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カテゴリ:ライフスタイル
「趣味に没頭したらダメ!」と言うのは昔からよく言われる事です・・・
あくまでも「本業(仕事)が一番」なのは、言うまでもありません・・・ しかし、趣味がなければ息抜き出来ませんし、本業(仕事)が「生きてこない」のも事実です・・・ 難しいですねェ・・・この本業と趣味との関係・・・ 学生の勉強とクラブ活動との関係とよく似ています・・・ 文武両道と同じように、仕事と趣味の両立とでも言うのでしょうか・・・ 仕事ばかりではストレスが溜まるばかりですし、サラリーマンだと定年になった途端、趣味がないとヒマ過ぎてビョーキになってしまいそうです・・・ サラリーマンで仕事オンリーだと、仕事を止めるとその日から突然、年金受給開始まで無収入で同時に社会との繋がりが無くなります・・・これほど男にとって辛いことはありません・・・ この「いきなり」というのは相当ショックです・・・事前の準備で上手にフェードアウトしたいものです・・・ まァ、その時趣味でもあれば、「生きがい」になるのです・・・ 男はある意味、コミュニケーション上手な女性に比べて生きるのがヘタです・・・ その辺のところを女性は酌んでやって欲しいのです・・・ まァ、趣味と言ってもギャンブルなどの生産性のないモノは避けたいものですが・・・ かといって現役で働いている時に趣味に力を入れすぎると、仕事が疎かになり会社や家庭が経済破綻しかねます・・・ 回りを見るとバブルの頃は、猫も杓子もゴルフゴルフでしたが、「今日はトラック1杯分打ちっぱなしに行った・・・」なんて自慢していたシングルプレーヤーほど、バブルが弾けて悲惨な結果になっています・・・ 要はバランスでしょうねェ・・・ これがまた難しい・・・ 40代半ばまで仕事:趣味=9:1くらいで、その比率がだんだん逆転して60~65歳の定年あたりで6:4~3:7くらいのイメージになっているのが理想ではないでしょうか・・・ バブル期は私も商社や銀行のお付き合いで一生懸命ゴルフをしましたが、中々上手くならなかったのが不幸中の幸いです・・・ 100を切っていれば、もっとゴルフにのめり込んで行って会員権を買ったかもしれませんが、いくら練習しても120止まりで途中で自分の運動神経に嫌気がさしたのが逆にヨカッタのです・・・(笑) 人生、何が吉と出るかホント分からんもんです・・・ まァ、待っていても何も始まらないので、自分なりに一生懸命もがいた先に、何かが待っているのでしょうか・・・? 空手やウインドサーフィンも20代前半に一生懸命しましたが、上手な人を目の前に自分の能力の限界を感じました・・・ 空手では流派の全国大会でベスト8常連の人と組手をやると、ボコボコにやられました・・・ とにかく突きや蹴りのスピードが全く違うのです・・・ 次元が違うのです・・・ 次元が違う(相手が上)相手と争っても無駄です・・・ 「これじゃ、いくら稽古を積んでもオレには無理だなァ・・・」と落胆したものです・・・ 更に、彼ら上段者の「根性の違い」に圧倒されました・・・ 自由組手ではどんな相手でも、「本気」でかかってくるのです・・・一切手抜き無しです・・・ 自分もヤラレル事を想定して、何処で買ったのか?当時非常に珍しい「金的カップ」を男の急所に付けていたのには驚きました・・・ 一応当時は「寸止めルール」ですが、ボディは多少当たっても仕方がないですが、顔面パンチをチョコチョコ当てられるのには耐えられません・・・ 言外に、例えルールのある組手試合で優勝しても、ルールのない実践では「ヤルか、ヤラレルかだ!」