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カテゴリ:地元情報(貝塚市)
本日読売朝刊の三面記事にデカデカと「貝塚に サッカー王国」と載っていました・・・
記事によると、ブラジルのサッカー名門クラブ「コリンチャンス」が貝塚市に選手の養成などを目的としたサッカーアカデミーを設立する構想を進めているというものです・・・ 具体的な場所は特定していませんが、どうやら貝塚市所有の千石壮病院跡(37ha=11万坪)の一部のようです・・・ 千石壮と言えば、近所です・・・というか、同じ名越町です・・・ 私が子供の頃には大きな国立千石壮病院があり、周辺には職員宿舎、養護学校、看護学校、各種寮、関連の販売店や小さなスーパーがいくつもあり、ひとつの大きな町を形成していました・・・ 木島小学校の運動会の「町別対抗リレー」でも、5町の他に「千石壮・大良チーム」があったのです・・・ また大きなグラウンドやテニスコートもいくつかあり、子供の頃に町内の幼馴染らと野球やソフトボールでよく遊んだものです・・・ 夏は蝉取りの宝庫でした・・・ 市販の蝉取りネットでは小さくて間に合わないので、長い物干し竿に針金で輪を作り、工場で織った布を縫い付けて蝉を取ると、よく取れました・・・ 秋の祭りには我町だけ、だんじりを引っ張って千石壮病院へ慰問に行くのが毎年恒例でした・・・ 普段静かな病院も、この日だけは賑やかになり、患者さんの明るい顔を見るのが子供ながら楽しみでした・・・ 昔はアスファルトの道ではなくデコボコの地道だったので、町内を練り歩くのも大変だったのに、坂の多い千石壮病院へよく行ったものだと今更ながら不思議に思います・・・ 2か所病院があり、行く途中のカーブを曲がりきれずだんじりが暴走して溝にハマり転倒しかけたり、上り坂でバックしたり・・・ こういった日頃の町内会と病院とのお付き合いのお蔭で、我々地元の子供もグラウンドやテニスコートを無断で使っても何も言われなかったのでしょう・・・ しかし考えてみれば、「だんじりで慰問」というボランティアも、我々の町が初めてでしょうし、最近では東北震災へ行った一部の有志くらいでしょうか・・・ 今のだんじり祭は何処も、ギャラリーを意識した「やり回し」中心ですが、かつて名越でもあった地域性を考えたボランティアを少しだけ絡ませるのも、祭を地域に根付かせて、子供にボランティアの重要性(人間の優しさを知る)を教えるひとつの方法ではないでしょうか・・・ 昔の祭りはPTAもビックリ、小学生低学年から大人の春歌を歌ったり、酒飲んでケンカという生の人間模様を見て経験する絶好の社会勉強でもありましたが、実はこういった成長期に絶対必要な社会教育の一面もあったのです・・・ 子供の頃にこういった年上の大人達との付き合った経験をせずに、同級生だけと付き合い勉強ばかりしてエリートコースに乗ったとしても、社会人になっていきなり海千山千の実社会に放り出されて、よく鬱病になってしまうのも頷けます・・・ やはり、人生の最終目標は「社会で独り立ち(生きていく)」ですから、子供の頃からバランス良く徐々に「慣らし運転」して成長しなければならないのですから・・・ サラリーマン時代、1年に1回孤児院への慰問が義務づけられていました・・・ 営業で忙しい中、厭々初めて行ったのですが、子供らと一緒に遊んで帰り際、私の足を捕まえて離さない小さな子供を振り切って帰らざるを得なかったのには考えさせられましたが・・・ ボランティアに関し最近チョッと関心があり、ありきたりの誰も出来るボランティアではなく自分にしかデキない、自分が好きなボランティアはないかと、時々考えるのです・・・ そう考えると、やはり「ウインドサーフィン」「空手」「音楽」となる訳で、ウインドと空手は機会があればいつでも人に教える準備が出来そうですが、音楽に関してチョッと構想があるのです・・・ 今年「音楽スタジオ(music&dance)」をオープンする予定ですが、それと同時に自分のドラムを30数年ぶりに「基礎からリスタート」したいのです・・・ そして近い将来、お客さんの練習の発表の場としてスタジオを定期的に無料で開放し、ライブを無料で聴いて頂くのです・・・ ひとりでも多く生の音楽に触れ、音楽の素晴らしさを是非知って欲しいのです・・・ 私のドラムは上達次第、何処かのバンドに加入させて頂き、数年後には老人ホームへ慰問に行き、団塊世代向けのGSサウンドのカーナビーツの「好きさ好きさ好きさ」や、ジャガーズやゴールデンカップスといったナンバーを演奏したいですねェ・・・(笑) 「音楽で脳が活性する」というのは、中高年になると特に有効です・・・私が毎日実践していますから・・・(笑) 自分が本当の老人になった15~20年後は、ディープパープルやレッドツェぺリンといったハードロック、アースウインド&ファイヤー、クール&ギャングといったディスコナンバーも演奏して、同世代らを勇気づけたいですねェ・・・(笑) まァ、ブラジルのサッカーアカデミーが出来たら、名越のだんじりの「コース」に組み込むのも良いアイデアではないでしょうか・・・ 特に平成29年の名越の新調だんじりに間に合うとイイですねェ・・・ そしてアカデミーが出来る事によって、建築土木や不動産関連だけでなく、施設維持として継続的に地元に大きな経済効果が期待できそうです・・・ 年始早々良いニュースが飛び込んできて、今年はイイ年になりそうです・・・ 貝塚市も、これで「浮上」するキッカケになればと思います・・・ 近隣の岸和田市は「だんじり祭」、泉佐野市は「関空とタオル」、熊取は「学園都市」というイメージがあるのに、貝塚市は何もないのです・・・ かつては「織物とワイヤーロープ」でしたが・・・ これからは今回を機に地元に根付いた「サッカー」と、今後の観光立国を意識して個人的には貝塚オリジナルの「左甚五郎の里」を前面にアピールした貝塚市を目指して欲しいものです・・・ しかし、今回の千石壮から私の住んでいる名越町一帯は、戦国時代は今の千石壮橋のある近木川を挟んで大阪の豊臣勢と和歌山の根来衆との戦場(合戦場)だったのです・・・ 水間線名越駅に隣接している所が「高井城」跡で、千石壮病院正門右手の小高い山を登った所に「千石掘城」跡があり、どちらも根来衆の出(支)城で、最終的に根来衆は豊臣勢に追い込まれ、高井城を捨て千石掘城に立て籠もって戦っていたのですが、根来衆が破れ落城してしまいました・・・ 子供の頃に、近所のお年寄りからそんな名越の言伝えを半信半疑で聞いていたのですが、本当の歴史だったんです・・・ 地元にそんな歴史が500年前にあり、これからブラジルのサッカー学校できるなんて、誰が想像したでしょうか・・・ という事は、今から激動の500年後の名越には外人だけでなく火星人も住んで、一緒にだんじりを引っ張っているかもしれませんねェ・・・(笑) ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.07 06:38:38
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