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カテゴリ:海外旅行
先日、ハワイへ行ってきました。
チョッとした2週間のロングステイです。 約20年ぶりのハワイです。 ホテルとチケットだけの格安ツアーでしたので航空会社は選べず、残念ながらハワイアン航空でした。 ハワイアン航空は何処のアライアンスにも加盟していませんので、私のマイル(スターアライアンスのユナイテッド航空のマイレージプラス)が貯まりません。 それどころか、ハワイアン航空は米国本土とハワイ諸島間だけマイルが貯まるシステムで、日本ーハワイ間は積算対象外だったのです。 参ったなァ、こりゃ・・・せっかく片道7,8時間も乗るのに、勿体ないなァと・・・ そこで、ダメ元でチョッと研究したところ、なんとマイルが貯まる「裏ワザ」を発見しました! 日本には就航便の無い(今年2月撤退)イギリスのヴァージンアトランティック航空のマイレージだと、ハワイアン航空のチケットの「予約クラス」によってマイルが貯まる事が分かったのです(今回は帰りの便だけ加算)。 というのは、ヴァージンアトランティック航空はユナイテッド航空と同じスターアライアンスのANAと提携しているのです。 つまり、ハワイアン → ヴァージンアトランティック → ANA → ユナイテッド というように、迂回してやっとマイルがゲットできたのです(手続きはこれから)。 マイレージ(マイルを貯めて無料航空券をゲット)はチョッと複雑です。 多くの人は、その複雑さにさじを投げて損をしています。 しかし、その複雑さも順序立てて研究すればそれほど難しいことはなく、誰もあまりしないからこそ価値もあり妙味もあるのだと思います。 全く、商売ビジネスと同じです・・・ そこは、ヤルかヤラナイか?・・・たったそれだけの違いで大きな違いを産むのです・・・ 前置きはこれくらいにして、今回のハワイ旅行は一言で言うと「サイコー!」でした。 改めてハワイの良さを感じ、また行きたいと・・・ 20年前は小中学生の子供3人連れての家族旅行でしたし、取引先に旅行の件は極秘でしたので(オファーが逃げてしまうので)、旅行中に日本からの転送の国際電話が私の携帯にバンバン掛ってきて、とても旅行気分ではなかったのが正直なところです・・・(笑)。 時差が19時間もあり、家族で綺麗な夜景を見に行っている時(日本は昼間のビジネスタイム)に「まいど~、糸の出荷2日遅れるけどイイ?」「もう1円負けてくれへんかな?」なんて電話があると、興醒めもいいとこです・・・(笑)。 混乱する頭を切り替えて「そらアカンわ、1日しか待てへんでェ」「無理や、せいぜい50銭やなァ」と、切り返すのです・・・(涙)。 夜中の0時過ぎに「運送屋さんに交渉して、何とかなりました」なんて電話に起こされた時は涙が出そうになりました・・・(笑)。 私の子供の頃もそうでしたから、そこは、家族には悪いですが、公私が完全に割り切れない、零細企業経営者のツライところです・・・(涙)。 今回は子供がいない分、存分に楽しめました。 滞在ホテルのあったワイキキはもちろん、ダイヤモンドヘッド、シーライフパーク、カイルア、ノースショア、ホノルル動物園、水族館、フォスター植物園、タイムシェア(リゾートホテル)見学会、パールハーバー、クリスマスパレード、サーフィン、スノーケリング、ポリネシアンダンス、HAKA(民族舞踊)、ホテルのプール&ジャグジー、カフェ「ビーンズコーヒー」、ライブバー・・・ オプショナルツアーに参加すると集合時間が早過ぎ、朝食もトイレも忙しないので一切行きませんでした。 日本でいる時は基本的に「22時就寝4時起床」の優等生でしたが、ハワイでは特に何も決めずに「0時就寝7時起床」くらいだったでしょうか。 朝は自然と目が覚めるのに任せ、ワイキキをブラブラしてカフェでカフェラテとパンかケーキで朝食です。 そして、トイレをキチンと済ませてから「今日は、どないしょ?」の行き当たりバッタリです・・・(笑)。 時間は充分にありますし、これがロングステイの醍醐味です。 普段の仕事が直前まで忙しかったため、下調べも不十分だったこともありますが、事前の本やネットの予習では分からない事の方が多く、またアクシデントも旅の愛嬌ですし醍醐味です・・・ 今回は地元の路線バス(ザ・バス)を存分に利用してカイルアやノースショアといった遠方に行きましたし、ツアーについていた無料のトロリーバスも上手に利用してワイキキ周辺をウロウロしました。 日本で10年に1回くらいしかバスに乗らないのに・・・(笑)。 