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カテゴリ:トランクルーム貝塚
弊社トランクルームのお客さんで、画家の方がおられます・・・
以前、シャッター付きガレージに自分の作品(絵画)を保管されていたのですが、砂が下の隙間から侵入するというのと、夏の高温の室温で絵具が溶けるという事で、弊社に借り換えられました・・・ その方が、今度9月30日から10月5日までの間、天王寺の「茶臼山画廊」でご自身の個展を開かれるそうです・・・ 自分の作品を発表できるなんて、素晴らしいと思います・・・ アーティスト冥利に尽きると思います・・・ 私はかねがね、仕事としてミュージシャンや画家といったアーティストが最高だと思っています・・・ 自分の秀でた才能でメシが食えて、好き好きで仕方がない事を仕事にデキるなんて、どう考えても素晴らしい人生です・・・ 私も含めて、殆どの人間は羨ましいと思います・・・そんな事、デキませんから・・・ 殆どの人は優れた才能に恵まれず、好きな事を仕事にデキずに、仕方なくヤッテいるか?・・・或いは、私のように運命に逆らわず、仕事が好きだと自分に言い聞かせているのではないでしょうか・・・(苦笑) 私の場合、子供の頃からずっと絵や漫画が好きで自分の才能に自信を持っていて、保育園の頃は画家になりたいと本気で思っていました・・・ ところが、ある時保育園の運動場で、当時流行っていた「鉄人28号」の絵を、一つ下と2つ下の子か描き出して愕然としました・・・ メチャクチャ上手なのです・・・私より数段上・・・ この事件をキッカケに、画家になる夢を諦めました・・・ わずか6歳で、挫折したのです・・・(笑) 小中学校時代は、図画工作(美術)の成績はずっと5でしたが、とてもプロにはなれないと、いつも醒めた目で授業を受けていました・・・(笑) 高校に入ってから部活はオーケストラ部でしたが、芸術の選択は音楽を取らず、「美術と縁が切れる」のが心配で美術を選択しました(芸術だけは5を取りたいと)・・・ ところが、小中学校は得意の写実画だったのが、高校でいきなり「油絵の抽象画」です・・・ しかも、広い校庭の何処で描いても、何を描いても、ヤッテも(サボっても)自由という放任主義です・・・ 事実、かつて校庭にあった松林のベンチで昼寝をしていても、「ずっと、構想を練っていました・・・」で済みました・・・(笑) 課題を与えられて描くのは得意ですが、何もないところから描けというのに戸惑いました・・・ 自分の作品を先生に見せて面談するのですが「君はどういう風に感じたのか?」「君は何を考えて、こう描いたのか?」といった質問に応えるのに苦慮しました・・・(笑) 自分の脳ミソで考えて描け・・・という事でしょう・・・ 絵は手先が器用だけではダメで、「考える力」がないとダメというのを思い知りました・・・ そして、美術の成績は人生初の3です・・・ これには、ホント参りましたねェ・・・ しかし、割りと得意だった数学と写実画力を活かして建築士になりたいと、大学受験の現役時は工学部の建築学科ばかり3つ受験したのですが、ある大学で「絵の実技試験」もあったのですが(学科試験をカバーしようと)、受験して驚きました・・・ 当時の受験課題は「電話」のデザインです・・・ 私は一生懸命、家にある「黒電話(ダイヤル式)」を思いだし描いていたのですが、ふと斜め前の受験生を見ると、「プッシュ式のコードレス電話」を描いているではありませんか・・・ たかが電話でも、想像力を活かせという事でしょう・・・想像力の無い人間は、建築士は無理ですよという試験なのか・・・ 学科試験もイマイチでしたが、これでスベルと確信し、万一合格しても、建築士では一生「二流で終わる」だろうと、自分の絵の才能に落胆し見切りをつけました・・・ 帰りの電車は、案外スッキリし「次、行こう!」