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カテゴリ:トランクルーム貝塚
連日、八王子市のトランクルーム殺人事件がテレビや新聞で報道されています・・・
日本で一番発行部数の多い読売新聞なんかは、もう3日連続社会面のトップ記事です・・・ これだけ毎日、「トランクルーム、トランクルーム」と連呼されれば、事の善し悪しは別にして認知度はかなりアップした事でしょう・・・(笑) ただ、今回事件を起こしたトランクルームが弊社と全くスタイルが違う「屋外型」のコンテナが登場しているだけに、視聴者のトランクルームに対するイメージの固定化を危惧します・・・ 弊社は、同じトランクルームでも真逆の2階建ALC重量鉄骨造「屋内型」なのです・・・ この辺の「違い」を視聴者に認識して欲しいと思うのです・・・ しかしこの事件、容疑者が外国に逃亡しているという事で、残念ながらナカナカ捜査が順調に進んでいないようです・・・ 今回の事件で、危機管理の重要性をより一層感じました・・・ 元々弊社は「賃料は安く、敷居は高く」という経営方針で、ダントツの日本最安値ですが、連帯保証人必須など審査はチョッと厳しめだったのです・・・ もし弊社が事件の起こったトランクルームのように、面談もなく免許証提示だけだったら、「激安賃料」を求めて行列のできるトランクルームだったかもしれませんが、クレーム処理などに奔走していたでしょう・・・ 織物時代は月産20万mの工場経営を、現場の主要部分と営業と経営(経理)の3つを「自分独り」でヤッテいましたので、クレーム処理で走り回ると経営が成り立たないと肝に銘じていましたので、品質管理を徹底していました・・・ 常に「自分独りの器の範囲で、どこまで出来るか?」を意識していたのです・・・ 子供の頃から親父から学んだ、不況や従業員の退職に伴うリスクに強い「他人に頼らない経営」を実践していたのです・・・ トランクルーム業に転業した時も、織物業で身に付けた基本方針を貫く意味で従業員を雇わず自分独りで運営管理(家族がフォロー)する為に、賃料を安くする代わりに審査を少し厳しくしたのです・・・ この辺の絶妙なバランスは、地域の需給バランスを推測しながら必須事項でした・・・ いずれにしても今後は、ダントツの日本最安値を維持しながら、これまであまり業界内でも意識や議論されてこなかった「危機管理」を更に強化したいと思います・・・ という事は、トランクルーム業界はまだまだ発展途上で、開発や研究の余地があるという事です・・・ まだまだ新しい業界という事は、経験値が圧倒的に不足している分、想定外の不測の事態に対する対応力が問題であり、それより以前の事故やクレームへの防御策が最優先課題なのです・・・ これまでのように、空き地にポンとコンテナを置いて、どんどんトランクルーム業界に参入してきた業者もこれからは淘汰されるでしょう・・・ 世の中、そんなに甘くはありません・・・ 賃貸マンション経営からトランクルーム経営に一部流れてきた土地活用を考えている地主層や、「コンテナ」タイプのトランクルーム業者も、今回の事件で目が覚めた事でしょう・・・ ある意味、数年前のコンビニ業界のように、自社オリジナルな開発と研究する業者だけが生き残る「戦国時代」に突入したと言えるかもしれません・・・ 弊社も戦国時代に生き残るために、日々イロイロと工夫しながら頑張って行かなければならないのです・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.11 10:20:20
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