以前のイタリア旅行の時もそうでしたが、本の情報が古い場合が多々あるというのを感じましたねェ・・・ 2冊は持って行かないと・・・ 私のような自由旅行の場合は「現地に住んでいる日本人のブログ」の情報も結構役に立つことが多いと感じました。 ウインドサーフィンの聖地である「カイルアビーチ」に現地のバスで行った時はカイトボーディングがメインで、たった1人しかウインドサーファーがいなかったのには驚きと共に非常に残念でした・・・ というか、ウインドの神様と言われるロビー・ナッシュを始め、殆んどのウインドサーファーはマウイ島に移住したようです。 ホノルルのあるオアフ島には、何万人ものサーファーがいるのにウインドサーファーがたった一人という事か??? ならば、夏の風の強い日には沢山のウインドサーファーで賑わう大阪の二色浜やマーブルビーチを考えると、まだまだ日本はウインドサーフィン大国か??? 日本では超マイナーだと思っていたウインドサーフィンは、実はまだまだ根強い人気があったとは・・・ ネットやマスコミや他人の噂に惑わされず、実際自分の目で見る事の大事さを痛感する次第です。 自分の五感で納得、腑に落ちる・・・これが大事なのです。 まァしかし、ホノルルの気候は年間を通じて19℃~31度で、雨季でも降水量も少なく、心地よい風が何時も吹いていて、汗をかく事もなく、正に地上の楽園です・・・ 今はハワイも冬の雨季ですが、21℃~28℃で、2週間の間雨が降った事は殆んどありませんでした。 大阪の夏の35℃を超える蒸し暑さや、冬の0℃近い寒さは、確かに身体に悪いはずです・・・ 空手の稽古にはエアコンはありませんので、夏は道着を着た途端汗が出ますし、5分も動けば汗が噴き出ますし、真冬は足の指が痺れて感覚がありません・・・(笑)。 なんで、年取ってこんな事せなアカンのやと・・・(笑)。 何処へ行くのも地元の路線バスを利用しましたが、そりゃ縦横無尽に沢山の路線がオアフ島を走っており、一見何が何だか分らないようですが、メチャクチャ細かい時刻表もありますが、路線バス用のアプリもあり、それをスマホにダウンロードすれば、自分の現在地から一番近いバス停を検索できますし、乗るバスが今どこを走っているのかGPSで位置まで教えてくれるスグレモノです・・・(驚)。 とにかく、旅行者にとって便利この上ないです・・・ 日本から持って行ったガイドブックや地図は、情報が古くてあまり役立ちませんでした。 という事で、楽しすぎたハワイ旅行も、とても美味しかった現地料理も、「日本の3倍」の食費だけが頭痛の種でした。 そして、ホテルの近くにあった日本のチェーン店「丸亀うどん」があれほど流行っているとは驚きでした。 いつ行っても長蛇の行列で、実際に入って食べましたが、日本のそれより堅くてコシがイマイチで高いのに何故か不思議でした・・・ 滞在中、ハンバーガーやビーフステーキを沢山食べましたが、やはり「日本人には日本食が一番!」と強く感じましたし、何より日本は安くて美味しい(特に大阪は)! この点、日本は大いに自信を持ってイイと思いますし、外人観光客が大阪に大挙して押し寄せるのも納得です。 しかし、テロの影響か入国に関して両手の指紋を取られたり事前にESTA(電子渡航認証システム)を申請しなければならなかったり、出国に関して3重の検査があったりして少し厳しさを感じました。 これが世界の現状かと・・・ また、ハワイの物価高(全米一)のためか、ホームレス(乞食)の多さにビックリしました。 日本と違って、ハワイは年中外でも暮らす事が出来るからでしょうか? アル中かヤク中か、チョッと言動や行動がオカシイ人間も多く、目の前でホームレスのアル中のタカリが逮捕されたのはビックリしました・・・ しかし、現地人も旅行者も全般的に「アロハ!」「マハロ!」と誰に対しても大きな心でフレンドリーで、見習うべき点かなと反省します・・・ 路線バスに乗っても、年寄りが乗ってくると、サッと席を譲る光景には日本の古き良き「昭和」を思い出します・・・ という事で、旅行前に成約しかけた不動産取引が帰国後流れたのにはチョッと悔いが残りましたが、それ以上の実り多い旅行となりましたのでヨシとしましょう・・・(笑)。 【オススメの関連記事】これはメチャ便利!ハワイでUber(配車アプリ)利用! 【オススメの関連記事】ハワイのトロリーバス(lealea&ピンク)が無料になる裏ワザ 【オススメの関連記事】これがハワイ・ロングステイ(1か月)の楽しみ方と節約術 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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