっかく帰ってきたのに織物ビジネスがジリ貧になるのは目に見えていました・・・ 私もまだ30歳と若かったし、子供2人もまだ小さかったので、何日か熟慮のうえ熟慮し機械設備の更新を決意しました・・・ 更新と言っても軽々しいものではなく、建物から機械含め設備をすべて更新する何億にもなる設備投資でしたので、社運と自分の命を賭けた決断でした・・・ やはり、その道で生きていくには、積極的に攻めていかないとダメだと思ったのです・・・ それが、長年続けてきた家業である織物業を守る、当時の私の使命だと・・・ しかし残念ながら、7年前に私の代で今のトランクルーム賃貸業へ「転業」せざるを得なくなったのは、未だに私の心のシコリとして残っていますが、ファミリーを何とか守ったという点で許しを得たいと思います・・・ 今の「本業本丸」のトランクルームビジネスを守っていくいう意味で、同業他社との差別化で、「ダントツの日本最安値」と「多種多様なサービスの充実」という織物時代と同じように、価格と品質を徹底的に追究するという積極的な攻めが必要かと思います・・・ 更に「狭く深く」というポリシーの地域密着型の不動産仲介業(売買、賃貸、コンサル)で、泉州の不動産屋のネットワークを活用して、トランクルームを外から守っていくという戦略を展開しています・・・ 今年は更に、引越し業界大手のサカイ引越センター様との正式な業務提携で、「異業種との連携」という新たな切り口で、更なるトランクルーム強化を既に図っています・・・ 来年は、トランクルーム内に自社運営管理のリハーサル「音楽スタジオ」をオープンする事によって、音楽ファンという「別の切り口」によるトランクルーム強化という波及効果を狙っています・・・ そこには、他の音楽スタジオにはマネの出来ない、弊社トランクルームならではの「楽器保管庫」の併設も計画しています・・・ という事で、トランクルームを死守するという意味で、昨今同業のライバルが増えている中、何もしなければジリ貧、廃業倒産・・・攻めて行って、やっと横ばい・・・まァ、商売人をやっている限り、攻めるしかない訳です・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.11 17:38:31
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