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カテゴリ:オーディオ・ビジュアル(AV)
システムバスで、オプションで付けたサウンドシステム(オーディオ)がついに壊れました。
湯船に浸かりながら、マッタリと音楽を聴くのが楽しみだったのに・・・ iphoneを風呂の外からジャックにコードを繋ぎ、多少ショボイ音と思いながらも満足げに聴いていた自分がありました・・・ しかし反面、壊れた時にニヤリとする自分もいて複雑です。 というのは、ここ2,3年風呂で聴ける防水機能を持ったブルートゥース(周辺機器をワイヤレスで使える近距離通信規格)・スピーカーが結構販売されて、風呂でのオーディオ環境が格段に進化しているのです・・・ そこで風呂メーカーへの修理は依頼せずに、直ぐにいつも行く岸和田の上新電機で、迷わず防水機能を持った2ヶ月前に発売されたばかりのJBLのブルートゥース・スピーカー(FLIP3)を買ったのです。 最近、防水機能付きのブルートゥース・スピーカーは他にも沢山販売されているようですが、信頼のJBLだからこそ買ったのです。 JBLとBOSE・・・この2つのスピーカー・ブランドは40年前オーディオ小僧だった私にとって、全く手の届かない憧れのブランドだったのです・・・ 高校生になってから自分の小遣いで初めてソニーのコンポを買い、大学生になってからアンプは何処がイイとか、スピーカーはこれやでェとか、日本橋にチョイチョイ足を運んでオーディオにチョッと凝り始めたのでした・・・ 実際それでも、私の買ったオーディオ・スピーカーはJBLやBOSEの半額以下のケンウッドやソニーだったのです。 それでも1本5,6万円はしたように思います。 金の無かった学生にとって、スピーカーだけに金を掛ける訳にもいかず、プリメインアンプやカセットデッキ、オープンリールデッキ、レコードプレーヤー、レコード針とトータルで音響機材で30~40万円に抑えないと、ランニングコストであるLPレコードやテープ(カセット、オープン)に回す金が捻出出来なくなるのでした。 40年前の若い頃に、一口に趣味で音楽を聴くと言っても、実は金銭面で大変だったのです・・・ LPレコードもそんなに買える訳でもなく、厳選して本当に好きなアーティストしかアルバムを買えませんでしたので、基本的には深夜のクロスオーバーイレブンとかのFMラジオ音楽番組からオープンデッキに落とし(もちろんタダで)、それを選曲してカセットデッキにダビングという作業をほぼ毎日繰り返していたのです・・・ その為に毎週「FMレコパル」や「週刊FM」といった音楽雑誌を買い、エアーチェックする曲を暇さえあればせっせと赤ボールペンで線を引いていたのでした・・・(笑)。 特にカセットテープへのダビングは、ノイズリダクション(ノイズを抑圧・軽減する、信号処理の一種=ドルビーやANRS)を掛けるか否か同じ曲でも2種類テープをダビングしていたのです。 デジタルのCDやDVDと違ってアナログのレコードやテープは雑音が多く、生で聴くときやテープにダビングする際に、そのノイズを低減させるのがマニアの間で暗黙の命題だったのです・・・ 特に昔のカーオーディオは一歩家庭用より遅れていましたので、ノイズリダクション・システム採用も遅れていたのです。 そんな苦労は、CDやDVD主流のデジタル音響時代になってからは何処かへ忘れ去られてしまいましたが・・・ しかし、皮肉な事にまたアナログのレコードが見直されつつあります。 CDは確かに音質がイイですが、人間に聞こえない22000Hz以上の周波数をカットして録音していますが、レコードは音質は悪く雑音も多いですが、それ以上の周波数を録音していますので、比べて聴くとレコードの方が音に深みがあって断然「イイ音」なのです。 長年CDの音に慣れてきた現代人にとって、これは正に驚きの発見です。 まァしかし、本来の音楽を聴くのも音響機材をイジルのが好きでしたから、こんな邪魔臭そうなことも結構楽しんでヤッテいたのです・・・(笑)。 そんな昔の経験を活かして、今でもトランクルームや不動産のホームページやブログの更新で写真や動画の更新を楽しんだり、iphoneで音楽を楽しみまくっているのかもしれません・・・(笑)。 しかし今回のJBLスピーカー、風呂で聴くともう音がサイコーです・・・ 風呂という狭い空間は音が反射しますので、少しの音量でもまるでライブ会場のような響きがするのです。 特に、洗い場の床に置くと、なかなかイイ重低音が響きます・・・ 正に贅沢で、たった1万3千円でデキるコスパ最高の音響空間です・・・ 私の残り少ない余生に、座布団2枚です(笑)。 私の好きなディスコ&ソウル系や、ハードロック系やジャズ&フュージョン系がピッタリです。 また、疲れ切ってマッタリ風呂に入っている時は、小野リサあたりのスローテンポなボサノバが身体に沁み渡ります・・・ やっぱり、手のひらサイズですけどJBLやなァ・・・と感じる瞬間です。 ホントに、風呂のオーディオが壊れてくれてありがとうです・・・(笑)。 壊れていなかったら、いつまでもショボイ音を聴いていて、この「新しい世界」を知らないままだったのです・・・ 人間、たまに人生(生活)を振り返って、このままでイイのか?と自問自答するのもイイでしょう・・・ ひょっとして、今よりイイ人生が待っているかもしれませんから・・・? という事で、トランクルームの事務所ではONKYOのミニコンポ、家のリビングではBOSEスピーカー、風呂ではJBLスピーカー、軽トラックではパイオニアのコンポと、暇さえあればiphoneで音楽を楽しんでいます(軽トラ以外はブルートゥースで)・・・ ビーチではBOSEに替わって、これからはこの防水仕様のJBLか? 更に最近、家のテレビをスマートテレビにブロードバンド契約を変えましたので(テレビを買い替えずに)、42インチの大画面でYOU TUBE音楽を楽しんでいます・・・ 都会と違って、トランクルームも自宅も他所の家と隣接していませんので、ソコソコの大音量で聴ける環境に感謝です・・・ 私のiphoneには、もう1500曲以上の曲が入っているように思います。 音楽に囲まれた環境が、日々の仕事や家庭でも色んなストレス発散に自然となっているのでしょうねェ・・・ しかし、今の若者は好きな音楽をタダ同然でいくらでも聴けるので、幸せだなァとしみじみ思います・・・ デジタル社会がもたらした「音楽はタダ?」という恩恵を正に享受しているのです。 我々が若者だった3,40年前のアナログ社会は、音楽を聴くのにコストもエネルギーも相当かかりました。 音楽業界ひとつとっても、世の中がデジタル社会になって需要側のエンドユーザーは恩恵を受けますが、供給側の制作会社もアーティストも儲からなくなりました。 デジタル化でマーケット自体は拡大していますが、これまでと同じ仕事をしていると供給側が儲からないという、非常にアンバランスな構造になってしまっています。 という事は、全く正反対のライブとかいったアナログの分野なら勝負が出来るのではないでしょうか・・・・? そんなところに音楽以外の分野(業界)にも、これからのビジネスのヒントが転がっているのかと考える今日この頃です・・・(笑) 大企業がデジタルを前面に押し出さざるを得ない経営体質なので、尚更我々中小零細企業は「逆張り」発想も必要かと思うのです。 そして、次のiphone7で防水機能がつけば、風呂の中で選曲が出来るので、言う事なしなのですが・・・ ここもポチッと押してください!ご協力お願いします! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.30 17:21:18
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