トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

昨年から始めた「レンタル自習室０７２４」（トランクルーム貝塚　本館１階　貝塚市名越６６１　０７２－４４６－０７９８）は、ボチボチではありますが地元で認知度が広がっているようです。

１番の特徴は元々トランクルームの部屋という「完全個室」になっていますので、集中して勉強できるというユーザーの声です。

確かに、図書館の自習室では長机をパーテーションで区切っただけですから、隣との距離は２０センチしかありませんので、チョットした物音でもNGです。

携帯電話や電卓やパソコンの使用NGが殆どです。

また、体臭や香水がキツい人が隣にいると最悪です。

更に、机で寝る人も少なからずで、イビキをかかれると勉強どころではありません。

知り合いの友達に会ってしまうと、無駄に喋ってしまうのも図書館のデメリットです。

私も浪人時代に図書館をよく利用しましたので、その辺の事情はよく分っているつもりです・・・（笑）。

カフェチェーンで１杯のコーヒーだけで長時間ねばって勉強するのも、店員さんの目が気になって気が引けるようです。

気の弱い私なら、１時間も持ちません・・・（笑）。

元々地方である泉州エリアでのカフェチェーンが少なく、最近岸和田カンカンのスタバも無くなった為、その一部がこっちに流れているようです。

織物時代は川中のB to Bビジネスで全く川下のエンドユーザーを意識していませんでしたが、エンドユーザー相手のトランクルーム等のビジネスを始めてから、このような実際のマーケット動向が分かるようになり、「商売って、オモロいやん・・・」と思うようになりました・・・（笑）。

また、自宅だとネット、ゲーム、テレビ、オーディオ、冷蔵庫といった誘惑だらけです。

その点、弊社の完全個室になっている自習室は館内はシーンとしていて、静かすぎるくらいです。

人の性格や性質も様々ですが、ざわついている方が勉強できると言う人もいますが、大概の人は静かさを求めるモノです。

この「静かさ」が弊社の付加価値と言えるでしょう。

その静かさの元になっているのが、一般的に遮音性能は４０デシベルと言われている１００ミリ厚（一般住宅の２倍）のトランクルーム建物のALC壁だったのです。

このALC壁と部屋のドアで、殆ど外の音が自習室の部屋に入ってこないのです。

ここでも、元織物工場の性能が自習室にするとオーバースペックになってしまったのです・・・（笑）。

遮音性の高い建物に更に仕切りをして完全個室にしていますので、従来どこの自習室でも禁止の電話やパソコンや電卓はOKなのです。

大学受験や資格試験勉強でも、電卓やパソコンはつきものです。

特に税理士は経理計算で電卓は必須ですし、弁護士は六法全書を暗記するのに口でブツブツ言って覚えますから、完全個室は正にピッタリです。

それと弊社のこれも「完全個室制」卓球場もそうですが、競技者レベルになると「練習をライバル（他人）に見られたくない」という心理が働くようで、弊社「完全個室制」自習室も同級生に必死で勉強しているところを見られたくないというユーザーさんの心理が働いているようです。

最大のライバル？である公共図書館の自習室は、無料ですのでイイ席を確保するのが大変みたいですし、年末年始や盆は閉まっていますので、年中無休で６：００～２４：００まで営業している弊社に流れてくるのでしょう。

また学習塾の自習室もライバル関係になりますが、こちらも連休があるようで、そういう時期だけ弊社に流れてきますねェ・・・

弊社のスタンスとして自習室を本業でやっている訳でありませので、そういったスポット利用でも充分OKなのです。

という事で、この「レンタル自習室０７２４」をある時パッと閃いてトランクルーム貝塚の単なる「空室対策」として始めた訳ですが、貝塚卓球センターと同じように従来の自習室に無かった「完全個室制」をウリにすると、お客さんの反応が有ることに手応えを感じます・・・

人口が多くオフィス街の都会なら自習室「単独」でも、音楽スタジオや卓球場のようにビジネスになるかも知れませんが、地方の貝塚ではこんなニッチマーケットに今後もライバルは現れないでしょうねェ・・・（笑）。

　　　　　


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