と気持ちを切り替えて、浪人確定でも明るかったように思います・・・(笑) あれから約40年、大学は英米語学科、建築建材金物メーカーの営業マン、家業の織物業と紆余曲折があり、今はトランクルームと不動産屋を営んでいますが、不動産の仕事で建築関連の仕事も多少絡んでいるのも皮肉なものです・・・ 人生、長い目で見ると、どう?転んでいくか分かりませんねェ・・・ いつまでもグチグチ思っているより、「人生諦めが肝心」・・・という事です・・・ 短期的に、喜んだり悲しんだりするのがバカらしくなります・・・もっとドッシリ構えて、いつも長期的な視野に立って物事を考えないと・・・と、自分に言い聞かせています・・・ ところで、今回の谷町筋の茶臼山周辺の画廊に、20代のサラリーマン時代の思い出があります・・・ 当時、建築建材金物メーカーの営業マンをしていたのですが、すでに長尺(4m)で業務用販売していた「ピクチャーレール」を、一般小売りにも販売しようと上司から新入社員だった私に特命で新規開拓を託されたのです・・・ 社会人になって初めての「飛び込みセールス」です・・・ 会社を出る時は「行ってきまーす!」と元気だったのですが、イザ、アポイントを取らずに飛び込みでセールスするとなると、急に怖気づいてきました・・・ 2時間くらい喫茶店で「イヤやなァ」とか「ヨッシャ、いくでェ」とか「ヤッパリ、明日イコ・・・」とか・・・イロンナ事が心の中で葛藤しました・・・ しかし、最終的には「ウリャー!」と気合で自らを奮い立たせ、席を立って行きました・・・支払いを忘れるほど・・・(笑) 結局、最後はゴチャゴチャ考えず、気合だったのです・・・ その日から3日間、天王寺から梅田までの全ての画廊と画材屋さんに、ピクチャーレールのサンプルを持って飛び込みセールスしました・・・ 「よくも、これだけあったのか?」というくらい回りました・・・200~300軒はあったでしょうか・・・ たった3日間でしたが、自分的にはチョッと「対人力」に自信がつきました・・・ 「量は質を上げる」「場数を踏む」重要性というのを、身をもって経験したのです・・・ それから、私のサラリーマンとしての「セールス人生」が本格的に始まったのでした・・・ それから30年、未だに好きな事を仕事にデキませんが、趣味として若い頃から好きだったウインドサーフィンや空手や音楽を、自分なりに生活にドップリ?取り込んでいます・・・(笑) そして、トランクルームと同じく日本最安値の畳30帖クラスの大型スタジオ(音楽&ダンス)「studio0724」経営(時間貸し)を(ドメイン取得済み)計画中です・・・ 他社の音楽スタジオにはない、トランクルームならではの畳15帖の大型の「楽器保管庫」併設をセールスポイントにしたいと思います・・・ 去年ブログで発表してから、電話やメールで「まだですか?」という問い合わせが多数あり、手応えを感じていますが、ナカナカ簡単にオープン出来るものではありません・・・ この場を借りて、オープン遅延の謝罪を申し上げます。 嘗て趣味だったドラムをビジネスという狭い意味だけでなく、儲けを度外視して、地元の音楽やダンスファンへの貢献と私自身の人生にプラスになるようにと・・・24時間稼働だった織物工場時代に苦労した「防音防振ノウハウ」を活かしたり、音楽関連のネットワークを駆使したり・・・と、実はイロイロと策略しているのです・・・ 「芸は身を助ける」・・・というか、受験勉強や本業に関係ない無駄で遊びみたいな事をイロイロやってきて、ホント良かったと感じる今日この頃です・・・ そして、そんな遊び人みたいでボンクラな息子の我がままを許してくれ、またイロンナ事で心配をかけてしまった天国の親父に感謝しなければ・・・ まァ、70歳頃には、子供の頃から好きだった絵をもう一度描きたいと・・・油絵の筆を握れるように・・・ という事で、絵画に興味ある方は、一度天王寺まで御足労願います・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.11 10:18:05
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