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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
弊社「スタジオ0724」の利用客の90%が音楽利用ですが、その大部分が「軽音楽」、いわゆるミキサーやアンプやマイクといった電気を使ったバンド練習です。
所謂、人工的な音を作り出しているのです。 しかし、それらを使わない「生音」だけの10人以上で編成された吹奏楽や弦楽器でクラシックやジャズの練習をされる方もおられます。 元々私は鳳高校オーケストラ部(管弦楽)出身なので、生音の素晴らしさも体験しています・・・ 防音と防振対策を完全施工した音楽スタジオでボーカルとアンプを最大音量でガンガン演奏しまくる一方で、割と静かに管楽器や弦楽器でクラシックやスタンダードジャズを奏でるという使い方もあったのです。 弊社スタジオがメインとする顧客の「軽音楽」とは一味違った音楽の世界で、楽曲も軽音楽のポピュラーやロックと対局にあるクラシックやジャズなので、別世界の音楽と言えるでしょう。 何百年も前からあるクラシック音楽は、あらゆる音楽の基本になっています。 その基本を多感な高校時代に生音で学んだ(演奏)した経験が、今のビジネスとプライベートを含めた「音楽ライフ」に大いにプラスになっているかも知れません・・・ これを完全に成熟した3,40代の大人になってから始めても既に遅しで、ココまで人生に影響を与えなかったでしょう・・・ 今ドップリ浸かっているロックも、基本はクラシックやジャズにあったのです。 特に中学生から大ファンのアメリカのブラスロックグループ「シカゴ」のメンバーの大半は、音楽大学でクラシックやジャズを専門に学んでいますので、私もシカゴを聴きながらジャズやクラシックっぽい曲に大いに感動したモノです・・・ 何でも基本が大事という例で、現在世界中に普及しているフルコンタクト空手(極真系)ですが、実はその基本が2020年東京オリンピック種目にも採用される寸止め(ノンコンタクト)空手と呼ばれる伝統空手(剛柔流、松濤館流)であるという事実は、空手関係者以外にあまり知られていません。 私が高校生だった40数年前は、どこの高校も音楽系の部活は吹奏楽(ブラスバンド)、管弦楽(オーケストラ)、フォークソング部、クラシックギター部くらいで、今主流の軽音学部というのは殆どなかったのと、同じ頃殆どフルコンタクト空手道場は無く伝統空手道場しか無かったのと全く同じ状況です。 40数年で業界地図が全く変わってしまったのです・・・(驚)。 世の中の文化や経済の変遷というのは、瞬間をとらえればホント微々たる変化ですが、その臭いを嗅ぎ分けれるごく少数の者だけが、時代の先取りをデキるのでしょう・・・ という事で、祖父の代から泉州の地場産業の織物業を営んできて、12年前に転業せざるを得なくなり、今トランクルームと不動産屋、音楽スタジオ、卓球場、自習室と5つのビジネスを一人で営んでいるという状況に目まぐるしく変わってきました。 しかし、40数年全く変わっていないアナログティックなモノとして、ドラム(だんじりの太鼓も含め)と空手の型を今でも熱心に取り組んでいるというのも不思議な気がします・・・(笑)。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.06 11:35:57
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