と言いたかったのでしょう・・・ まァ、経済学部を首席で卒業したり経済学の博士号を取得するのと、実際ビジネスで成功するのが、どちらかというと「反対」のような気がするのとよく似ています・・・ 学校秀才はサラリーマンとして出世する可能性は高いとしても、必ずしも一般社会の起業で成功しないところが、世の中のオモシロいところです・・・ かと言って、勉強やスポーツや武道の基本を疎かにすれば、箸にも棒にもかからないのは言うまでもありませんが・・・ ウインドサーフィンでは少し大きな大会(レース)に行くと、関東の有名な選手と一緒にレースする事があり、これがまた早い・・・ こっちがレースのスタート1分前に緊張しまくってモタモタしているのに、上手な人はスルスルと風を拾って、スーッと抜いて行くのです・・・ まるで、風が見えているように・・・ 差が大きすぎて反省のしようもありません・・・これじゃ、話にならないと・・・ まァ、これも次元が違うのです・・・ といった具合に、自分で一所懸命頑張った結果、「凡才のオレには、やはり普通の仕事しかない!それなりに趣味としてなら・・・デキるかも・・・?」という結論に達したのです・・・ 自分の「能力の限界(器)」を早い時期に知るのが、何より重要でしょうねェ・・・ 何かの映画で「俺はまだ本気を出していない・・・」とかエエ年をして、結局一生出さずにいる気の毒な中高年にはなりたくないものです・・・ まァ、自分の限界なんて見たくもないですが、早く分れば、人生の具体的な設計や計画が立てられますからねェ・・・ という事で、結婚してから自分の能力に完全に見切りをつけ、フォーカスを絞って30代、40代の20数年間を仕事に打ち込みました・・・ 勉強やスポーツや芸術は優れた頭脳やセンスが必須ですが、普通の仕事なら、才能や能力関係なしに、努力である程度カバーできるだろうと・・・ ただ、「本来の自分を見失ってはいけない!」という危機感から、暇を見つけては家族サービスでウインドを兼ねて海に行ったのでした・・・ 遠浅で子供でも安全に遊べるような浜しかイケませんでしたので、ウインド的にはNGでしたが、家族中心でしたので仕方のない事です・・・ という事で、仕事人間でありながら、ウインドを決して忘れないようにした事(縁を切らない、ゼロにしない!)が結果的にヨカッタのかも・・・ ゼロにすると、再開は不可能だと肝に銘じていましたので・・・ 空手とドラムは完全に縁が切れたかのように見えますが、実は皮一枚?で繋がっていたのです・・・ 20代から織物工場での肉体労働がキツカッタので、毎朝出勤前にストレッチをしていました・・・ 特に開脚ストレッチは、頭に中にボヤーっと空手の蹴り技をイメージしていましたので、無意識のうちに力を入れていたのだろうと思います・・・ コナミスポーツ(前のトークタウン屋上)のボディコンバットに行きだしてから、170度開脚して頭と腹が直ぐにペタンとついたのもこのお蔭です・・・ ドラムの方は、10年以上前に貝塚のドラムスクールに何ヶ月か通ったり、4,5年前に島村楽器の体験スクールに行ったりしました・・・ 何より、50年間ずっとだんじり祭りの大太鼓という「和太鼓」を叩き続けている事が、「感とノリ」を忘れないでいるのだと思います・・・ ドラムと和太鼓・・・同じ「タイコ」という大雑把な括りで、かなりコジツケかもしれませんが・・・(笑) それと音楽を聴いたり、ジムでダンスをしたりするのも、リズム感に好影響があるでしょう・・・ と、かなりポジティブな考え方で生きていますが・・・(笑) 趣味だからこれでイケるのであって、本業ならこんな呑気な事を言ってられないと思うのです・・・ しかし先日のスペイン旅行で、平日の夕方でも毎晩祭りのような賑やかさを見て、「人生を楽しんでいるなァ・・・」と思ったものです・・・ 「何のために生まれてきたのか?」という人生の根本的な事を考えさせられました・・・ そういう意味で、「俺はまだまだ、人生(趣味)を楽しんでいないなァ・・・」という結論に達したのでした・・・(笑) 棺桶に入る前に「ギャハハッ・・・俺の人生は楽しかった!全く悔いはないでェ・・・」なんて思って、誰にも迷惑をかけず、惜しまれてポックリ逝きたいものです・・・(笑) ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.13 15:28:15
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